ヴァンゴッホ色鉛筆の特徴と比較についてまとめてみました!
今回は色鉛筆のヴァンゴッホシリーズについての解説です。
誰もが知っている巨匠の画家のゴッホの名前がついた色鉛筆ですが、
実際どんな性能があるか気になりますよね。
色鉛筆はどれも同じではなく、芯の柔らかさや色の伸び具合など結構違うことも多く、
描き比べてみるとその違いがよくわかります。
メーカーはターレンス
ヴァンゴッホのメーカーはターレンスです。
ターレンスはオランダのメーカーで、日本の有名なサクラクレパスはここに買収されているので、クレパスも取り扱っています。
ターレンスは画材を幅広く製造しており、特に油絵具のレンブラントや、アクリル絵の具などが有名。
パステル類や色鉛筆も作っています。
どの画材にも共通したブランド名が付けられており、高価格帯のものはレンブラント、ノーマルなものはヴァンゴッホ、リーズナブルなものはアムステルダムの名前になっています。
つまり、レンブラントの油絵具やパステル、ヴァンゴッホの油絵具やパステルなどがそれぞれあるということですね。
今回紹介するヴァンゴッホは価格帯としてはミドルクラスに入ります。
※ちなみに、色鉛筆のレンブラントクラスはありません。
このブランドの価格の差はおそらく顔料の質なのかなと思います。
ヴァンゴッホ色鉛筆の特徴
ヴァンゴッホ色鉛筆の特徴は下記のとおりです
・価格1本200円ほどで買える
・やや柔らかめ
・ワックス分が多め
・落ち着いた色合い
・色数は全60色と少なめ
・価格1本200円ほどで買える
ヴァンゴッホ色鉛筆の価格は1本200円前後で購入できます。
色鉛筆価格的には若干高めぐらいでしょうか。
初めて使う人が買う場合、上達してからもずっと使えるぐらいの色鉛筆。
なので、これから長く色鉛筆画を描く人はこのぐらいのものを買ってしまった方が長期的にお得になると思います。
・やや柔らかめ
芯の硬さはやや柔らかめぐらいに位置しています。
ホルベインのアーチスト色鉛筆と近いぐらいの硬さで、広い面積から細い線までどんな時でも使えます。
硬さが偏っていないので、色鉛筆を使い分ける必要もなくこれがあればとりあえず十分といったところ。
・ワックス分が多め
割と塗った時にテカテカしやすい気がします。
とはいえ、重ね塗りは可能。
色鉛筆のテカリは原料のワックスが原因で、この配分が少し多めなのだと思います。
テカるのが嫌いな人は、カリスマカラーのようなもっと柔らかい色鉛筆を使った方がいいかも。
・落ち着いた色合い
色は全体的に落ち着いた発色です。
ここは好みですが、大人っぽい絵を描くときや、風景画などには向いているのかなと思います。
落ち着いた色とは鮮やかすぎずに、なおかつ明るすぎない色のこと。
鮮やかすぎないのはメリットでもあります。
・色数は全60色と少なめ
色数は全部で60色とやや少なめ。
ほかのメーカーだと100色を超えるところもあります。
とはいえ60色は多くの人にとっては十分な色数で、プロぐらいでないとそこまで必要ありません。
一般的には色鉛筆画を始めるときには36色~48色のセットを購入してずっと使い続けていられます。
もっと色数が欲しくなるころにはもうその色鉛筆を使いきっているはず。
ヴァンゴッホ色鉛筆はこんな人におすすめ
まとめるとこんな人におすすめです!
・初めて買う色鉛筆でずっと使えるものを選びたいとき
・ちょっと柔らかい色鉛筆を使いたいとき
ヴァンゴッホは中堅価格帯の色鉛筆の中では割と中間的な性能で、どんな人にも合うのかなと感じました。
本格的に色鉛筆を使うようになってからも使い続けられる質になっています。
ぜひこの機会に使ってみてはいかがでしょうか。
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