ギャラリーに展示するにはいくらくらいかかるの?
今回はギャラリーに作品を展示するときの費用をざっくりと紹介していきます。
これから展示をしようと思っている人はいくらぐらいかかるか不安ですよね。
なので、前もっていくらぐらいかかるのかなと体感するために費用をまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
グループ展の場合
グループ展にかかる費用はざっくりとこんな感じ。
・出展料(場合による3000円~6000円程度)
・作品輸送費
・交通費(場合による)
グループ展だと費用はあまりかからないです。
ただ、展示によって出展料がかかる場合があります。
かかる場合でも大抵は3000円~6000円程度。
在廊は個展の時ほど必須ではないので、交通費もそこまでかかりません。
送料は作品は大抵1~2点程度なので、5000円前後でしょうか。
トータルの費用は1度の展示で大体1万円程度ぐらいですね。
費用が少ない分、作品が売れたときの利益も少ないです。
他の展示にもつながりにくいですが、展示が初めてで試しに展示するにはいいのかなとも思います。
個展の場合(企画画廊)
・作品輸送費
・在廊のための交通費
・DM、名刺作成などの諸経費
企画画廊での個展の場合、貸し画廊と違って場所代がかかりません。
また、基本的にはギャラリーが展示を行うので作家側の費用負担が少ないです。、
作品の輸送費は片道のみのことが多く、大抵1万円~3万円程度。(とはいえ立体作品の場合は高くつきます。)
DMなどもギャラリーが作ることが多いですが、自分の知り合いに配ったりすると費用が掛かります。
個展の場合は在廊がほぼ必須になってくるので、その交通費(遠方の場合はプラス宿泊費)がかかります。
トータルの費用の目安はピンキリですが2万円~4万円程度。
企画画廊は作家にとっては費用負担が少ないのがメリット。
その分、作品が売れたときに40~50%ほどの売り上げを渡します。
展示業務なども引き受けてくれるので、作家は作品の制作に専念できます。
個展の場合(貸し画廊)
貸し画廊(貸しギャラリー)での展示費用は主に下記の通り。
・出展料(場所代)
・作品輸送費
・DM、名刺作成などの諸経費
・交通費(設営、在廊)
・展示道具代
貸し画廊の個展の場合、費用はかなり掛かります。
最も大きいのが場所代。
大体1週間で安いところで5万円、高いところでは20万。
銀座とか六本木あたりのギャラリーだと20万は結構ザラにあります。
また、DMはほぼ全額自腹になるので、印刷代と輸送費がかかります。
他にも在廊のための交通費などが必要。
設営は自分で行うので、展示の道具も必要。
トータルの費用はかなり幅がありますが、6万円~30万円程度。
費用が高くつくので、二人展とかにして仲のいい友人と展示する人も多いですね。
結構費用がかかりますよね。
貸し画廊で展示するときは作品の販売や、企画画廊につなげたりなどに力を入れる必要があります。
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