糸鋸の選び方
今回は糸鋸の選び方を解説していきます。
工作や日曜大工で使う方も多いと思いますが、糸鋸にはいくつか種類があります。
そこで今回はその種類の違いを簡単に解説。
刃の太さで用途が異なる
刃の太さで用途が異なります。
基本的に、太刃は厚い材料や、直線に切るときにおすすめ。
細い刃は薄い材料や、曲線を切るときに使います。
構造も異なっており、太刃のものは刃の両端に留め具の突起がついているのが特長です。
糸鋸自体も細刃のものとは構造が少し異なるので、併用はできません。
太め
太めの刃の糸鋸は厚い素材を切るときに使います。
主に厚い材料や直線を切るようなざっくりとした加工に向いています。
大体5mm厚以上の木材、2mm厚程度の金属を切るときに使われますね
耐久性もあるので、1度買えば長く使えます。
使うときはクランプや万力などで材料を机に固定してから使いましょう。
切るときは両手で持つと安定して切りやすいです。
なので、クランプや万力での固定はほぼ必須。
主な特徴
・厚い素材を切るときに便利
・大まかに切るときに楽
・曲線や細かい形は苦手
細目
細い糸鋸は精密に切ることができます。
刃の幅が狭いので、急な曲線や、直角に曲がるなどができます。
厚い素材を切るのには不向きなので注意。
大体4mm厚までなら切ることができます。
金工芸や木工芸の世界ではよく使われる道具ですね。
刃の太さも細かくバリエーションがあります。
糸鋸の刃はとても折れやすいので、消耗品です。
なので、糸鋸を買うときに一緒に刃の予備も買っておきましょう。
細い糸鋸は机にすり板を固定して、その板の上に切りたいものを置いて指で押さえながら切っていきます。
販売している場所はホームセンターというよりはクラフト系のお店に売っていることが多いです。
薄い素材を切るときや、精密に切りたいときにはかなり便利ですね、、!
僕は大学時代は金工を学んでいたので、めちゃくちゃよく使っていました。
主な特徴
・薄い素材向き
・かなり細かい、精密な加工が可能。
・刃は使い捨て
素材の違いによる刃の違いについて
切る素材によって刃にもいくつか種類があります。
太い刃のものは大きく金属用と木工用の2種類があり、
細い刃のものは太さのバリエーションがあり、さらに通常のもの、ワックス用などがあります。
木を切る場合、厚さが4mmを超える場合には太い刃のものを使うと良いです。
細い刃のものは熱に弱かったり、引っかかりやすいので、ゆっくりと切っていくのがコツ。
金属の場合は銅や真鍮であれば2mm厚以上では太い刃のものを使うことをおすすめします。
おすすめの糸鋸
最後におすすめの糸鋸をいくつか紹介しておきます。
太刃専用の糸鋸はいくつかの種類の替え刃がついたものを購入するのが良いです。
例えば下記のような商品で、木、金属、プラスチックなどどんな素材にも対応できます。
エンジニア 金工鋸 自在型 75mm TN-04W 黒(細刃専用
細刃用の糸鋸はいくつかありますが、自在型にしておくと何かと便利です。
基本的に刃の長さはどのメーカーも決まった長さで販売されていますが、万が一違う長さのものを買っても使えるためです。
また、刃の固定は六角レンチを使います。
少し面倒に思うかもしれませんが、指で回すねじ式のものは指が結構痛くなるので、個人的にはこちらがおすすめ。
刃は消耗品ですぐに折れて使えなくなるので、最初にまとめて買っておいた方がいいです↓
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