ペイント用スプレーまとめ!
今回は画材としてのペイント用スプレーを紹介していきます。
そもそも普通のホームセンターでよく見かけるようなラッカースプレーとどう違うの?ということについてや、メーカーについても軽くまとめました。
これから絵を描く人にはぜひ参考になるのぜ読んでみてください。
主なメーカーは下記の2つ。
・リキテックススプレー
・ターレンス アムステルダム スプレーペイント
画材としてのペイントスプレーとラッカースプレーとの違い
今回紹介するスプレーはペイント用のスプレーになっています。
これは有機溶剤を使っていない点でラッカースプレーとは大きく異なります。

ラッカースプレーを期待して買うときはこれを選ばない方がいいですね。
イメージとしてはラッカースプレーよりも、絵の具のスプレー吹きに近い感じ。
金属やプラスチックへの定着が弱くなる代わりにより扱いやすくなっています。
このような感じなので、アクリル絵の具との併用はかなり相性がいいかなと思います。

大抵アクリル系の画材メーカーが販売おり、おそらくアクリル絵の具と併用することを想定して作られた画材なのだと思います。
また、有機溶剤特有の臭いや有害性がないので、室内でも気軽に使えるのはうれしいポイント。
換気を気にせずに使える点で手軽ですね。
※金属やガラスなどの非吸水性のつるつるとした素材への定着は弱いスプレーです。
そのため、下地剤やコーティング剤を使って強度を高めてあげる必要があります。
他の点では、霧がより細かく出るようにもなっています。
なのでグラデーションがきれいに作れますね。
主な違い
・有機溶剤不使用なので、換気を気にせずに室内でも使える
・霧が細かく、グラデーションがきれいに作れる
・リキテックススプレー
リキテックスはアクリル絵の具のメーカーではおなじみ。
ノズルキャップは付け替えが可能で、太さ違いで3種類そろっています。
色数も現状最多で50色あり、欲しい色は大抵そろっていますね。
ペイント用スプレーの中では画材店においてある確率も高く、入手しやすい点で最もおすすめ。

東京では新宿の世界堂で販売されていました。
Amazonでの取り扱いも多いので、特にこだわりがないならこっちを使いましょう。
ちなみに色についてですが、アクリル絵の具と同様に色によって透明色と不透明色とに分かれています。
なので、買うときは一応確認してから買うと良いですね。
主な特徴
・丸型ノズルで、太さのバリエーションが3種類ある
・全50色
・容量400ml 1650円
・ターレンス アムステルダム スプレーペイント
ターレンスもリキテックスと同様に大手画材メーカーです。
油絵具や水彩まで幅広く取り扱っています。
使い勝手はリキテックスのものとほぼ同じ感じ。
ノズルの種類が4種類と豊富で、ファットサイズでは6cm近い太さが出ます、、!
なので、広い面を塗るような作業があるときにはかなり便利。
ノズルキャップはリキテックスとの併用はできるかはまだ未確認ですが、もしできるならリキテックスのスプレー+アムステルダムのノズルキャップの組み合わせが最強かもしれないですね。
アムステルダムのスプレーは画材店で見かける機会が少なく、現状ほぼオンラインでの購入になります。

価格も使いやすさもリキテックスとほぼ同様なので、好きな方を使うと良いです。

主な特徴
・丸型ノズルで、太さのバリエーションが4種類ある
・全47色
・容量400ml 1650円
スプレーの目詰まりについて
スプレーの使い方の注意点として、目詰まりに気を付けなくてはいけません。
使い終わった時は必ず逆さまにして2~3秒程度空吹きする必要があります。
これは塗料がノズルで固まるのを防ぐ目的があります。
スプレー自体安くはないので、必ず空吹きしましょう。
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