銀粘土に必要な道具まとめ!
今回は銀粘土をこれからはじめる人向けに必要な道具をまとめました!
道具は金工のお店(東京だと御徒町のシーフォースが有名)や大き目のホームセンターで販売されていますが、なかなか家の近くにない人も多いはず。
なので、ネットで購入できるリンクも記載したので、ぜひ参考にしてみてください。
必要な道具一覧
主に必要な道具は下記の通りです。
・銀粘土
・ガスコンロまたはルツボ
・スパチュラ
・木心棒(指輪を作る場合)
・スポンジヤスリ
・研磨剤
・リューター
・銀粘土
まず必要なのが銀粘土です。
どのくらい買えばいいかですが、デザインにもよりますが、大体指輪1個で8gほどが目安になります。
ぴったり使うことは難しいので、多めに買っておくと良いですね。
銀以外にも銅などのバージョンもあります。
![こざかい](https://kozakaiart.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_3380.jpg)
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焼成する前であれば再利用はできるので、あるだけ困らないです。
なので多めにあるといいですね。
補足
銀粘土は純度99.9%の純銀です。
ですが一般的なジュエリーショップが販売している純銀アクセサリーは、925や950と呼ばれる刻印が押されています。
これらは銀と銅の合金で制作されており、1000分率のうちどのぐらいの銀が混ぜられているかを示しています。
合金になのは耐久性が上がるためで、銀粘土は本当の意味での純銀(99.9%の銀)なので耐久性はやや落ちます。
・ガスコンロまたはルツボ
銀粘土を焼くためにガスコンロまたはルツボが必要です。
家のガスコンロでできるので、あるひとはそれを使えばいいです。
IHや電気コンロなどで、家にガスコンロが無い人はルツボを使いましょう。
これは市販の固形燃料を使って焼くもの。
銀粘土のセットなどに付属しているものを購入すると良いです。
↑るつぼ付きのタイプ
・スパチュラ
スパチュラは金属製の細密なへらです。
指だけで造形するには限界があるので、ほぼ必須になります。
スパチュラは12本ぐらいでまとめて販売されているで、それを購入しましょう。
また、割りばしの先を加工したりして、自分でへらを作るのもおすすめ。
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慣れてくると自分で自作することが多いですね。
デザインに合わせて適したものを毎回作る感じです。
プラスチックスプーンや割りばしなどを加工すればOK
・木心棒(指輪を作る場合)
銀粘土で指輪を造りたい場合は木心棒が必要です。
これに巻き付けて輪の形を作ります。
指輪の号数のメモリが書かれており、それに合わせたところに巻き付けます。
自分の指の号数が分からない場合はリンゲージを購入して調べましょう。
・スポンジヤスリ
スポンジヤスリは焼成後の研磨に使います。
耐水ペーパーよりも使い勝手が良く、形に沿って磨けるので、リングの内側などもきれいに磨くことができます。
・研磨剤
研磨剤は磨きの最後の仕上げに使います。
これを使うと、鏡のようにピカピカになるのでほぼ必須アイテム。
布に少量とり、こすって磨いていきます。
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必ず研磨剤入りのものを買いましょう。
たまに研磨剤の入っていない磨き粉があったりしますが、それは主に黒ずみを取る用です。
・リューター
リューターは無くても良いですが、あると便利な工具です。
銀粘土の場合は主に研磨に使います。
銀粘土で細かい造形をしたときに、スポンジヤスリなどではなかなか入らないような場所も磨けます。
銀粘土以外でも、ワックス鋳造したり、バリ取りをしたりなどにも使えるので、あると便利。
価格帯は1.5万円前後のものがおすすめ。
詳しい選び方はこちらで解説しています↓
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モノ作りが好きな人は1台持っておくと重宝します。
磨きなどの作業効率が3倍以上になるのでおすすめ
その他あると良いもの
上記の道具以外であると良いこまごまとした道具をまとめて紹介します
・ピンセット
コンロで焼いているときにひっくり返したりするときに使う
・磨きベラ
これの側面で金属を強くこすることで光沢ができ、光らせられる。
細かい造形のエッジや指輪の内側を光らせるときに
・精密ヤスリ
削るときに使う。バリ取りなどにも。あえてヤスリの跡を残してテクスチャの表現をするのも面白い
制作の幅を広げる道具
ここからは制作の幅を広げるためのアイテムを紹介していきます。
制作に慣れてきたら買い足していくのをおすすめします。
・燻し液
燻し液は銀を黒く着色するときに使います。
中に硫黄の成分が含まれており、これが銀と反応して硫化銀となり、黒い色になります。
シルバーアクセサリーではよく使われるもので、立体感を強調することもできます。
黒い色も結構かっこいいのであるとおすすめ。
使い方は製品によって多少異なります。
お湯に入れて薄めたものに作品をくぐらせて使ったり、作品に原液をそのまま塗布するものなど。
製品のパッケージに使い方が記載されているのでよく確認しておきましょう。
また、燻す場合には脱脂が大切です。
重曹と石鹸を使って油分をしっかりと取ってから塗りましょう!
![こざかい](https://kozakaiart.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_3380.jpg)
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硫黄で着色する方法は伝統的な方法です。
金属の化学反応で色がつくので、自然な色でもあります。
・金剛砂
金剛砂は銀をマットな質感にするときに使います。
ピカピカのシルバーもきれいですが、柔らかでマットな質感も大人っぽく、上品で味があります。
使い方はタッパーに焼成して磨きまでした作品と、金剛砂、少しの水を入れてよく振ります。
そうすると作品の表面に細かい無数の傷がつき、マットな感じになります
・合成石
銀粘土は石を入れるのがとても簡単で、ぜひ使ってほしいですね。
焼成する前に石を埋め込んで、そのまま焼くことで石留ができます。
熱する関係上天然石は使えませんが、銀粘土用の合成石が売られているのでそれが使えます。
合成石は価格も高くないので、気軽に使えるのがうれしいですね。
おすすめのセットはこちら↓
最後に、いろいろ道具を買うのがめんどくさい人向けにおすすめのセットを紹介します。
まず家にガスコンロがある場合は上記の商品がおすすめ。
磨き道具なども一通り入っているので、すぐに始められます。
また、DVDの解説付きなので初心者でも安心。
ガスコンロが無い場合は上記のルツボつきのものを選びましょう。
上記2つのセットは付属の銀粘土が少ないので、2つ以上作りたい人は別途で銀粘土を買い足しておきましょう!
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