企画画廊で展示する方法について考える
今回は企画画廊で展示する方法を考えていきたいと思います。
作品を展示するときに、一つの目標になるのが企画画廊での展示です。
とはいえ簡単に展示できるわけではありません。
僕自身は最近企画画廊での展示の機会が増えてきたので、展示の方法を考えていきます。
作品の発表の機会を増やす
結論としては作品の質は当然として、発表の機会を増やすことが大切になってきます。
方法としては下記の通りあります。
アートフェアに出展
貸し画廊で展示
コンペで賞を取る
SNSで有名になる
運も含むので、これらを全部やる気持ちで臨みましょう。
アートフェアに出展
アートフェアはギャラリーが出展するものだけでなく、個人で出展できるものがあります。
有名なのはTAGBOAT主催のIndependent Tokyoやkaikaikiki主催のGEISAIでしょうか。
イベントの期間は2日前後とかなり短いですが、多くのギャラリストやコレクターが来るので、次の展示につながりやすいです。
これらのアートフェアでは賞を設けられており、受賞すれば特典として個展やグループ展ができたりもします。
知名度の高いアートフェアで賞を取れればそれだけでほかのギャラリーから声がかかる可能性が高くなるので一度展示するのをおすすめします。
僕自身はアートフェアでギャラリーの人に声をかけてもらったり、コレクターの方が作品を見て気に入ってくれて、そこから親しいギャラリーへ紹介してくれたりしました。
それがきっかけで企画ギャラリーへの展示参加につながりました。
アートフェアに出展するのはお金も結構かかるので頻繁にはできませんが、1度展示してみると良いです。
集客力がギャラリー展示よりも強いので、人に目につく機会は段違いに多いです。
貸し画廊で展示
貸し画廊で展示するのも方法の一つです。
貸し画廊で展示するときはなるべく個展がおすすめ。
グループ展だとなかなか評判にはつながらないので、なるべくなら個展にしたいところ。
貸し画廊は数が多く、どの画廊で展示するかは結構重要。
安いところだと、カフェ併設のギャラリーもあるし、本格的なところだと銀座や六本木あたりのギャラリーになります。
ただ、なるべくコレクターやギャラリストに見てもらえるような場所を選びたいですね。
貸し画廊の場合は画廊選びは慎重に行う必要があります。
知り合いのアーティストに聞いてみたりとか、Twitterでコレクターをフォローしてみたりすると良いですね。
コンペで賞を取る
コンペで賞を取って知名度を上げる方法もあります。
この方法の場合、コンペ自体がある程度有名である必要があります。
コンペは倍率が高く、特に複数の審査員の場合無難な作品が選ばれやすかったりもするので、難易度はかなり高いですね。
についてはこちらでまとめたので
有名なコンペでも出品料がかからないものもあるので、出すだけ得という感じですね。
とりあえずコンペを目標に作品を制作するのはアリだと思います。
SNSで有名になる
SNSで有名になるのも方法の一つではあります。
作品がキャッチーであればフォロワーもつきやすくなるかと思います。
フォロワーが多いとその分作品が売れる見込みが出てくるので、ギャラリーから展示の誘いも来る可能性が上がりますね。
SNSの場合、作品のことだけだとなかなかフォローされづらいので、誰かのためになるようなツイートをするのも知名度を上げる方法のひとつ。
直接人と会って信頼を得るのも大切
企画ギャラリーで展示するときに大切なのが、直接人と会うことです。
アートフェアに出展するときや、貸し画廊で展示するときは特に在廊を必ずしましょう。
展示の誘いは大抵、直接声をかけられたときに誘われます。
なので労力はかかりますが、なるべく在廊して作品のコンセプトや、自分の経歴について知ってもらうと良いです。
SNSで見ただけの人からDMが来ることがありますが、大抵はたくさんの人に声をかけている貸しギャラリーや怪しいDMばかりです。
企画ギャラリーの場合、特にギャラリストとの信頼関係がかなり大切になってくるので、会って話すことはかなり大切。
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