大学の長期休暇は長い!
今回は美大の長期休暇の過ごし方について簡単に書いていきたいと思います。
大学は高校や中学校以上に休みが長く、大学によっては3か月近くのまとまった休みが生まれます。
休みすぎだし、学費払ってるからもっと行かせろ!という気がしなくはないですが、
この長期休暇を利用して、この時にしかできないことをやってみましょう!
美大の長期休暇中にやっておきたいこと
長期休暇中にやっておきたいことは下記のような感じではないでしょうか。
・自主制作をガンバる
・ギャラリーで展示をしてみる
・公募展に出してみる
・美術館に行く
・旅行に行く
・本を読む
・YouTube動画を撮ってみる
・バイトで制作費を稼ぐ
・インターンに行ってみる
・自主制作をガンバる
まずは自主製作を頑張るのが美大生の有意義な過ごし方ではないでしょうか。
普段の課題と違い、自分の考えだけで制作できます。
講評してくれることが無いので、自分なりにクオリティを上げていくことが大変ですが、
将来作家になるときももちろん講評してくれることもないので、慣れておきましょう。
画材の実験的なこともできるので、普段時間がなくてできないこともできます。
自分でギャラリーで展示をしたい人も、大学の課題だけだと圧倒的に作品数が足りないので自主制作で点数を貯めましょう。
コンペやギャラリーの展示など、目標を決めて制作をするとはかどります。
美大生は一番時間があり、お金と時間の自由がかなり効くのが大きなメリットです。
卒業すると、1つの作品を作るのに何か月もかけていられません。
美大生は作品に時間を贅沢に使えますね。
・ギャラリーで展示をしてみる
ギャラリーで作品を展示することも美大生にとっては大切。
費用は掛かりますが、作家志望であれば年に数回は展示をしたいところ。
実際に作品を展示するのは、それが販売につながるのかや、ほかの人からの反応をダイレクトにみられる点で価値があります。
ギャラリーは良し悪しがあるので、先輩やほかの作家の人におすすめの場所を聞いてみるのがおすすめ。
ギャラリー自体にある程度知名度があり、集客力のある所を選ぶのが望ましいです。
作家志望の人は大学時代から頻繁に展示を行って、ギャラリーとの関係を作っています。
大学を卒業して就職してしまうと、時間が作れなくなるのでギャラリーの展示が難しくなってきます。
なので、大学生の時が一番展示に向いていますね。
・公募展に出してみる
公募展にも出してみましょう。
公募展に出して、賞が取れれば自信がつきますし、ギャラリーの展示にもつながったりします。
どうなるかわからないので、とりあえず出せそうなものにはすべて応募してみると良いです。
公募展はそれぞれ作品の採用されやすい特色があるので、選ばれなくても自分の作風が合わなかったと思っておきましょう。
落ち込むことはありません。
大学の課題作品を公募展に寄せて出すのはアリですね。
国内外の公募展のまとめサイトについてはこちらでまとめています↓
・美術館に行く
美術館に行くのも大切です。
作品を多く見て記憶にストックしておくことで自分の制作のアイディアを助けます。
アイディアは勝手に湧くものではなく、記憶の組み合わせから生まれます。
そのため、常にいろいろなものを見て観察し、記憶をストックしておくことも大切。
また、美術館に行くときは
・美術の歴史を学び、文脈を知る
・最新の現代アートを見てみる
・自分と全く違う分野、ジャンルの作品を見てみる
・美術館だけでなくギャラリーの展示に行ってみる
などを意識すると良いです。
・旅行に行く
旅行に行くのも有意義な過ごし方です。
旅行に行くと普段の雰囲気とは違った発見もあるので、制作のアイディアにつながります。
近場の外国に行ってみるのもいいかもしれません。
旅行には下記のような格安プランのチケットの購入がおすすめ。
美大生には
うれしいですね。
・本を読む
本を読むのも結構大切です。
本は時間がないとなかなか読めなくなるので、大人になるほど読む機会が減ってきます。
本はその人が人生をかけて学んだことを1000円前後で学べるのでめちゃくちゃコスパが良いです。
大学の図書館で大量に借りるのも良いですし、amazonのkindoleUnlimitedでも月額1000円で登録されている本が読み放題なのでコスパが最高。
僕も美大生の時に登録してから今までずっと使っています。
本を持ち歩かなくてもよく、電車の中でも気軽に読めるのでおすすめ。
僕が美大生に読んでほしい本についてはこちらでまとめたので、参考にしてください。
・YouTube動画を撮ってみる
作品を発表することは美大生にとってはかなり大切です。
最近はSNSで作品がばずったりして、そこから作家になる人も出てきています。
ギャラリーで展示することと同じぐらい重要になってきていますね。
スマホ1台あれば作れますし、費用もあまりかからないので撮って投稿してみましょう。
動画は最初は手間もかかるしめんどくさくて大変ですが、一度やってみると面白いです。
反応をすぐにダイレクトにもらえ、ギャラリーなどで作品を展示するよりも多くの人に見てもらえます。
どのぐらいの反応があったか数字が出るので、モチベーションも上がります。
もちろんYouTubeではなく、TwitterやInstagramもおすすめ。
・バイトで制作費を稼ぐ
最後にバイトで制作費を稼ぐことも過ごし方の一つです。
美大の課題制作ではどうしても画材代がかさみます。
画材の差で作品が良くなるならお金をかけたいですよね。
長期休暇中にがっつり働くならスキー場や山のレジャースポットのバイトがおすすめ。
とはいえバイトのし過ぎで、自分のやりたいことがおろそかにならないように注意しましょう。
特に卒業制作はかなりお金がかかります。
大体5~10万円+学外展の展示費用などでかかるので、今のうちに少しずつためておきましょう。
美大のアルバイトの探し方についてはこちらでも解説しています。
・インターンに行ってみる
特にデザイン系の人はインターンに行く人も多いはず。
就職活動に向けて、自分の興味のある仕事をしてみると良いです。
美大生は自分のやりたいことがはっきりとしていることが多く、就職してから思った仕事のイメージと違ったと思い、数年で辞める人がほとんど。
そのため、インターンで仕事の内容を知ったり、企業の選び方を知るのがおすすめ。
僕の身の回りでも1割ぐらいの人がインターンに行っていました。
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