似顔絵を描く!
こんばんは!
絵を描くときに誰もが一度は描くであろう”似顔絵”について今回は描き方のコツを書いていきます。
似顔絵を描くのは苦手?恥ずかしさをなくそう!
絵を描く人の中でも似顔絵が苦手な人は多いのではないでしょうか。
苦手になる原因は「相手に見せなくてはいけないから」です。
その苦手意識をなくすためには徐々に段階を踏んでなれることが重要です。
似顔絵は描く相手(モデル)がいるので、できた絵を相手に見せなくてはいけません。
なのでその時に「似てない、、、これ恥ずかしくて見せられないよ」って思って
人に見せられない→描くのが嫌になる。
この流れが大半です。
中学校でも美術の時間に隣の人の似顔絵を描かされて、苦い経験をした人もいると思います。
似顔絵は絵の経験を積んだ私も描くときは緊張します。
似てなかった時はひやあせものです。
苦手意識をなくす方法
苦手意識をなくす方法はまず徐々に慣れることが大切。
例えば有名人やキャラクターの顔を描くことから始めて慣れたら実際の人の顔を描く
これが一番の近道!
最近はInstagramなどのSNSもあるので、有名人の顔を描いて投稿し、反応を見つつ継続。
コメントをもらって自信をつける。
これで実際の人物を描くまでのステップを踏みます。
それでは実際に描くためのアドバイスを紹介します。
似顔絵の描き方
似顔絵で大切なポイント
1顔の形より印象を合わせるイメージで描く
2似るかどうかは比率できまる
3その人らしい表情と雰囲気を出す
大切なのはこの3つ!
どれだけ”印象”引き出すかが大切!
似せるポイント1、顔の形より印象を合わせるイメージで描く
絵を描くときに顔の”形”をとらえる人が多いと思います。
例えば、目だけを輪郭を描いて、次に鼻だけ、という描き方です
この描き方をするとほぼ”似ない”ので注意です。
大事なのはあくまでその人の”印象”を描くということです。
”印象”さえあっていれば形が違っていても似ます!
よくみる似顔絵師の描いた絵を思い浮かべてみてください。
形は全然違っているのに、似ていますよね?
そんなイメージです!
似せるポイント2、 似るかどうかは比率できまる
似せるための2つ目のポイントは、比率を合わせるです!
平均的な顔のイメージがあったとして、そこから顔の各パーツの比率を変えるだけで似てきます。
おでこが広い人、目が大きい人、首が細い人、
どれもパーツの縦横の比率と、位置できまります。
その比率の印象が大体あっていれば顔は似てきます
任天堂のmiiを作った人はいるでしょうか。
あれもパーツの大きさと位置で似た顔を作れますよね?
そんなイメージです!
似せるポイント3、その人らしい表情と雰囲気を出す
その人の普段よくする表情を描くとそれも似るポイントです。
なぜならその人の良くする表情も”印象”一つだからです。
普段よく笑う人なら笑う顔の人がイメージとしてありますし、
難しそうな顔をしている人ならそういう顔のイメージがあります。
なので、その人を思い浮かべたときに一番してそうな”表情”を描く似やすいです。
実際に描いてみる
今回描くのはこの方!
CTimeのSNSで知り合った女性の方です!髪型に特徴があるので、髪型をしっかり描いていきます。
STEP1まず大まかに形をとる
まず、大まかに形をとります
大体の輪郭と明暗をはっきりさせます。
目をぼやかしたときの顔の明暗のイメージが合えばこの段階はオッケー!
鉛筆を寝かせて大体の髪の形と顔、首、肩を描きます。
最初はざっくりで、この時に額から首元にかけての正中線(顔の縦の中心ライン)を意識して描きます。
鉛筆はユニの2Bぐらいの柔らかさがおすすめ!
STEP2目鼻口のあたりをとる
大体の目鼻口の形を描いていきます。
このときも目をぼやかした印象を描いていきます。
目をぼやかすと、目鼻口もボヤっと黒っぽく見えますよね?
まずはそのかんじを描きます。
必ず少し描いては修正、描いては修正と、
描く時間と修正する時間は同じぐらいの感じで描き進めます。
ここで印象が合っていないと、どれだけ描き進めても似ません!
顔のパーツは左右対称とパースに注意!歪んだ顔にしないこと!
顔を描くときには骨格の本を見ながら描くと、顔の立体感が分かりやすいのでおすすめ。
今回は背景もつけています。
最初は背景を付けたほうが描きやすいです。
描く場合は最初の段階から一緒に描き進めます。
STEP3顔をはっきりさせる
顔のパーツのあたりが取れたら、形をはっきりさせます。
前の段階であたりがしっかりとれていれば、簡単にパーツを描くことができます。
ここで描いたときに似ていなければ、前STEPの、パーツのあたりをとるところからやり直しましょう。
あと、意外と髪型は人の特徴が出やすいのでしっかり観察して印象を合わせていきます。
注意点として、目の白いところは思ったよりも白くないことに注意!
パーツの描き込みをしていても途中で常に全体感をみて、全体の中でのバランスを見ます。
一か所を描きすぎると他の場所とのバランスが合わずに崩れるので常に全体を描き進めましょう
STEP4描き込んで完成
最後に細かい書き込みをして完成!
目の中や髪の光は消しゴムで白くハイライトを入れると生きてる感じがしてきます!
これ以上は気のすむまで描き進めていきます
かかった時間はA4サイズで4時間ほど!
まとめ
いかがだったでしょうか。
人物画はとにかく枚数を描いて慣れることが大切です。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、そこさえ乗り越えればぐっとうまくなりますよ!
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