【目的別選び方】粘土ベラの種類とオススメをご紹介!

画材紹介
スポンサーリンク

本サイトはプロモーションを含んでいます

今回は粘土のヘラのオススメを紹介していきます。

粘土用のヘラは使用する粘土の種類や目的によって変わります。

「どのヘラを選べばいいのかわからない~」という方向けに自分に合ったヘラはどれなのかについて解説。

粘土ベラの選び方

最初に素材別に特徴を紹介するので、簡単にヘラの種類を把握しておきましょう。

そして最後に目的ごとに何を選べばいいのかをまとめたので、自分に合ったヘラを選んでみてください。

素材別のヘラの違い

最初に素材別にヘラの特徴を紹介します。

種類は主に木製・プラスチック製・金属製の3つ。

画材屋さんなどに行くと、たくさんの種類のヘラを目にすると思いますが、

ヘラ一つでも素材によって用途が違っているので、よく確認しておきましょう。

ヘラはお店にいろんな形状や素材のものでいっぱいあるので、どれを買うか結構迷います、、

木製のヘラ

木製のヘラは大きなものが多く、最初に粘土で大きく形を作るときによく使われます。

木製のものは厚みがあるので握りやすいのも大きなメリット。

どんな粘土を使っても、一本は持っておきたいです。

形状はナイフ形のものが使いやすく、よく使われます。

加えて、用途に合わせてほかの形状のヘラを持っておくと良いでしょう。

木製のヘラは一番使いやすいので、大きいペーパーカッター状のものが1本は欲しいところ

木製のヘラは自分で自作することも可能です。こだわりたいなら自分で作ってみても面白いですよ

自作するときは堅めの木をナイフで削り出して作ります。その後、紙やすりで#400~#1200ぐらいまで磨いて完成。

こんな時におすすめ

・大きなものを作るとき

・水粘土、油粘土など、どんな粘土でもおすすめ

プラスチック製のヘラ

木製のヘラに対して最近ではプラスチック製のヘラも見かけるようになりました。

木製のヘラよりも安く、薄くて少ししなるのが特徴です。

薄いので少し持ちづらさを感じますが、木製のものよりも3分の1ほどの価格なので粘土を初めて使う人にオススメ。

安いので子どもがつかうときもプラスチックが多いです。

プラスチックのヘラは小さい形状のものも多く、細かい造形が得意。

ネットではいろんな形状のものが10本組で安く販売されているので、ミニチュアやアクセサリーを作る人は揃えておきたいです。

注意点として、たまにバリが残っている場合があるので、その時は目の細かい(#800~1200ぐらい)の耐水ペーパーの紙やすりで削っておきましょう。

こざかい
こざかい

見た目が安っぽいのでチープ感が否めないものの、実際に使う機会は多いです。

特に仕上げの作り込みで細かい作業をするときに重宝します。

こんな時におすすめ

・粘土をはじめたての時

・小さいものを作るとき

・油土や紙粘土など粘土全般なんでもOK

金属製のヘラ

金属製のヘラは粘土の塊から大まかに切り出して形を作るときに使います。

金属で固いので、ざくざくと粘土を切っていくことが出来るんです。

価格は高く(1本1500~3000円ぐらい)、手入れが悪いと粘土の水分ですぐ錆びるので、わりと専門的な道具。

そのため、子どもには向きません。

用途としては彫刻を作るときによく使われます。

一般的にはあまり使われない印象。

ネットではほぼ販売されていないので、近くの大きめの画材屋さんやホームセンターに買いに行きましょう。

こざかい
こざかい

美大の受験の時に粘土の立体を作る課題があり、そこでもよく使われます

こんな時におすすめ

・彫刻や大きなものを作るとき

・水粘土や高級な油土、石粉粘土、石膏を使うとき

ゴム製のヘラ

ゴムベラは粘土の表面を慣らすときに使われ、木製やプラスチックのヘラとは違う役割を持っています。

形状は板状のものが一般的。

粘土は広い面を作るときにどうしても凸凹としたヘラの跡が残りますが、ゴムベラを使うと一発で慣らすことができます。

用途としては彫刻を作るときや陶芸でよく使われます。

ヘラのセットを買うときについてくることが多いので、セットを買うことをオススメします。

こんな時におすすめ

・陶芸や彫刻など大きな作品を作るとき

・油土や水粘土、陶土でよく使われる

スパチュラ

スパチュラはステンレス製の小型のヘラのこと。

値段はやや高め。先端が鋭いものが多く、細かくてもメリハリのある形が作れます。

先端の種類が多く、大抵10~20本セットで販売。

細かい細工が得意で、主に小物やフィギュア制作でよく使われます。

スカルピー、樹脂粘土と相性がいいです。

粘土以外だと、実は歯医者でもよく使われていますよ。

こんな時にオススメ

・精密な作業をしたいとき

・スカルピーや樹脂粘土と相性が良いです。

目的別、揃えておきたいヘラのまとめ

次に目的ごとに揃えておきたいヘラをまとめておきました。

最初に何をそろえればいいのかが一目で分かるようになっているので参考にしてみてください。

ミニチュアやアクセサリーを作りたい

ミニチュアやアクセサリーを作りたいときはスパチュラや小型のプラスチックのヘラを使うのがオススメ。

両方ともネットで。10本ぐらいのまとめたセットのものを買いましょう。

小さめの木べらもあってもよいと思います。

粘土は石粉粘土、樹脂粘土がオススメ。

フィギュアを作りたい

フィギュア制作にはスパチュラが必須。場合によっては小型のプラスチックのヘラも使います。

数はいろんなものが多くあったほうが良いので、ネットでまとまったセットのものを買いましょう。

粘土はスカルピーを使います。

大きめの立体物を作りたい

大きな立体物を作るときには基本的に大きめの木べらを使います。

これに追加して以下の粘土に合わせて選びます。

・紙粘土や安い油土などの軽めの粘土の場合はプラスチックのヘラでもOK。

・重めの高級な油土や水粘土の場合は鉄ベラやゴムベラがあると便利。

・陶土や石粉粘土はお好みで大丈夫です。この場合は陶芸用のヘラの詰め合わせセットで大体事足ります。

陶芸をやりたい

陶芸用のヘラはどのヘラもよく使うので、一通りそろえておきたいところ。

特に木べら、鉄ベラをよく使います。

また、陶芸ではかきベラと呼ばれる粘土を削るヘラもよく使われます。

最初にいろんなヘラをまとめたセットを購入し、必要に合わせてほかのヘラを買い足すことがおすすめ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました