硬くなった粘土を柔らかくしよう
今回は硬くなった粘土を柔らかくする方法です。
粘土を使っているとうっかり固めてしまうことがあります。
そんなときの対策方法を紹介していきます。
完全に固まると柔らかくするのは難しい
注意点として、完全に固まった紙粘土や石粉粘土は水で柔らかくすることは難しいですが、粘度によっては復活する可能性はあります。
かなり時間がかかるので、買いなおした方が手間が少ない場合が多いです。
ちなみに樹脂粘土は完全に固まったものを水に戻すのは無理です。
それ自体が水をはじくようになるので水分を吸いません。
なので新しく買いなおしましょう。
楽に柔らかくする方法
まずビニール袋の中に固くなった粘土を細かくちぎって入れます。
その後、水を適量加え、半日ほど放置します。
ある程度柔らかくなってきたら、ビニール袋の上から揉んで粘土の硬さを均一にしていきます。
この時にまだ硬ければ最初の工程を繰り返しましょう。
ビニール袋に入れることで手も汚れにくく、簡単に行えるのでおすすめ。
硬い粘土の表面だけを濡らして、練り込もうとしても手が滑ってうまくできません。
なので、ビニール袋に入れてから揉むと割とやりやすくなります。
柔らかすぎた場合
逆に上記の方法で柔らかくしすぎた場合も書いておきます。
柔らかくしすぎた場合には、細かくちぎった粘土を空気にさらしておけばOKです。
乾燥は比較的早いので、30分~1時間おきぐらいに様子を見ておくといいでしょう。
また、粘土はこねることでも手の熱や水分が周りに散って乾燥が進みます。
多少柔らかすぎた場合にはこねて調整した方が早かったりします。
柔らかさを保つための保管方法
柔らかさを保つための方法も紹介しておきます。
粘土を乾燥させないためにはなるべく密閉することが重要。
まず、最初に霧吹きを吹いてからラップをします。
その後、ジップロックなどでしっかり空気を抜いて密閉します。
とはいえどんなに密閉していても、何か月も経つと固まってしまうは仕方がないですね。
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