こんばんは小堺です。
今回は私が今まで読んだ中でお勧めする美術作家になるうえでためになるビジネス本を紹介します。
お金・法律関係
駆け出しクリエイターのためのお金と確定申告Q&A
数ある確定申告本の中でフリーランスの作家に向けた本になっています。
作家ならではの確定申告の疑問が分かりやすく書かれており、内容も図入りでとても分かりやすくなっています。
作家になるためには確定申告は避けては通れないので、持っておきたい本です。
クリエイターのためのアートマネジメント
作家の仕事にまつわるトラブルを法律も交えて書かれています。
・助成金申請 ・著作権 ・作品の受注、契約 ・作品の権利
などなど、実際に作家として仕事をするうえでこの本に書かれているようなトラブルは頻発します。
フリーランスの立場だと社会的にかなり弱い立場であるので泣き寝入りするケースも多いですよね。
トラブルを避けるためにもまずは読んでおきたいです。
プロモーション系
芸術企業論
言わずと知れた日本を代表する現代アーティスト「村上隆」による起業論。
村上隆自身の経験から生まれた現代アーティストでいるための戦略や心構えが書かれています。
前半では大学時代の卒業制作から現在にいたるまで、どのようなプロセスを辿って来たのかが包み隠さず書かれており、その中で重要な仕事を抜き出しています。
後半ではどのように現代アーティストの前線でいられるかを過去のアーティストの分析をもとに体系的に書かれています。
アーティスト必読の一冊です。
影響力の武器
アートと直接関係は無いですが、この本は数あるビジネス本の中でも有名すぎる本です。
承諾の心理を研究対象としている心理学者が、人が要請を受け入れる心理的原理を「影響力の武器」と名付け、様々な承諾誘導のテクニックや考察を一冊にまとめた本です。
安売りしないでお客をがっちりつかむ技術
一般的な商品を安売りしないで高く売るための本ですが、作品を売ることにも応用できることが多く書かれている本です。
いかにファンを増やしていくかについて事例を交えて書かれています。
どうしても作品の値段を安くしてしまう、高く売るにはどうしたらいいの?という声にこたえてくれます。
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