美術予備校の講師になるには?
今回は美術予備校の講師になる方法について解説していきます。
美大生のアルバイトの選択肢として最も有力なのが美術予備校の講師です。
予備校の講師は美大生にとっては自分の経験を最も活かせますよね。
まずは実技を極めて、難関美大に合格しよう!
美術予備校の講師になるには自分の実力があることが最も大切。
実力をつけて、難関美大に合格することが最低条件になります。
関東圏であれば、東京藝術大学がよく、少なくとも多摩美や武蔵美には入っていないといけません。
ほかの美大だと予備校の講師になるのはかなり難しいです。
当たり前ですが、予備校講師は実力があることが最も大切です。
採用枠自体が少ないため、大手予備校の中でもトップクラスの実技でないとなかなか入れません。
一方で東京藝術大学だと校内の求人にも多数の予備校求人が掲載されているので、困らないはず。
美術予備校の講師は美大生のアルバイトが多い
美術予備校の講師は意外と現役の美大生のアルバイトの人が多いです。
受験から間もないため実力が衰えておらず、また、受験生ともより近い話ができるためです。
僕の通っていた美術予備校でも、半分くらいは現役の美大生のアルバイトが来ていました。
大学生のほうが美大の傾向や、受験の雰囲気をよく知っているので、相談にも乗りやすいですね。
美術予備校の講師になるには?
ここからは具体的に美術予備校の講師になる方法について解説していきます。
方法は主に下記のとおりです。
・通っている美術予備校でアルバイトを募集していないか聞いてみる
・美大専用の求人募集を探してみる
・通っている美術予備校でアルバイトを募集していないか聞いてみる
まず手っ取り早いのが通っている美術予備校で求人募集をしていないか聞いてみましょう。
美大生のアルバイトは毎年入れ替わりがあるので、入れる可能性があります。
もちろん、予備校でトップクラスの成績でないとなかなか難しいですが、聞いてみる価値はあります。
自分の通っていた予備校なので、自分の気持ち的にも入りやすいと思います。
自分の通っている予備校の講師に気に入られることも結構大切だったりします。
・美大専用の求人募集を探してみる
美術予備校のアルバイトは美大の専門の求人に掲載されている可能性が高いです。
美大には専用の求人募集の掲示板があり、そこでは美大生にしかできない求人が多数あります。
そこに予備校の求人募集がされることがたまにあるので、定期的に確認してみましょう。
予備校の講師でなくても造形屋や、作家のアシスタント、デザイン事務所などの求人もあるので、ぜひのぞいてみましょう。
校内の掲示板や、専用のサイトがあるはずなので要チェックです。
詳しい探し方についてはこちらで解説しています↓
ポートフォリオを作ろう!
美術予備校に限らず、美術系の就職やアルバイトにはポートフォリオが必須となります。
美術予備校のポートフォリオの場合、受験期の作品と問題文、制作のポイントをまとめたものがあると良いです。
点数は10~20点前後で、モチーフは石膏像から静物、人体まで幅広くなるように掲載しておきましょう。
作品写真は必ず実物と近くなるように画像補正をかけるのを忘れずに!
予備校講師でなくても、絵画教室なら入れるケースも
美術予備校の講師は求人が少ないので入るのは難しいですが、子ども向けの絵画・造形教室であれば募集しているケースが多いです。
絵画教室も美大生のスキルが生かせるので、おすすめ。
特に教職を取っている人には最適です。
絵画教室の求人は一般の求人で募集されていることも多く、indeedやマイナビ等でも探すと出てきます。
ほかのおすすめの職種についてはこちらで解説しています↓
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