彩色筆とは?特徴は?
彩色筆とは、水分をたっぷりと含ませて塗ることができる筆のこと。
穂先のまとまりも良いので、筆の先端だけを使えば細い線を、全体を使えば幅広い面積を塗ることができます。
どんな場面でも対応できるので、使う場面がとても多いオールラウンダーな筆ですね。
原料は表面の上毛は羊が一般的で、芯はタヌキや鹿などが使われています。
この筆で使う絵の具は、水彩、日本画、デザイン(ポスターカラー等)の絵の具で、水をたっぷりと使って描くときに使うことが多いですね。
彩色筆はコシがない柔らかい筆なので、逆にアクリル絵の具や、水をあまり含ませないで描く絵の具は向きません。
その場合はリセーブル筆を使うのをおすすめします。

彩色筆は新品だと横から見たときにきれいな三角形をしています。
彩色筆の特徴まとめ
・水の含みが良い
・毛先がまとまりやすい
・柔らかくコシは無い
良い彩色筆の選び方
良い彩色筆の選び方は、水分の含みがいいことと、穂先のまとまりが良いことです。
水の含みがいいものは一度絵の具を含ませただけで、途切れずに塗ることができますし、
穂先のまとまりが良いと毛先が割れずに繊細な線を引くことができます。
彩色筆は新品は糊で固められているので、実際に手に取って確認しずらく、買って使ってみないと良い筆かが分かりにくいのが難点ではあります。
おすすめのメーカー
おすすめのメーカーは2つ
・名村大成堂
→とりあえず迷ったらこれ!水の含みがめちゃいい
・中里
→コスパ最高!
名村大成堂の彩色筆
名村大成堂の彩色筆は最も人気がある筆です。
その理由はコスパが最高だから、、!
最もよく使う中サイズの筆で1本1000円ほどで買えます。
質がとてもよく、愛用者が多い1本。
スタジオジブリの宮崎駿監督も愛用しているほどです。
特長は水の含みの良さで、一度絵の具を付ければたっぷりと水を含ませられます。
にじみやぼかし表現がとてもしやすい筆でとてもおすすめ。
迷ったらこれを選びましょう!
主な口コミ↓
水彩画を初めて10年くらいになりますが。良い筆に出会がなかったのですが、この筆はとても、使いやすいです
引用:Amazon
宮崎駿監督愛用の筆。主に塗り絵に使うので小にしましたが、それでも太いので極小にすればよかったです。毛は柔らかく水の含みがすごいです。もう少し安いといいです。
引用:Amazon
中里の彩色筆
中里の彩色筆のメーカーの中で、低価格でコスパが良いメーカーです。
中里の筆は水の含みがやや良くないものの、毛先のまとまりが良い特徴があります。
上記の名村の筆とは好みが分かれるところですね。
線で描くことが多ければこちらを選んでもいいかもしれません。
主な口コミ↓
中里さんの夏毛彩色いいですよ。イタチ、馬、鹿の混毛で、天然毛の筆ではコシ強めかと。
— モッティ (@shiba_motty) August 11, 2022
ピグメント東京のサイトに塗り見本動画があるので、参考にどうぞー。
鹿肉とても美味しいですよね!
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