発泡スチロール表面処理について
今回は発泡スチロールの表面処理の方法をいくつかまとめて紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
表面処理するメリット
表面処理の方法はのメリットは大きく下記の2つあります。
表面処理するメリット
・表面強度を上げる
・塗装ののりをよくする
・表面強度を上げる
表面強度をあげる、傷や侵食から守ることができます。
発泡スチロール自体はかなり柔らかい素材であるため、そのままでは簡単に凹んだり傷がつきます。
また、シンナー、ラッカー系の有機溶剤で溶けてしまう弱点も。
それを防ぐために表面の強度を上げ、劣化しないように防ぐことは重要です。
作品を永く残すためにはしっかりとした処理が必要ですね。
・塗装ののりをよくする
表面処理によって塗装をしやすくするメリットもあります。
表面を滑らかにすることはもちろん、塗装の発色を良くしたり、剥がれを防ぐ役割があります。
作品の仕上がりに大きく影響する部分なので、丁寧に行いたいところ。
表面処理の種類
表面処理は種類がたくさんあり、時と場合によって使い分けましょう。
ここでは代表的なものをいくつか紹介していきます。
ジェッソ
→最もお手軽な方法。研磨もでき、絵の具との相性が良い
サーフェイサー
→細かい凹凸を無くすならこれ。グレー色なので、塗装は考えたい
パテ
→扱いはやや難しいが、塗膜の強度が強い。研磨も可能。
接着剤+α
ジェッソ
ジェッソは画材の一つで、下地材として使われます。
アクリル絵の具のメーカーが製造していることが多く、アクリル絵の具、油絵具などの下地になります。
かなり万能な下地材で、プラスチック、木、紙、布などほぼどんな素材でも使うことが可能。
刷毛やローラーなどでと塗ることができます。
乾燥後は紙やすりなどで研磨ができるので、表面がかなり滑らかになりますね。
僕はジェッソをよく使います。
一番お手軽な方法なのでおすすめ。
サーフェイサー
サーフェイサーは模型材料の一つです。
表面の細かい凹凸を減らし、滑らかにすることができるアイテム。
スプレーですが、発泡スチロールを溶かすことはなく使うことができます。
塗膜は薄いので強度はあまりありませんが、ほかの方法と併用することで補うことができます。
パテ
パテは粘り気のある素材で、これを左官のように表面に塗って硬化させます。
パテの大きなメリットは大きな凹凸を滑らかにできることで、乾燥後は削ったり、紙やすりで磨くことが可能。
厚みのある塗膜も作れるので、耐久性もかなり高くなります。
強度も結構出るので、耐久性が必要なものを作るときに便利です。
接着剤+α
人によってはボンド系の接着剤にいろいろ混ぜたものを使うこともあります。
主に石粉粘土のペースト、紙、布に接着剤を混ぜて表面に貼っていきます。
お手軽な方法ですが、乾燥後の加工はしにくい点は注意が必要ですね。
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