デザインのチェックシートを作りました。
デザインをするうえで大切な基本のチェックリストを作りました!
もののイメージに合った配色になってる?
例えば、リンゴは赤いイメージ、ミカンはオレンジのイメージなど、ものにはそれぞれイメージカラーがあります。
しかし、しばしばリンゴやミカンが青く表現されてしまうようなことがデザインでは起こってしまいます。
あるものをデザインするときには基本的にはそのものからイメージする色に近い色を使いましょう。
ターゲットに合ったデザインになってる?
デザインは誰のためのものでしょうか。
それはデザイナーでもクライアントでもなく、使う人のためのものです。
ターゲットとなる顧客に合ったデザインになるようにしましょう。
年齢や性別、家族や地域構成によってデザインは変わります。
クライアントの要望に合ったデザインになってる?
クライアントの要望がデザインに反映されているか確認しましょう。
デザインをしていると、だんだんと逸れていくことがあります。
もともとクライアントの要望に改善点がある場合は先に相談しておく必要があります。
途中経過の確認は済ませた?
デザインの途中経過はクライアントと確認をしましたか?
制作中のデザインとクライアントのイメージがかけ離れていることはよくあります。
無駄な時間と労力を使わないために確認しておきましょう。
目的に合ったデザインになってる?
デザインには目的があります。
WEBなら例えば、集客のため、ブランドイメージを上げるため、オンラインショップのため。
目的が変わればデザインが変わります。
目的が集客であれば、サイトの検索流入に適した構成が必要ですし、ブランドイメージであれば販促の情報はいらないかもしれません。
目的を無視してただ、美しいからとか、かっこいいからではデザインとしての価値はありません。
色数やトーンは絞ってる?
デザインに使う色やトーンは絞りましょう。
大まかに3色程度に絞るのが基本です。
または色のトーンを統一させておきます。
色数が増えると全体のテーマがブレやすく、雑多な印象になりやすいので注意しましょう。
ビビッドな色ばっかり使ってない?
チューブから出した絵の具のような鮮やかな色ばかり使っていませんか?
鮮やかすぎる色ばかりだと安っぽく見えてしまいます。
そんな時は少し彩度を落としておくと、大人っぽいデザインになっていきます。
黒も90%にしておくだけで見た目が変わりますよ。
ユニバーサルデザインになっていますか?
デザインによってはユニバーサルデザインが求められるものもあります。
色弱の人にも配慮した色使いや、海外の風土に合ったデザインが求められていないか確認しましょう。
文字は読みやすい?
文字の大きさが小さすぎたり、自作のタイポグラフィの文字が読みにくかったりしませんか?
現代では文字をゆっくり読む人は減ってきたので、できる限り読みやすくする工夫が必要。
特に高齢者がターゲットの時は注意が必要です。
背景と文字の色の相性も確認して、読みやすいデザインにしましょう。
文字の黒が多すぎてない?
文章の改行を適度に入れて読みやすくする工夫をしましょう。
一見して読みにくそうな文章が丁寧に読まれることはほとんどありません。
少しでも読まれやすくする工夫は必要です。
漢字ばっかり使ってない?
漢字ばかり使われた文書を読みたいという人は少ないです。
多すぎたと思った時はカタカナやひらがなで代用できないか考えましょう。
例えば、構成はデザインに、重要はポイントに言葉を入れ替えることができます。
デザインの要素が多すぎてない?
デザインの要素が増えると伝えたいことが伝わりにくくなります。
要素は整理して出来るだけシンプルなデザインを心がけましょう。
一言でデザインの目的や要素が言えるほどシンプルに。
文章の導線はできてる?
特にチラシや雑誌のデザインでは目の導線が重要になります。
どの流れで読まれたいのかを意識して、自然な流れを作りましょう。
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