casieに出品して気が付いたメリットや、実際の収入・売上について解説していきます。
今回はcasieのレンタルについて解説していきます。
casieとは、絵のサブスク(月額のレンタルサービス)で最近話題になっている会社で、
僕自身、casieをアーティストとして利用してから1年が経過しました。
実際に現在までで気が付いたことをまとめていきます。
casieの評判についてはこちら↓
casieのメリットとデメリット
1年間casieに出品して気が付いたメリットとデメリットはこちら
メリット
・絵で収入を得るためのハードルが低い
・レンタルされれば、手間がかからずに収入が入る
デメリット
・個人のファンが付きにくい
・レンタルされないと収入にならない
casieのメリットとしては、絵で収入を得るためのハードルが低いこと。
絵で収入を得るのはギャラリーで展示したり、SNSで販売することなどがありますが、
それらと比べてcasieは手間が少なく、お金もほとんどかからないので、ハードルがかなり低いです。
なので、絵で収入を得るための入り口としてはおすすめできます。
デメリットとしては、作品がレンタルされないと収益が発生しないのと、レンタルされても月額1000円前後の報酬なので、まとまった収益はもらいにくいということ。
ちょっとした収入を得る手段としてはおすすめ。
ハードルも低いので、副業や大学生からでもできます。
casieを1年使って得た報酬
実際にどのくらいの収入を得られたのかを発表します。
結果から言うと、1年間で33000円でした。
作品はレンタルされると、サイズによりますが800円~2000円ほど。
1年間で得られた金額が3万円前後で平均月に3作品ほどレンタルされていた計算になります。
これを多いと思うか少ないと思うかですね。
ちなみに出品作品は20作品ほど。
レンタルのみでの収入の目安は1000~2万円ぐらいまで
casieで月収数万円を目指すのは意外と難しかったりします。
例えば、月に5万円の収入を得ようと思うと、50枚ほどレンタルされ続けなければなりません
また、常に作品がレンタルされ続けるわけではないので、出品数はその4倍ぐらい以上の200点ほど出さなければいけない計算になります。
そのため、レンタルのみでまとまった収入を得るのは簡単ではありません。
とはいえ、その分手間はかなり少ないので、ちょっとした副業としては最適です。
家に絵を保管するだけなら出品してしまった方が良いです。
販売につながると高収入に
ですが、レンタルから販売につながれば収入は大きく上がります。
casieはお客さんがレンタルした作品がそのまま気に入れば買い取れるサービスにもなっています。
販売された場合、作品の販売価格の7割をアーティストが受け取れる仕組みになっています。
一般的なギャラリーでの手数料も3割ほどと考えると良心的。
例えば、1作品3万円ほどであれば、月に1点の販売+レンタルで月収5万円は意外と簡単かもしれません。
casieでは、2021年現在で作品の売薬数が過去最高とのことなので、販売が決まるものもあります。
収入を得るためにcasieを利用するなら販売につながることを目指しましょう。
ちなみに作品の価格は自由に設定できるので、売りたくなければ価格を高めにして、売れたければ低めに設定しておきます。
casieで人気の絵のジャンル
casieで収入を得ようと思った場合、ある程度人気の絵のジャンルを抑えておく必要があります。
体感ですが、現時点での人気のジャンルはこちら
・明るい絵
・風景
・季節柄
・花
・動物
・抽象画
casieでは定期的にジャンルごとに絵の特集が組まれます。
特集に入った作品はレンタルの可能性がかなり高くなるので、定期的に確認しておきましょう。
自分の作品のスタイルもあるとは思いますが、作品の傾向などを何となく把握しておくことは必要です。
casieは今後予定する特集のジャンルをLineで配信しているので、それに向けて作品を制作すると良いです。
casieでレンタルされやすい作品は、インテリアとして良い作品です。
実際、casieを利用している人のほとんどは、自宅や会社に展示する作品を探すために使っています。
そのため、現代アート的なコンセプチュアルな作品よりも、インテリアに合うかどうかが重要。
レンタルされにくい作品は、暗い作品やコンセプチュアル系、個性的すぎる作品などでこれらの作品はcasieとは相性が悪いと思います。
レンタルされたり、販売されることを目指すなら、ある程度それに合った作品を制作することは必要です。
普段の制作とは分けて専用の作品を制作するのもアリだと思います。
レンタルされるには自分でSNSを使った集客も必要
現在、casieは様々なメディアにもでて知名度も上がってきたため、登録作品数も多くなっています。
登録作品も増えれば必然的にレンタルされる作品も減るので注意しましょう。
僕も最初よりレンタル作品数が減っています。
なのでcasieでよりレンタルされるためには、ある程度自分で集客する仕組みも持っておいた方が良いです。
例えば、TwitterやInstagramがやりやすく、作品を登録したことの告知をすれば誰かが作品をレンタルしてくれるかもしれません。
出品の際のコツと注意点
出品のコツについても箇条書きで紹介しておきます。
・作品の裏にSNSのQRコードを貼っておくとよい
casieはレンタルしてくれた人との連絡が取りにくいのがデメリットです。
そのため、作品の裏に自分のQRコードを貼っておくと、レンタルしてくれた人がSNSで連絡できるようになります。
実際、僕もこのやり方でInstagramにDMしてくれてた人がいました。
小さなことかもしれませんが、ファンを増やす大切なことなので、行っておきましょう。
QRコードはネットで誰でも簡単に作れます。
・季節柄の作品の出品は早めに
casieの作品は画像を審査に送ってから承認、発送、作品の登録まで早くても2週間ほどかかります。
そのため、季節柄の作品はその期間を見越して早めに制作しておく必要があります。
時期を損ねると次の季節まで1年先になってしますので注意
・同じ柄や雰囲気の作品は審査に通りにくくなる。
Casieは同じような作品を何作品も出品することはあまりおすすめしません。
人気の作品であればよいですが、レンタルされない作品が残りやすくなるので、ジャンルや色などは少し変えておきましょう。
これはcasieの審査や、レンタル確率を上げるために大切です。
まとめ
以上が実際にcasieを使ってみた感想になります。
casieはアーティストとレンタルする人の両方にとっても新しく、良いサービスなので、登録しておきことをオススメします。
アーティストにとっては絵で収入を得るための1歩としてとても最適なので、ぜひ登録してみてはいかがでしょうか!
casieに出品する!
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