染料系のインクを紹介!
今回は画材としても使える染料系のインクを紹介していきます。
万年筆で使うイメージですが画材としても優秀で、筆でつけたり、画面に垂らしたりしてつかえます。
この記事では画材で使うおすすめのメーカーを紹介するので、ぜひ参考にしてください!
染料系のインクとは?
インクには大きく分けて2つあります。
顔料系と染料系がありますが、それぞれ特徴があります。
顔料系は色あせに強く、染料系は透明感のある鮮やかな発色が特徴。
今回紹介するインクは画材としても使われる染料系インクを紹介していきます。
パイロット 色彩雫
ボールペンや万年筆の製造で有名なパイロットのインクです。
見た目がかなりおしゃれですね。
想定としては万年筆で使うことがメイン。
大きな特徴はボトルの形状が底の中央がへこんでおり、インクを最後まで使えるようになっています。
また、その分底のガラスの厚みがあり、重量感があって倒れにくくもなっていますね。
おしゃれでありながらかなり機能的なデザインです。
容量が50mlと多いので、長く使えますね。
インクが少なくなった時にいちいち傾けてインクを使わなくていいのはストレスがないですね、、!
・色数 基本色24色+蛍光色3色
・価格 50ml 1650円
・特徴 最後まで使える形状。重量もあって安定してる。
ドクターマーチン
ドクターマーチンのインクは画材として使われることを想定しています。
用途としては筆で塗ったり、エアブラシで使うなどですね。
インクのキャップはスポイトの機能が付いており、混色をするのに役立ちます。
パレットにスポイトでインクを出し、細かな調整が可能。
海外メーカーのため、パイロットとかのインクと比べると割高感はあります。
カラーバリエーションも56色と多いですね、、!
一時期国内販売終了となり、話題になりました。
愛用者からの惜しむ声が多かったので復活し、おかげで現在でも画材店で購入ができるようになっています。
価格が高めですが、調色のしやすさと色数はほかにはありません。
画材として使うには最適ですね、、!
スポイトで直接画面に垂らして色をにじませるなんて使い方もあります。
・色数 56色
・価格 15ml 1239円
・特徴 色数が多い、スポイト付きで調色しやすい
Winsor & Newton
ウィンザー&ニュートンはイギリスのメーカーです。
少量のボトルで低価格なので使いやすいインクですね。
パッケージがとてもおしゃれなのでプレゼントにも向いています。
厚く塗ると光沢が出ます。
私の身の回りではこのメーカーのものを使う人が多かったですね、、!
・色数 基本色23色+特別色3色
・価格 14ml 418円(基本色)
・特徴 パッケージがおしゃれ、コスパがいい
呉竹
呉竹が販売しているインクはすこし色味が変わっています。
アールヌーヴォーシリーズと明治のいろ、アレンジできるラメの元、原色のインクから自分だけの色を作るキットがあります。
アールヌーヴォーシリーズはアルフォンス・ミュシャに見られるような色をテーマに作られています。
明治のいろシリーズは明治時代の流行色で構成された全6色のセット。
どちらも混色された色で、落ち着いた感じです。
鮮やかな原色とは違った美しい色調を得られるので、揃えたくなりますね。
また、パッケージもおしゃれでプレゼントにもおすすめ。
ガラスペンや万年筆とのセットでお祝いに渡すのもいいですね。
・色数 アールヌーヴォーシリーズ6色、明治のいろ6色
・価格 30ml 1320円
・特徴 調色されたおしゃれな色のシリーズがある。プレゼントにいい!
補足 混色について
ドクターマーチンを除く多くのインクメーカーでは、混色する場合にスポイトを別で購入する必要があります。
このスポイトは画材店(おそらく100円ショップにも)売っているので合わせて購入しておくといいです。
面倒な場合はドクターマーチンを選ぶのも一つの方法。
補足 加水する場合
インクを薄めて使用する場合、水道水では染料と溶液の成分が分離する可能性があります。
ウィンザー&ニュートンをはじめとするいくつかのメーカーでは蒸留水を使うことを推奨しています。
(精製水もほぼ同じものなので、こちらでもいいと思います。)
これらは薬局で手に入るので、あるといいかもですね。
補足 退色を防ぐ
今回紹介した染料系のインクは紫外線で退色しやすいです。
そのため、保管したい場合はこれに気を付ける必要があります。
方法はいくつかあり、
・日光の当たらない場所で保管する
・紫外線カットの専用の防護スプレーを使う
・アクリルの額装をする(ガラスは不可)
これらの方法があります。
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