今回のテーマはサンドブラストについて解説していきます。
サンドブラストとは?選び方のポイント
サンドブラストとは、細かい砂を吹き付ける装置のこと。
主に錆び取りや曇らせる時に使います。
工場や工芸の世界ではよく使われる機械です。
あまりメジャーではないので、使ったことが無い人も多いかも
サンドブラストの用途
サンドブラストには以下のような用途があります。
・金属のサビ取り
・ジーンズの加工
・ガラスを曇らせる(工芸用)
・金属を曇らせる(工芸用)
こうしてみると意外と用途は広いですね!
サンドブラストは金属のサビを削り取ることによく使われます。
高圧に吹かれた砂が簡単に表面の錆を吹き飛ばします。
細かい部分にまで砂が届くので、複雑な形状のもののサビもとることも可能。。
また、サンドブラストは工芸の世界でもよく使われます。
例えば、ガラスを曇らせたいときや、金属の指輪を曇らせたいときなど。
やすりなどで曇らせるよりも、均一にきれいに曇らせることができるので、よく使われています。
僕は高校と大学で金工を学んでいたので、サンドブラストはよく使っていました!
サンドブラストのサイズ
サンドブラストは大きく分けて90Lと220Lサイズが主流です。
90Lサイズは卓上でも使える大きさで、小物をサンドブラストするときにオススメ。
220Lサイズでは床置きのタイプになり、服にダメージを入れたりすることもできるぐらいの大きさです。
サンドブラストにはコンプレッサーも必要
サンドブラストにはコンプレッサーが必要です。
コンプレッサーとは、空気を圧縮して送り出す機械。
サンドブラスト機は砂と一緒に空気を送り出します。
コンプレッサーも家庭用のものがあります!
サンドブラストを購入する際はコンプレッサーも合わせて購入しましょう。
また、サンドブラストは空気の圧力の強さが大切なので、コンプレッサーの性能が十分に足りる必要があります。
サンドブラストとコンプレッサーには使用空気圧(Mpa)が記載されています。
コンプレッサーのほうが空気圧が高くなるように選びましょう!
おすすめのサンドブラスト
サンドブラストは業務用の大型のものが主流ですが、個人で使用しやすい家庭用のものもあります。
空気を送るためのコンプレッサーは騒音があるので、賃貸マンションでは厳しいですが、
戸建てであれば使えます。
個人宅だと、ガレージに置いている人が多いですね。
賃貸ではかなり厳しいと思います。
その場合は後述する代用方法も検討してみてください。
小型サンドブラスト 90Lサイズ
このサンドブラストはかなり小型の部類。
卓上でも使えるサイズなので、スペースには困りません。
主に工芸用です!
キャビネット容量:90L
本体サイズ:約幅585×奥行490×高さ500mm
使用空気圧:4.0-6.0kgf/cm2
価格13000円前後
このサンドブラストに合うコンプレッサーはこちら↓
静音タイプのものを選んでいます。
大型のサンドブラスト 220Lタイプサイズ
こちらは大型タイプ。↓
容量は220Lでジーンズなどの加工もぎりぎりできるサイズ。
サイズ 画像参照
排気口 約φ63mm(外径)
本体重量 46.0kg(梱包重量 49.0kg)
容量 220リットル
使用空気圧力 0.6~0.8MPa
このサンドブラストに合うコンプレッサーはこちら↓
静音タイプのものを選んでいます
サンドブラストの代用方法
サンドブラスト機を置けない場合は代用方法もあります。
それは金剛砂を使う方法。
騒音が出ないのと、スペースを取らないので気軽に自宅でも使えます。
錆び取りはできませんが、工芸用にガラスや金属を曇らせるには十分です。
方法は水の入ったバケツの中に金剛砂を入れ、
砂と水を一緒にすくって、作品の上に落とすように流しかけます。
また、タッパーなどに水と一緒に入れて振ることでもできます。
金剛砂を使う方法はサンドブラストより細かいマット感になります。
僕はよくシルバーの指輪を曇らせるときに使っていました。
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