AIによる絵画とアートの将来性

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最近AIによる自動生成の絵画が流行ってきた

最近Twitterのアート界隈では、AIによる絵画の自動生成が話題になっています。

こんな感じです↓

ある特定のキーワードを入手すると、それを頼りにAIがネットの膨大な資料から独自に合成し、作成するというもの。

例えば、ゴッホ(アーティスト名)+唐揚げとやると、ゴッホが唐揚げのモチーフで絵を描いたものが出てきます。

過去の巨匠と現代のものがコラボすることで、ある意味オーパーツ的な絵画が出来上がってしまいます。

結構クオリティも高いんですよね。

結構面白いので皆さんも是非やってみてください。

AI絵画が作れるサイト

現在、主に2つのサイトがあります

・dream https://app.wombo.art
 使い方 https://kai-you.net/article/82512

・https://japan.cnet.com/article/35191540/
 使い方 https://japan.cnet.com/article/35191540/

どちらも海外のサイトですが、使い方の日本語の記事があるのでそれを参考にすれば簡単に使えます。

過去には手塚治虫さんのAIも話題に

AIによるクリエィティブは過去に手塚治虫さんでも話題になりました。

手塚治虫さんの画風をAIに取り込ませることで、新作を作り出すというもの。

詳しくはこちら↓

手塚治虫AIの新作「ぱいどん」の前後編を公式サイトで一気見できる!「モーニング」4/16発売号でも後編の掲載決定 - ロボスタ
シェア 134 ツイート 80 はてブ 1 AIと人間が協働で「漫画の神様・手塚治虫」に挑む「TEZUKA2020」の新作漫画「ぱいどん」。2月に講談社でお披露目イベントが開催され、前編は既にマンガ雑誌「モーニング」に掲

他にもAIによるアートは度々生まれてきており、着実にアートの分野に入ってきているのを感じます。

今流行りのNFTとも相性がいいのでなおさらですね。

人によるアートは変異するのか

AIによって人の制作するアートは確実に変わっていくことが予想されます。

歴史的に見ても、アートはその時代の文化、情勢、政治、科学機械の発達などに大きく左右されてきました。

有名なのはカメラができた時、戦争、産業革命の時などですね、

こざかい
こざかい

アートは他のものの影響をかなり受けますね

写真が誕生したときにアートは変異した

アートの歴史的に写真が生まれたときは大きく変化しています。

当時の背景として、絵は具象画(具体的なものや風景がリアルに描かれたもの)が主流であり、抽象画がありませんでした。

そして、肖像画や宗教画などがまだ多かった時代。

しかし、写真が生まれたことで、アートは変わってきます。

顔写真を撮れることで、肖像画の価値は確実に下がりましたし、リアルな絵画は写真に取って変わられる場面が出てきます。

その中で、画家はアートの価値を保つために写真ではできないことをという方向に進んでいくんですね。

なので、写真ではできない抽象的な表現が生まれてきます。

そのため、AIによる自動生成の絵画も今のアートを変えるきっかけになってくるのではと思います。

将来、どのようにアートは変わっていくのか

将来どのようにアートが変わるのか、Twitterを見ているといろんな方が危惧しているツイートを見かけます。

例えば、AI絵画が膨大に生まれることで、本来のアーティストの絵が埋めつくされてしまうのでは?や、

アーティストの絵の方が下がるのでは?など。

どのみちAIの技術がもっと発達し、アートに組み込みれていくことは確実なので、アーティストは相応の立ち回りをまとめられますね。

AIにできないことをするのか、それともAIを活用したアートを作るのか。

AIにできないこと

現状、AIにできないことは下記の通り

・データではない”もの”としての価値

・どの文脈とも異なるオリジナルの作品

・コンセプチュアルな作品

・個人に合わせたオーダー

これらの付加価値をつけることがこれからのアートには一層求められていきそうです。

・データではない”もの”としての価値

AIが作成する作品は現状はデータに限られているので、実物の作品では無いというのが大きいですね。

絵の具のマチエールや、素材感、立体感などは表現できないということ。

作品を実際に見た時の存在感や迫力も表現しにくいですね。

また、立体作品、パフォーマンス作品も制作はできません。

・どの文脈とも異なるオリジナルの作品

AIは完全なオリジナルを作ることもやや苦手としています。

AIの参照するデータベースがwebの画像なので、そこにあるものの組み合わせからしか作品が生まれません。

組み合わせでオリジナリティが出ていると感じるものは多くありますが、とはいえ突然変異的なオリジナルなものは作れないですね。

・コンセプチュアルな作品

コンセプチュアル作品とは、作品そのものプラス、作品のコンセプトを強く持つ作品のこと。

コンセプトはこの作品がなぜ作られたのか、どのような意図があるのかといった、背景的なもののこと。

また、アーティストのファンがつくかどうかも大きいですね。

アーティストの生き方も作品という面もあるので、それに共感したり、ファンがついたりということもあります。

例えばゴッホは生涯で作品が1点しか売れなかったことや、耳を切り落としたことなどが逸話となり、作家のストーリーになっています。

・個人に合わせたオーダー

AIは個人に合わせた細かなオーダーにも不向きです。

例えば、自分の飼っているペットの似顔絵を、バラと一緒に描いて欲しいとか、

現状はAIで作成されるものは大雑把なので、細かなオーダーには対応できません。

AIとの共存

次にAIと共存する例について考えていきます。

・絵のアイデアをAIから出す

・AIそのものを作品のコンセプトに組み込む

・絵のアイデアをAIから出す

AIから作られる作品は手軽に大量にできるため、絵のアイデア出しには最適だったりします。

他の作家の作品を直接参考にしているわけでもないので、独創性が保たれるのもいいポイントです。

将来的にAIの絵を参考にして描くアーティストはもっと増えていきそうな感じがしますね。

・AIそのものを作品のコンセプトに組み込む

AIそのものを作品のコンセプトに組み込むのも一つの方法です。

実際にその方法をとっているアーティストは出てきています。

例えばこのような方々です。

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まとめ

AIによるアートはまだ成長途中で、これからどんどん進歩していくような感じがします。

それのみならず、周辺の仕組み例えばNFTなどが出てくることでより発達していくと考えられます。

その中で、アーティストはより人間らしいことを求められていくのではないでしょうか。

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