【用途別】造形・工作用の粘土の種類まとめ

画材紹介

造形・工作用の粘土の種類まとめ

今回は粘土の種類について解説していきます。

ここで紹介する粘土は造形や工作に使う粘土です。

繰り返し使う粘土

粘土は自由に形を作ることができるので、造形遊びや立体作品の練習としてよく使われます。

その時に、何度も使えるタイプのものがよく使われます。

主に、水粘土と油粘土の2つにに分かれるので、詳しく解説していきます。

・水粘土

水分で柔らかくなる粘土。

美大の受験の課題制作でもよく使われます。

特徴として乾燥してゆっくりと固まり、一度固まるとかなりカチカチになりますが、

固まっても、水に浸すことで繰り返し使うことができます。

彫刻を作るときの練習で使われ、主に大きなものを作るときに向いています。ある程度保存も可能。

紙やすりなどでの研磨はできません。

お店で購入する場合は画材店で購入ができます。

注意点として、水分が含まれているのでカビやすいです。

水粘土の特徴

・水分で繰り返し使える

・いろんな質感の表現ができる

・カビやすい

・汚れやすい

・油粘土(油土)

油が含まれている粘土。

油粘土はよく幼稚園や小学校で使われます。

価格もかなり安く、手にもあまりくっつきにくい粘土です。

細かい形などは作れません。大きくざっくりとしたものを作るのに向いています。

油粘土は固まらない粘土なので、作っても保存しないものを作るときにオススメ。

また、樹脂の型どりの原型としてよく使われます。

自動車のモデルづくりにも使われていました。

価格はピンキリ。高いものほど密度が高く、粘土の伸びもよいです。

油粘土の特徴

・安いものもある

・繰り返し使える

・粘土遊びに最適

・比較的汚れにくい

・細かい造形には不向き

使い切りの固まる粘土

ここからは使い切りの固まる粘土を紹介します。

固まるので、作品としてものを作りたいときに向いています。

素材によって特徴が全く異なるので、作りたいものを決めてから粘土を選びましょう。

・紙粘土

紙のパルプを原料とする水分を含んだ粘土。

水粘土と違い、固まっても再利用はできません。

価格はかなり安く、小学校で多く使われます。

細か造形にはあまり向かない粘土で、

乾燥後に紙やすりや削る加工はできなくはないですが、オススメしません。

加工すると毛羽立ちが目立ちます。

固まった後は絵の具で塗装が可能。

水分が含んでいますが、防カビ剤が入っているものがほとんどなのでカビにも強いです。

とりあえず安く作りたいときにはオススメ。しっかり作りたいときは石粉粘土のほうを使いましょう。

紙粘土の特徴

・紙が原料の水を含む粘土

・価格が安く、おおざっぱなものを作るときに向いてる

・硬化後は加工が苦手

・石粉粘土

石膏の粉を水でまとめたような粘土。

紙粘土との違い、乾燥後の加工がしやすくなっています。

固まった後に紙やすりや彫刻刀での研磨や切削加工ができます。

しっかりとしたものが作れるので、人形や置物、彫刻など用途は幅広いです。

紙粘土と比べてコストは高め。

お店で購入する場合は画材店で購入します。

石粉粘土の特徴

・水分で柔らかくできる

・乾燥後の加工が得意

・しっかりとした立体物を作るときにオススメ

・値段は高め

・樹脂粘土

樹脂をつかった粘土。

柔らかくするときは水が使えます。

樹脂粘土の特徴は強度があること

紙粘土や石粉粘土ではできないような薄い造形にも向いています。

乾燥後の加工は不得意。樹脂なので、なかなか削れないです。

また、樹脂粘土は周りをべたべたと汚すことがかなり少ないので、子どもが使うことにも向いています。

値段は割と高め。

小さいものなら100円ショップでも売っています。

バリエーションとして、透明に見えるものや、暗いところで光るものもあります。

樹脂粘土の特徴

・樹脂で主な成分。水で柔らかくできる。

・薄く延ばしても強度が出る。

・周りを汚しにくい

・乾燥後の加工は不得意

・スカルピー

スカルピーは樹脂粘土の一種ですが、こちらはオーブンで焼成して固めます。

細かい造形ができるので、フィギュアの制作でよく使われる粘土です。

焼くまで固まらないので、時間をかけて制作できるのもうれしいポイント。

値段はほかの粘土よりもかなり高め。

専門的な材料なので、大きな画材店やプラモデルのお店、ネットショップで購入します。

造形に使うへらはスパチュラと呼ばれる金属製のものを使います。

スカルピーの特徴

・オーブンで固める樹脂粘土

・細かい造形が得意

・フィギュア制作ならこれ

・コストはかなり高め

特殊な粘土

ここからは一風変わった粘土を紹介していきます。

普段見ないような粘土を紹介するので、お店で見かけたときにはぜひ手に取ってみてください。

・オーブン粘土

オーブンで焼いて固められる陶芸のような不思議な粘土。

自宅のオーブンで焼成して固められることができ、陶器のお皿のようにかなりしっかりと固まります。

手軽に陶芸を体験できるような粘土なので、面白いですよね。

小皿や箸置き、ブローチを作るときに使ってみてはいかがでしょうか。

実際に食器として使えるかはオーブン陶土の種類にもよるのでよく確認しましょう。

・銀粘土

オーブン陶土と似たようなものに銀粘土があります。

銀粘土は焼くと銀の成分だけ残って固まるもので、指輪やブローチなどのジュエリーの制作に使われます。

キットがあれば家でも気軽にジュエリーが作れるので、指輪を作ってみたい!という人におすすめ。

道具も本格的なので、モノづくり好きははまります。

銀粘土の主成分はもちろん銀なので、コストはかなり高め。

ですが、シルバーアクサリー自体買うとそこそこの値段がしますし、自分で好きなジュエリーを作れる楽しみがあります。

おまけ 粘土に使うへら

粘土を造形するためにはへらを使うのが便利です。

ここでは僕の普段使っているものでオススメを紹介します。

・木へら

水粘土や油土、石粉粘土などで主に使います。

大きく形を作るときにはこのへらを使います。

先端に種類がありますが、2~3本程度あれば十分。

ナイフ形のものはよく使うので一本は持っておきましょう。

買うのであれば、ほかに細かい道具が一緒になったセットのものがおすすめ。

・スパチュラ

細かい造形にはスパチュラがおすすめ。

主にスカルピーや樹脂系の粘土、水粘土などで使います。

フィギュア制作には必須。

先端の形にバリエーションがあり、買う場合は10本以上のセットになったものがお得です。

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