自分流の厚塗りの手順を公開します
最近自分の回ラストの描きかたでしっくりくるものが見つかったので、メモがてらここで書いておきます。
厚塗り限定の描きかたで、ずっと楽しく描く!ということがテーマになっています。
今まで自分は絵を描いていると、ラフまでは楽しいのですが、線画に入ってからめんどくさくなってテンションが下がっていました。
その時に、こちらの色面切り貼り工法の動画を見て、自分なりに解釈して描いていく方法を試しました。
制作したイラストはこちら
一応今回はコンペに応募した作品を制作しています
XPPen 創作イラストコンテスト 2025で、花✕擬人化 がテーマになっています。
そこで金木犀を擬人化した女性を描くことにしました。
厚塗りの手順
塗り方の手順はこんな感じになっています。
線画を描く
色ラフを描く(明暗・カラー)
そのままパーツ分けする
描きこむ!
線画を描く
厚塗りなので線画はざっくりと描いています
おおまかな構図がわかればOK

顔や手は最初から丁寧に線画で描いておいた方がいいです。
どういう表情なのかや形を正確にとっておいた方が後々楽。

線画は後々消えるので、このぐらいでもう塗ってしまいます。
普通のアニメ塗りとかではかなり丁寧に線画を描かなくてはいけませんが、そのストレスは省いています。
色ラフを描く(明暗・カラー)
ここからは線画の下に色ラフをつくっていきます
おおまかな明暗の確認↓
視線の動きとかをうっすらガイドで緑の線で描いています。

ざっくりと色を置いていきます

色ラフの上に乗算レイヤーやハードライトレイヤーなどを使って明暗のレイヤーを重ねていきます。

下塗りができました↓
ここで”線画以外の”レイヤーをすべて統合します。

全体の雰囲気がこの時点でほぼ決まっています。
ここからは大きく構図や色が変わることはありません。
かなり描きやすい下地になっていると思います。
ちなみに使用しているペンはほぼclipstudioのフラットマーカーのみです。
そのままパーツ分けする
現在、色のレイヤーと線画のレイヤーの2つがあると思います。
そこから、色のレイヤーをクリッピングマスク機能を使ってパーツ分けしていきます。

背景を含めて5パーツぐらいに分けました。
それぞれ線画の下にマスクしたフォルダーを作り、その中に下塗りをぶち込みます。
そこから、新規レイヤーを作り、塗り重ねてかきこんでいきます。
レイヤーの構成はこうなっています↓
描きこむ!
ここからはパーツごとに描きこみをしていくだけです。

ある程度の段階で線画のレイヤーは消してしまいます。
絵の仕上げで、形がボヤっとしていたら少し線画を描くぐらいな感じにしています。

この手順で描くメリット
この手順で描くメリットはいくつかあります。
・描いていてテンションが下がりにくい
・絵の全体感が早くわかるので、進めやすい
まず、きれいな線画を描く手間がないので、めんどくささがないです。
形の修正もかなり楽。
きれいな線画を先に描いてしまうと、あとから修正があった時のテンションってかなり下がりますよね。
そんなこともありません。
最初に絵の全体のぼやけた雰囲気を描き、そこから霧が晴れていくように細部を描きこんでいくので、絵の破綻が起こりにくいのもメリットです。
自分はもともとアナログで油絵を描いていましたが、その時も全体の雰囲気を決めて、そこから細部を描きこんでいました。
その手順とかなり似たような描きかたになっているので、自分にもこの方法が合っていました。
もし皆さんも厚塗りがしてみたいけど、描きかたがわからん!とか、楽しく描きたい!と思っている人はぜひ試してみてください、、!


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