美大生=就職できない?美大の何が生かせるか

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今回は美大生は就職できないのか?

という問題について考えていきたいと思います。

結論から先に言うと

「そんなことは無い」

です!

事実、私の通っていた武蔵野美術大学では就職希望者の就職率は90%以上です。

ではなぜ美大生=就職できない といういイメージがあるのか

「美大生=就職できない」というイメージの原因

美大生は就職できなさそう、、、、、、

って思う人って結構多いですよね。

その原因は

「美大生は作家になる人がいる」

ということだと思います。

事実、作家志望の人に限って言えば、大学卒業後に

どこかに就職せずにアルバイトをしながら作品を作るというひとが多いです。

以下の表を見てください。

2017年度進路状況表

学科卒業者就職希望者就職者進学者その他
作家活動を含む
就職率
(就職者/希望者)
日本画学科331717412100%
油絵学科1437057315581%
彫刻学科351515911100%
視覚伝達デザイン学科108878162193%
工芸工業デザイン学科138989183993%
空間演出デザイン学科98655993091%
建築学科764238162290%
基礎デザイン学科78524722990%
映像学科89534793389%
芸術文化学科75534742489%
デザイン情報学科105868102494%
9786385809830091%
  • *2018年5月1日 現在

引用:武蔵野美術大学HP 2017年度進路状況表 http://www.musabi.ac.jp/career/alumni/data/

全体の卒業者数の約三分の一が作家志望です。

しかし、残りの三分の二は就職です。

意外と多いですね。

「美大生=作家になる」というのはみんながそうではない

ということが分かりますね。 

そして、就職希望者のうち、90%以上の就職率になっています。

また、就職していない人も自分探しをする人や、作家になるか考えたいという人、本当に自分のやりたいことを仕事にするために保留にしている。

という人が混じっています。

なので、本当に就職したい!という人の就職率はもっと高いと思います。

美大生はどこに就職するのか?

それではどこに就職するのか気になりますよね!

以下の図をご覧ください。

2017年度 業種別就職状況

業種別就職状況

2017年度 職種別就職状況

職種別就職状況

引用:武蔵野美術大学HP 2017年度進路状況表 http://www.musabi.ac.jp/career/alumni/data/

デザイン事務所や印刷、服や舞台美術が多いですね。

この辺はさすが美大というところです。

他にも一般職に入る人もいます。

また、職種もクリエイティブ系が80%以上!

多くの就活性は美術のクリエイティブな考え方が生かせる仕事につくことができていますね。

多くの人がクリエイティブな仕事につくことができている点で美大生は美大にいる意味があったのかなと思います。

油絵・日本画学科

アニメ、CG、漫画系に強いですね。アニメーションの背景を描く人とか、漫画を描くような仕事につく人って結構多いです。

後は、テレビ関係ですね。大道具に需要があります。

彫刻学科

彫刻学科は意外に思われるかもしれませんが、自動車業界で需要があります。

自動車のモデルを作るときにクレイモデルといって、手作業で粘土で車体の微妙なラインを調整しながら形を作ります。そこに需要があります。

後は造形屋ですね。店のディスプレイやイベント用の大きな造形物を作る仕事です。

工芸系学科

工芸は素材の専門家的な仕事が多いです。例えばテキスタイルだと、自動車の内装の生地を選ぶ人であったり、木工ではインテリアではどの木を使うかなどを選ぶ専門家のようなデザイナーな感じです。

後は製造業に需要があります。特に少量生産やオーダーメイド生産の会社です。

デザイン系学科

ここは学校によって分野の分け方が違いますが、大まかにこんな感じです。

・服飾系→もちろんファッション関係。

・空間系→店舗や家の室内のデザインの仕事や、ディスプレイのデザイン・造形の仕事が多いです。

・インテリア系→家具、商品の企画・デザインが多いです。

・プロダクト系→商品の企画・デザイン、自動車のデザイン

・イラスト系→広告業界、パッケージデザインに強く、できることの幅は広い。

・CG系→webデザイン、ゲーム関係が多い

建築学科

もちろん建築系ですが、建物の内装や外装、公園などの施設のデザインです。

映像学科

映像や写真関係の仕事。例えば映画はもちろん、雑誌やブライダルのカメラマンの需要もあります。アニメやゲーム系にも強いですね。

芸術学科系

やはり文章がメインになるので こちらは印刷・出版業界や公務員的な仕事が多いですね。

「美大生」が就職にどのように生きるのか

「美大卒」が会社に就職するときにどのように生きるのかについて考えていきます。

まず、美大での作品制作が就職に生きるということが言えると思います。

作品制作のプロセスは

自分で考える(コンセプトや、構図、完成イメージ、作品の制作工程を考える)

行動する(制作する)

工夫・改善する

納期までに仕上げる

この一連のプロセスになっています。

この作品制作の一連のプロセスが会社にそのまま生きます。

また、そのほかの点は

・デッサンなどで培った観察力がある

・美的センスがある

・個性がある

という点です。

大学受験の時に一日6時間とか描き続けてきたデッサンの観察力、

美しいか・そうでないか について純粋に考えてきた大学の4年間。

自分の好きなことをやりたくて美大に行くので、自分について正直でまじめな人が多い

それが特徴です。

以上、美大生が就職できないの?ということについて書きました。

私は「美大生=就職できない」という事実は違うということをはっきり言いたいです。

この偏見のせいで、親に美大に進学することを止められる人も実際かなり多いです。

ヤフー知恵袋で見ていてもかなりの割合でその相談を見かけます。

そのときはこの情報を説得材料にしてください!

コメント

  1. […] 美大生=就職できない?美大の何が生かせるか 2019年2月13日 […]

  2. […] 美大生=就職できない?美大の何が生かせるか […]

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