組み立て式の紙製キャンバスfravasを使ってみた
今回は少し変わったキャンバスを使ってみたのでレビューしていきます。
他にはないものなので、実際どのような特徴があるかなと気になる人もいると思うので実際に使いながら詳しい特徴をまとめてみました。
パネルやキャンバスに加えてもう一つの選択肢となるかもですね
メーカーのHPとオンラインショップはこちら↓
fravasの特徴
fravasの製品の大まかな特徴は下記の通りです。
・額無しで絵を飾れる
・組み立て式でとても軽い
・サトウキビのパルプ(非木材資源)を使用
これは公式のHPでも大きな特徴として書かれています
・額無しで絵を飾れる
fravasは額が無くても手軽に絵を飾れるのが最大の特徴
frame(額)+canvas(キャンバス)から名前を取っています。
組み立て式になっており、描いてから組み立てることですぐに絵を飾れるようになります。
一般的に紙に描いた絵を飾るときはそのままだとテープや画鋲などを使わなくてはいけないので、汚くなりがち。
とはいえ額を買うのも結構面倒。
キャンバスの場合は裏に金具と紐を付けなくてはいけません。
そんな手間をこのfravasは省いてくれるのが大きなメリット。
ちなみに壁掛けと棚置きの両方に対応しています。
額を買って絵をセットしたり、金具を付けたりするのって地味にめんどくさいんですよね。
・組み立て式でとても軽い
fravasは組み立て式のキャンバス。
紙製なのでとても軽く、どんな場面でも飾ることができます。
壁掛けの時も画鋲一つで飾れるので、賃貸の家にもおすすめ。
B5サイズで80g、B6サイズで24gしかありません。
大き目の絵を飾ろうとすると、画鋲でも負荷によって穴が目立ってしまいます。
一方でfravasだと軽いのであまり問題にならないのがいいですね。
・サトウキビのパルプ(非木材資源)を使用
原料はサトウキビの非木材資源を使っています。
これはおそらく砂糖を取り出した後の絞りカスをパルプとして使ったものだと思います。
最近は環境に配慮のためにストローや卵の容器などがこのサトウキビに置き換わっているものが増えてきました。
木材ではなく、もともと廃棄されるものなのでかなりエコ。
fravasを実際に見た感じは普通の紙と変わらないぐらいの質感でした。
実際に使ってみた
それでは実際に使ってみてので実況していきます。
今回使う絵の具はアクリル系。
紙自体は厚めのボール紙と同じぐらいあり、表面はかなり描きやすいので、クレヨンや油絵具でもよさそう。
水を使ってもふやけないですね。
絵の具で塗る場合は下地のジェッソなどは不要。
キャンバスの表の部分がどこまでかが少しわかりにくいので周りにマスキングしてもいいかもしれません。
↑画材別の比較。
紙の表面は画材の食いつきを良くするために筋が入っています。
そのため、鉛筆、ドライパステル、色鉛筆はテクスチャが入ってしまうので不向きですが、ほかのクレヨンやオイルパステル、絵の具類は描きやすいですね。
表面は油絵のキャンバスっぽいテクスチャがうっすらついている感じ。
全体的にマットな仕上がりになっています。
犬を描いていきます。
絵はこれで大体完成!
ここから組み立てていきます
組み立ては少しコツがいります。
しっかりと直角に曲げていくのがポイント。
幼稚園生~小学校低学年くらいの場合は大人が手伝った方がいいですね。
卓上に飾る場合は最後に裏に、立て掛け用のパーツを付けます。
こんな感じで完成!
壁掛けもOK。軽いので画鋲一本で軽々飾れます。
賃貸の家でも飾りやすいのがいいですね。意外と強度もありました。
紙製ですが、見た目のクオリティも思いのほかあります。
側面の厚みがしっかりとあるからですね。
たくさん並べて飾りたくなりますね!
今回使った感じは動画でも紹介しています!
frabasのメリット・デメリット
今回fravasを使ってみた感想はこちら
メリット
・意外と描きやすい
・描いてから飾るまでの手間が簡単
・割と完成度が高く見える
・かさばらない
デメリット
・木製のパネルやキャンバスに比べると素材が弱め
実際に使ってみた感じ、意外と描きやすかったです。
紙製ですが、しっかりと厚く、絵の具全般と相性が良くかなりきれいに塗れました。
実際に飾るまでも額がいらないので、描いてから5分の簡単な組み立てで飾ることが可能。
amazonで額を買う手間はありません。
組み立て式でかさばらないので、たくさんまとめて保管できるのもメリット。
飾ってみた感じも見た目は木製キャンバスと同じような厚みがあり、完成度が高く見えます。
子どもの絵でも一つの作品として完成して見れますね。
子どもの絵を成長の記録としてを手軽にしっかりと家に飾りたい、、!という人にはめちゃくちゃおすすめです。
子どもにぜひ使わせてあげたい!そんなキャンバスになっています。
デメリットは紙製なので、本来の木製パネルや油絵用のキャンバスと比べると素材の質が安いです。
なので、何年もずっと飾っていたり、残したいときには不向きかなと感じました。
とはいえ、手軽さがこの商品のメリットなので、うまく使い分けたいですね。
子どもの絵を飾るときや、ワークショップなどに向いてる
fravasは子どもの絵を飾るときには手軽でおすすめ。
幼稚園生ぐらいの子に自由に描かせて、その子の絵をすぐに家に飾れます。
なので、学校や幼稚園での授業での活用や、ワークショップ等で活躍する商品だと感じました。
絵画教室や造形教室でも題材に困ったらこれを使うのは一つの選択肢ですね。
持ち帰りがかなり簡単で、親御さんにも喜ばれやすいと思います。
※追記
製造メーカーに聞いたところ、ワークショップ等で大量にまとめて購入する場合は価格の値下げの交渉も可能だそうです!
口コミ
Twitterでの口コミはこのようになっています
#ISOT 注目文房具、太陽マークの「Fravas」面白い。絵を描いてから組み立てるとカンバス風になって見栄えがするというやつ。紙もちょっと麻目で雰囲気あり。額装と同じような楽しさあるなー。 pic.twitter.com/bxtw8S7KmX
— きだて たく (@tech_k) September 2, 2020
東京ビックサイト、DESIGN TOKYOのイベント行ってきました。
— アチトシヒロ/photographer (@ToshihiroAchi) September 3, 2020
写真展やるのに額やパネルだとかさばるし面白くないよなぁと思ってたらペライチの紙から組み立てて強度も申し分ないモノを発見。https://t.co/XJejU5r0Q3#fravas #フラバス #designtokyo #額 #パネル #写真展 pic.twitter.com/p92yx0hvC6
昨日の展示会その2
— 中庄株式会社 / 未来をつくる部 (@nakasho1783) September 3, 2020
株式会社会社太陽マークさんの
「Fravas」。
フレームとキャンバスを合わせた言葉。これぞ余白の良さという感じがして、思わず立ち止まってしまいました!
表面の紙もキャンバス調の仕上がりとなっていてこだわりを感じました。 pic.twitter.com/gHyf9j5cgh
どこで買えるの?
fravasは2022年7月現在では会社のHPのウェブショップから購入が可能です。
もし自分の子どもの絵をちょっとクオリティを高く飾ってみたいときにはこれを使ってみてはいかがでしょうか。
子どもの絵は子どもの成長の記録でもあります。
大切な思い出作りのために、ぜひこの機会にまとめて購入してみてはいかがでしょうか
メーカーの公式HPはこちら↓
僕が実際に使ってみた感じ、とてもおすすめできます!
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