レオン油土の特徴について解説していきます!
今回はレオン油土についてまとめたので、簡単に特徴を解説していきます。
選び方のポイントなどもまとめました。
これから購入してみようと思う人は是非参考にしてみてください!
レオン油土のメーカーは?
メーカーは愛知県にある瀬戸製土株式会社。
昭和26年創業で、粘土専門のメーカーです。
陶芸用の低温焼成粘土やオーブン粘土なども販売しています。
レオン油土の特徴
レオン油土の特徴はおもに下記のとおりです
・造形用の高級油土
・硬さが3タイプある
・細かい造形も得意
・用途は彫刻用からかたどりまで幅広い
・造形用の高級油土
レオン油土は造形用の高級な油土です。
とても滑らかで、密度が詰まっている感じがします。
美術やデザイン業界ではほぼ必須な粘土で大抵このレオン油土を使っています。
一般的な子ども用の油土とは全く違うので、ぜひつかってみてください。
ねんどとしてはとても使いやすいです。
薄くも延ばせるし、角を立てたりするのも簡単。
・硬さが3タイプある
レオン油土は硬さが3つに分かれています。
これにより、大まかな造形~細かい造形までをこなすことが可能。
油土で硬さが分かれているのはかなり珍しく、おそらくこのレオン油土だけだと思います。
硬さはパッケージの色で分かれており、柔らかい順に赤、黄、紫となっています。
一般的に普通の硬さが赤で、黄色でも結構硬いですね。
・赤…最も柔らかい粘土。主に彫刻用で、シンプルな造形に向いてる
・黄…硬めの粘土。工業製品用で、モデルづくりなどに使われる
・紫…最も硬い粘土。油土とは思えない精密な造形が可能。
普通の用途としては赤になります。
黄色や紫は赤を使ってみてから買った方がいいです。
油土は気温によっても硬さが変わるので、夏場は黄色、冬場は赤色を使うなどの使い分けもできます。
粘土は基本的にはそれぞれの硬さだけで使い、違う硬さのものは再利用の点で混ぜない方がいいです。
赤(標準硬度)大きな形を作るのが得意
レオン油土の赤の用途は彫刻のモデルづくりなどに使われます。
柔らかく、大きめの造形も手早く作り上げることが可能。
一般的な油土の硬さはこの赤になります。
夏場の暑いときは結構柔らかくなるので、柔らかすぎると感じたら黄色を使いましょう。
彫刻の世界だと、この油土で原型を作ってから石膏で型を取り、樹脂や金属を流し込んで作品を作ったりしますね。
黄(中硬度)赤だと柔らかすぎるときに
黄色は中硬度の硬さです。
中硬度ですが、結構硬いですね。
量が多いと粘土を練るのも一苦労な硬さになっています。
用途はおもに工業製品用となっており、モデルづくりなどに使われています。
よく自動車などは油土で原型を作るので、そのような感じでしょうか。
また、レジンなどでかたどりをするときに、その型(2面型)の制作にもよく使われます。
紫(高硬度)かなり細かい造形が得意
紫は最高硬度のレオン油土です。
主に精密な造形用の粘土
かなり硬く、練るのもかなり大変。
大きなものを作るときには向いていないかなと思います。
逆に形の精度はかなり出るので、時間をかければかなり細かい造形も可能。
レジンなどのかたどりの原型づくりにも最適。
ちなみに、硬いと思ったらドライヤーなどで温めてあげると柔らかくなります
レオン油土はこんな人におすすめ
・硬さが選べるので、どんな人にも向いてる
・大人で油土を使うときはこのレオン油土がおすすめ
レオン油土は大人になってから使う油土として一番お勧めできます。
とりあえずこれを買っておけば間違いないかなという感じ。
逆にあえてほかの油土を使う選択肢も無いかなと思います。
レオン油土はどこで買える?
レオン油土は近くの画材店や、ホームセンターの画材・造形用品売り場で売っています。
ですが、結構重いのでネットでの購入がおすすめ。
特に黄色と紫は店頭で売っていないことが多いので、Amazonや楽天で購入しましょう。
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