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なぜ作品を作るときに悩むのか

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作家は作品を制作するときによく悩みます。

 

悩むのも作品制作の一部といってもいいでしょう。

 

 

なぜこんなにも悩まなければならないのか。

 

作家は作品を制作する過程において、制作前はコンセプトのアイディアや構図に悩み、

制作中は作品のバランスや配色について悩みます。

悩みが絶えません。

 

悩みの種類はいろいろありますが、すべて同じ所に行きつきます。

それは「美しいものを作る」ということです。

より美しいものを作るために悩んでいるのです。

 

 

美しいって何?

ですが、この「美しい」ってすごく抽象的で曖昧な言葉だと思いませんか?

よく考えてみてください。答えが出せないですよね。

美しいって何だろう。ここでもう悩んでしまいます。

 

数学や理科の試験のように丸とバツで決められるものでも無いですし、

だれかが美しいと言ったものでも他の誰かはそうじゃないという。

美しいは誰が決めるの?自分?他人?

 

なんて考えてしまします。

 

私の大学の教授がよく言っていたことがあります。

”現代の「美人」と江戸時代の「美人」は同じですか?”

という質問です。

 

答えはノーです。

美しいという言葉は周囲の価値観が集まって決まるもので、

その時代や地域にも大きく左右されるということです。

 

そんな抽象的で曖昧な「美しい」を求めて、作家は日々悩み作品を制作するのです。

 

 

ですが、もし仮に自分の「美しい」が完璧に表現できたとします。

その作家は次に何を作るのでしょうか。

理想の完璧な「美しい」はもう表現できています。

次は何を目標作るのでしょう。

 

実は「美しい」を完璧に表現できてしまうともう作品を作らなくても良くなってしまうのです。

それ以上の目標が持てないのですから。

 

ですから作家はみんな理想の「美しい」を求めて悩んでいるのです。

その悩みは作家である以上決して消えない悩みであり、その悩みの過程で生まれたものが作品なのです。

 

 

 

 

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