アルコールマーカーのペン先(ニブ)は3種類ある
アルコールマーカーのペン先は3つの種類があります。
ファイン、ブロード、ブラシの3種類で、ほとんどのアルコールマーカーはこの中から2つの組み合わせを採用しています。
ファイン
ファインタイプは先端が細いペンになっているペン先です。
主に細い線を引くときに使用。
線画を描くときや、輪郭線を描くときに使えます。
建築や工業製品の図面の線を引くときによく使われます。
ファインタイプはコピッククラシックについています。
ブロード
ブロードタイプは蛍光のマーカーペンのような斜めにカットされた幅広のペン先です。
ベタ面の広い面積を素早く塗ることができます。
幾何学的な図形を塗るのにも適しています。
主にデザインの分野でよく使われており、建築で内装のレンダリング(見本のスケッチ)をするときや、工業製品のスケッチをするときに好まれて使われています。
イラストを描く人も普段ブラシのペン先に慣れているとブロードタイプは使いにくく感じるかもしれませんが、塗る場所によって使い分けられるようになれるとより絵の幅が広がってきます。
ブラシとブロードの両方を使いこなせることがイラスト上達のこつ。
ブロードのペン先の付いたアルコールマーカーのおすすめ
・コピッククラシック
品質の高さで有名なコピックのブロードタイプです。
最も使いやすいブロードタイプのマーカーを選ぶならこのコピッククラシックを選びましょう。
ペン先の耐久性も高く、長く使っていてもけば立ったり、変形が少ないです。
また、消耗してもペン先とインクが交換可能。
交換すると新品を買うよりもかなり安く済んだりもするので、長く使い続けられます。
また、コピックのスケッチタイプはブロードとブラシのセットになっているので、イラストにはスケッチの方が向いています。
・ohuhu
ohuhuは海外の激安アルコールマーカーです。
激安マーカーの中では品質がまともなので、かなりコスパがいいです。
数千円で数十色という色数が揃います。
はじめてマーカーを使う人はこれで試してみるのはあり。
ブラシ
ブラシタイプはいわゆる筆タイプのペン先です。
筆圧によって細い線も太い線も引くことができます。
細かい場所を塗るのにも最適。
主にイラストを描く人に人気で、最近のアルコールマーカーの多くはこのブラシタイプになってきています。
アルコールマーカーをイラストに使う人が増えたので、それに伴ってブラシが増えてきました。
100円ショップで販売されているような安いアルコールマーカーは、
ブラシの弾力がふにゃふにゃだったり、けば立ってしまうことがあるので注意しましょう。
品質のいいものは毛先がしっかりと弾力があり、まとまりも良いので描くのがスムーズになります。
ブラシのペン先の付いたアルコールマーカーのおすすめ
・コピックスケッチ
コピックのブラシタイプです。
ペン先に弾力があるので書き味はかなり良く、長く使ってもヘタレません。
インクを交換することで長年使えます。
色数もマーカーの中で最多。
・コピックチャオ
コピックのチャオシリーズはほかのコピックスケッチの廉価版。
品質はそのままにインクの量を減らしたことで価格が少し安くなっています。
チャオも交換用のペン先とインクがあるので、ずっと使えます。
・ohuhu
ohuhuは激安アルコールマーカーです。
ohuhuのブラシは毛先がコピックと比べて多少柔らかかったり摩耗したりするものの、
価格と比較してかなりコスパはいいです。
使い捨てで、セット販売のみなので長く使えませんが、最初に試しに揃える分には十分。
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