工作で木工の椅子を作る!
今回は木の椅子を手づくりしよう!というテーマで記事を書いていきます。
僕は小学生のころに図工クラブで1度作ったのと、
美大に入って本格的な木工の椅子を図面から作った経験があります。
その体験をもとに、今回は解説していきます。
椅子を作るために大切なポイント
木の椅子を手作りするポイントは下記のとおりです。
脚がぐらつかないデザインを考える
釘の打ち方も最初に考えよう
脚の高さを揃えるのは難しい
脚がぐらつかないデザインを考える
木の椅子をデザインする場合、脚がぐらつかないようなデザインを考える必要があります。
4本脚の場合、座面に脚をただつけるだけだとグラつくので、脚同士をつなげる梁が必要になります。
固定する箇所を増やせばその分ぐらつきも少なくなってくるので、そのようなデザインにしましょう。
また、4本脚だと椅子の足の高さの調整が難しいですが、3本脚だとぐらつかずに安定度は高いです。
3本脚にする場合は脚が床に着く3点を結んだ3角形の面積が、なるべく広くなるようにしましょう。
こうすると椅子が倒れにくくなります。
デザインとしては3本脚のスツールが一番簡単だったりします。
木を斜めに切ったりする手間はありますが、脚の調整がいらないので、トータルでは手間が省けます。
釘の打ち方も最初に考えよう
椅子をデザインするときは組み立ての過程を考えることが大切です。
特に釘の打ち方や、釘の必要な長さも考慮してデザインしましょう。
釘を打つ場所が木の端すぎると木が割れる原因になったりします。
脚の高さを揃えるのは難しい
椅子の高さを揃えるのは最も難しいポイント。
普通に作ると90%以上の確率でカタカタします。
そのため、組上げた後に木工やすりなどで微調整をする必要があります。
とはいえ、やすりでの調整はかなり面倒なので、最初からかなりシビアに脚の長さを測ってくみ上げましょう。
大体誤差1mm程度になるようにします。
脚の長さ調整は本当に面倒。
木工やすりを使うと木の端がめくれたりして完成も汚くなりがち。
また、どうしてもカタカタする場合には下記のような脚を調整するグッズを使うのもおすすめ。
塗装について
木の椅子の塗装はいくつか種類があります。
木の質感を残したい場合はオイルまたはワックス仕上げ、
しっかりと塗膜を作りたい場合は水性ウレタンニスがおすすめ。
これらの方法は自宅でも使いやすく、臭い等も無いです。
塗装にいては長くなるのでこちらの記事で具体的な種類とおすすめの商品をまとめています↓
椅子を作れるキットもある
椅子をデザインしたり、自分で木を切ったりするのがめんどくさい!という人にはキットを買うのがおすすめ。
すでにカットされた木が届くので、工程は組上げるだけです。
とはいえ、デザインもなかなか本格的になっているので作りごたえがあります。
背もたれ付きで本格派。
塗装にもこだわればクオリティの高い椅子が作れます。
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