トンボ玉に必要な道具
今回はトンボ玉をこれから始める人向けに、どんな道具があるのかを簡単に解説していきます。
必要な道具はすべて紹介しているので、記事のリンクから道具をすべて揃えられるようにしておきました。
ぜひ参考にしてみてください。
必須な道具
・バーナー
・ガラス棒
・ステンレスの棒
・離型剤
・徐冷材
あるといい道具
・小手(または鉄板)
・ピンセット
・バーナー
トンボ玉で必須なのがバーナーです。
バーナーにはいくつか種類があるので解説します
・カセットボンベ式かガス栓式か
バーナーはカセットボンベのものとガス栓式の2種類があります。
当然カセットボンベは消耗品なので高くつきますが、手軽なメリットがあります。
最近は家にガス栓が無いところも多いので、そんなときにはとても便利。
ガス栓式のものは本格的にトンボ玉を作りたいときにはいいですね。
・手持ち式と床置き式
バーナーは手持ちのものと床置きのものがありますが、基本的には床置きの専用のものを使います。
トンボ玉で使うバーナーは上に向けて炎を出すバーナーを使うので、手持ち式の場合は固定するものが別に必要になってめんどくさいです。
バーナーはネットでも購入できるので検討してみてください。
・ガラス棒
ガラス棒はたくさんの種類があるので、自分の好きな色を何色も買ってみましょう。
透明なものや不透明なもの、細いものから太いものまでさまざま。
買うときの注意点として、ガラス棒の材質は統一しましょう
ガラス棒は鉛ガラスとソーダガラス(ベネチアンガラス)などの種類があり、これらは融点が違うので混ぜて使うと割れる原因になります。
そのため、買うときは必ずどのタイプのガラス棒か確認してから買いましょう。
ちなみに鉛ガラスは融点が低いので、扱いやすくておすすめです。
・ステンレスの棒
トンボ玉はステンレスの棒にガラスを巻き付けて使います。
ステンレスの棒は太さがいくつかあり、これで完成した時に通せる紐の太さが変わります。
制作するトンボ玉に合わせて変えるといいですね。
基本的には3mm程度の太さが使いやすいです。
・離型剤
離型剤はステンレスの芯に塗布し、ガラス棒を巻き付けたときにステンレスとガラスがくっつかないようにするものです。
水で溶いた離型剤に、ステンレスの棒の先(先から6cmぐらい)を浸して乾燥させてから使います。
・徐冷材
徐冷材は成形直後の温まったトンボ玉をゆっくり冷やすための砂利(バーミキュライト)です。
トンボ玉はガラスなので、急激に冷えるとステンレスの棒との温度差から割れる原因になります。
・小手(または鉄板)
鉄やステンレス道具があればトンボ玉を加熱している最中に形を直したり、角張らせたりできるのであると便利です。
キットもあります!
トンボ玉に必要な道具が多くて1個ずつ買うのがめんどくさい!という人は最初はキットを買うのがおすすめ。
1万円台で買えるのでかなりお手軽です。
内容物は下記の通り
とんぼ玉入門DVD、バーナー、ボンベ、除冷剤、離型剤、ラジオペンチ、スタンド、ひっかき棒、ガラス棒10本、ステンレス棒(1mm1本/2mm2本/3mm2本/4mm1本)
DVDもついているので、作り方が全く分からない初心者にもおすすめ。
これで試しに作ってみて、自分でもっと作りたくなったらガラス棒を買い足していくといいですね。
トンボ玉の参考書
トンボ玉の作り方の参考書もいくつか紹介しておきます。
・とんぼ玉の技法
トンボ玉の技法書はいくつかありますが、初心者向けのものではこちらが一番わかりやすいのでおすすめ。
画像がかなり多めで、作り方だけではなく、失敗した時はどうすればいいのかについても詳しく描かれています。
・世界のトンボ玉
トンボ玉に慣れてきたらこのような本を参考にすると表現の幅が広がります。
トンボ玉は日本発ではなく、昔から世界的に作られているので、国によって雰囲気が全く異なります。
民族的なものたくさんあり、読むだけで創作意欲がわいてくるので1冊持っておくのがおすすめ。
難しい技法を使わず、面白い表現もあるのがいいですね。
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