【美大卒が教える!】粘土に使うニスのおすすめと選び方

【美大卒が教える!】粘土に使うニスのおすすめは?仕上げ・コーティング
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粘土に使うニスのおすすめ

今回は粘土に使うニスのおすすめについて解説していきます。

粘土で作品を作った時に、ニスを使って完成度を上げたいですよね。

そんな時にどんなニスを選べばいいのか簡単に解説していきます。

粘土にニスを使うメリット

最初に粘土にニスを塗るメリットについて簡単に説明しておきます。

主なメリットは下記の通り

・作品の完成度が上がって見える

・つや消しやつやだしを調整できる

・傷やよごれから守れる

ニスを塗ると粘土の完成度が上がって見えるのがまず一つの大きなメリット。

ニスは粘土の表面のつやを均一にして、調整できるので全体的に統一感が出てそれが完成度につながります。

質感も変わるので粘土らしさが良い意味で消えるのでそれも完成度につながってきます。

また、ニスは傷や汚れからも守ってくれることもメリット

粘土の表面に絵の具を塗った時にそれがはげるのを防いだりします。

よく手で触ったり、使うような雑貨を粘土で作るときは表面の絵の具などの塗装が剥げやすいので、ニスを塗ることで防止できます。

また、多少の汚れであれば水拭きで拭えたりできるので、汚れにも強くなります。

紙粘土や石粉粘土はそのままだと水に溶けるので、ニスを塗っておきたいですね。

ニスの種類

粘土に使うニスは基本的にはどのニスも使えますが、ここでおすすめのニスをいくつか紹介しておきます。

主に水性ウレタンニスとバーニッシュの2つのタイプのニスがおすすめ

目的に合わせてどちらかを使いましょう

補足 使わない方がいいニスについて

ニスにはほかにも油性系のニスなどがありますが、僕はあまりおすすめしていません。

油性系のニスはにおいがきつくて家で作業しにくいのと、若干色もついているので粘土の場合はあまりきれいに見えません。

厚く塗りたいときは水性系ウレタンニスがおすすめ

ニスをがっつり厚く塗りたい場合は水性系のウレタンニスがおすすめ。

より耐久性が高く、傷や汚れに強いニスです。

主に、器や貯金箱などの雑貨を作った時には水性ウレタンを使いましょう。

水性ウレタンは水性なので油性のニス特有のシンナー臭もなく、家でも使いやすいニス。

※水性ウレタンニスは水性ニスとは種類が異なります。間違えやすいので注意しましょう

水性ウレタンニスはニスの中でも硬く硬化するので、傷に強くなります。

そのため細かい傷には強く、よく触れるようなものを作るときにはこのニスを使いたいところ。

水性ウレタンニスのおすすめはこの和信ペイントのニスです。

ホームセンターなどでもよく見かける定番のニスですね。

木部用ですが、粘土にも使えます。

ツヤありタイプ

つや消しタイプ

粘土に描いた絵を生かすならバーニッシュがおすすめ

もう一つのおすすめのニスはバーニッシュと呼ばれるニスです。

これはどちらかというと画材としてのニスで、例えば粘土に着色した時によく使います。

耐久性よりも作品のクオリティを上げるニスですね。

バーニッシュは水性ウレタンニスよりもニスっぽさは少なく、いかにもニスを塗りました!という風に見えないのがポイント。

粘土の表面のツヤを調整するときによく使われ、つやあり、半つや、つや消しを作れます。

粘土でミニチュアを作るときなどに特によく使われていますね。

メーカーは粘土メーカーのパジコから粘土用のものも出ています。

粘土との相性もいいのでおすすめ

つやあり↓

つやなし↓

また、画材メーカーからスプレー式のものも販売されています。

こちらは塗膜が薄いですが、むらなく塗れるのがメリット。

液ダレも起こりにくいので見栄えはきれいです。

細かい凹凸のある造形だと、普通のニスでは中にニスが溜まったりしますが、

それを防ぐためにスプレーを細かく複数かける使い方もあります。

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