アクリル絵の具のパレットの選び方は?
アクリル画を描く時に必須なのが絵の具のパレットです。
パレットと一口に言ってもいくつかの種類があり、用途も少し異なります。
そこで今回はアクリル絵具に合ったパレットを用使い方別にご紹介いたします!
アクリル絵の具のパレットの種類は?
市販のアクリル絵の具のパレットには素材別にいくつか種類があります。
プラスチック
・メリット:安い、初心者向け ・デメリット:乾いた絵の具が落ちにくい
陶器、ガラス
・メリット:絵の具を落としやすい、プロ向け ・デメリット:ほぼ無し
紙
・メリット:片付けが楽 ・デメリット:値段が高め
主にこの3タイプに分かれます!
これからひとつづつ解説していきます。
ちなみに僕のおすすめは、陶器の皿とプラスチックのコップ、紙パレットの組み合わせです!
プラスチックのパレット
プラスチックの絵皿はなんと言っても「安い!」が一番のメリットです。
皆さんも小学生の時にプラスチックの絵皿は使ったことがあるのではないでしょうか。
このプラスチックタイプは絵を描く初心者向けで、コストを抑えて使えます。
ですが、アクリル絵の具に後述の理由からはあまり向きません。
プラスチックの絵皿のデメリットは、乾いたアクリル絵の具がこびりつくこと!
アクリル絵の具は乾きやすいので、フライパンやヤカンにこびりつくこげのように、頑固にくっつきます。
完全にくっついた状態だと、スチールたわしでもなかなか落ちません。
なので、本格的にアクリル画を始める人は、陶器や紙皿に変えて行った方がいいですね。
一応、絵の具のメーカーからは絵の具の剥がし剤が販売していますが、これを買うなら初めから陶器のものを使った方が安いし、楽です。
陶器、ガラスのパレット
画材店に行くと、陶器やガラスの絵皿も販売されています。
本格的にアクリル画を始めるならプラスチックではなく、陶器かガラスのものにします。
なぜなら、メリットとして乾いたアクリル絵の具が剥がしやすいからです!
たとえアクリル絵の具が完全にこびりついたとしても、水に半日ほど浸けておくだけで簡単に落ちるようになります。
価格はプラスチックのものの2倍くらい。
100円ショップで売っている食器用の皿でも代用できます!
紙パレット
画材店では紙製のパレットも販売されています。
これは平らなパレットです。
絵の具を混色しながら少しずつ使うのに適したパレットで、細かい描写をするような画家にとっては必需品です!
このパレットは消耗品で、使い終わったら上の紙をめくって捨てることができ、すぐに新しく使うことができます。
デメリットは、消耗品なので割高になるということです。
紙パレットについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
とても便利なパレットなので、僕はずっと使っています!
補足 パレットを使う時のコツ!
ちょっとここでパレットを使う時のアドバイスをご紹介します。
アクリル絵の具は非常に乾きやすいので、パレットの上でもすぐに乾燥して固まってしまうのが欠点です。
この欠点を無くすには、まず濡れたテッシュのを敷いてその上に絵の具を出すことです!
そうすると、かなり乾きにくくなります!
ぜひ試してみてください!
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