今回はワックスペンについてまとめてみたので、
参考にしてみてください!
ワックスペンとは?
ワックスペンとは、主にワックスの造形で使われる工具。
はんだごてのようにペン先に熱を伝えて、その熱で造形をします。
ペン先でワックスを溶かして盛り付けたりするのが楽になります。
ワックスペンの用途
ワックスペンの用途はワックスの造形。
彫金で金属の原型を作るときや、歯科用としても使われます。
はんだごてとの違いは、先端の形状とペンの重さ。
先端がよりワックス造形に向いた針状や、スプーン状のものが付属しています。
また、持ち手のペンが小型で軽量。
ワックスは細かい造形なので、このような仕様になっています。
はんだごてより、細かい造形に向いています。
スパチュラとアルコールランプでも代用は可能
代用として、スパチュラをアルコールランプで熱して使う方法もありますが、結構めんどくさいんです。
すぐにスパチュラの熱が逃げてしまうので、毎回熱しなくてはいけません。
また、家の中で火を使うのはちょっと、、というひともいますよね。
ワックスペンなら精々200度ほどなので、火事の心配はほぼありません。
アルコールランプもアルコールは消耗品なので、長期的にはワックスペンのほうがコスパが良くなります。
ワックスペンに慣れてしまうと、アルコールランプを使う方法にはめんどくさくて戻れません
ワックスペンの使い方
ワックスペンの使い方は、スイッチを入れて温度を設定します。
そうするとじんわりと温まります。
スプーン状のワックスでは上にワックスを載せると液状になるので、そのまま盛り付けられます。
また、ワックスが割れている個所などには細いペン先を使うことで補修できたりします。
ワックスペンのオススメ
ここからは彫金用としてよく使われるワックスペンを2つ紹介します。
ワックスペン自体はメーカーがかなり少ないので、選びやすいです。
Shiyang デジタル ワックスペン SJK-110
このデジタルワックスペンは温度がデジタル表記されているのが特徴。
また、価格が6000円台でペンが2本もついているのがうれしいです。
2本同時に出力もできます。
ワックスペンのペン先は熱が冷めないと交換できないので、ペンが2本あるのはかなり便利。
Shiyang デジタル ワックスペンは一番オススメできるワックスペンです。
メーカーはSJK。歯科用器具を製造しているメーカーです。
コスパは最高です!
仕様
メーカー SJK
電圧:AC100~240V 50/60HZ
消費電力:20W
電流:0.1A
重量:0.9KG
デジタル表記
温度は50~200度
ペン2本、ペン先6種付
ワックスペン No.9100D
このワックスペンは彫金用として作られたワックスペンです。
温度調整は無段階式。
高温になるので、ハードワックスも簡単に溶けます。
また、ペンが10gとかなり軽くて小型なので、作業もしやすく疲れにくい仕様になっています。
僕の通っていた高校ではこのワックスペンが使われていました。
ペン先は別売りですが、種類が豊富です。
20種類以上あるので、そろえることでより細密な造形も可能。
仕様
消費電力 AC100V-5.9W
寸法 巾67×奥行110×高60mm/重量600g
付属品 先端工具はNo.9105 1本付
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