大人のための塗り絵を描こう!
今回は大人向けの塗り絵をテーマに記事を書いていきます。
どんな塗り絵がオススメなのかや、画材を紹介していきます。
美大出身で現在も画家を続けている僕が厳選しました。
これから趣味で塗り絵を始める人はぜひ参考にしてみてください!
塗り絵を描くメリット
子どもの頃に塗り絵を描いたことがあると思いますが、
大人になっても塗り絵はおすすめ。
子どもの頃とは違った楽しさを見つけることができます。
塗り絵は子どものものと思われがちですが、実は塗り絵は大人のために作られたものも多く販売されています。
大人向けの塗り絵は絵柄が風景や名画のように大人っぽかったり、絵柄がかなり細かく、塗りごたえのあるものになっています。
塗り絵は絵がうまく描けない人でも、気軽に取り組めるのがメリット。
絵を描くときに1番ハードルが高いのが形を取ることですが、塗り絵はその手間が省いています。
なので絵を描くのが自信が無い人はぜひ塗り絵から取り組んでみてはいかがでしょうか。
趣味で始めるのも楽しいと思います。
塗り絵はジグソーパズルや編み物のように無心になってコツコツとできます。
おすすめ塗り絵
大人向けのおすすめの塗り絵を今回2つ紹介します。
誰も下絵のクオリティが高く、子どもの塗り絵とは全く違うので是非見てみてください。
おとなのアート塗り絵シリーズ
おとなのアート塗り絵は浮世絵や油絵などの名画や日本の伝統文様などのシリーズをまとめた塗り絵です。
名画がモチーフになっているので絵そのもののクオリティが高く、大人の趣味で始めるものとして最適。
色遣いが固定されしまうのはやや難点ですが、それでもほかの塗り絵と比べて完成度が高くなるメリットの方が大きいです。
名画の模写は自分でやろうとすると下書きをする下準備がかなり大変なのですが、
その手間がこの塗り絵では省けるのもメリットかなと思います。
色鉛筆は、油絵の塗り絵の場合は色の濃いカリスマカラーがオススメ。
色鉛筆で簡単に名画が描けるのは塗り絵ならではですね。
おとなのスケッチ塗り絵シリーズ
おとなのスケッチ塗り絵シリーズは風景や植物がテーマになっています。
スケッチ塗り絵とあるように、水彩画のような雰囲気のする塗り絵。
植物は線が少なかったり、風景は色遣いが自由な部分も多いので、上記のおとなのアート塗り絵シリーズと比較して自由度は高め。
このシリーズははかなりあっさりした色合いでも合うので、コピックや水彩色鉛筆で描いてもいいですね。
色鉛筆は柔らかい風合いのファーバーカステルのポリクロモスがオススメ。
塗り絵でまなぶ配色のきほん
ここで少し変わった塗り絵の本を紹介します。
この本は塗り絵をしながらなんと配色も学べるという本。
たとえば塗り絵を描くときに、どんな色を塗ればいいのか迷うことはありませんか?
そんなときにこの本ではどのように色を組み合わせれば美しくなるのかを塗り絵を通して学ぶことができます。
配色が学べれば、普段の他の仕事や生活で服がオシャレになったり、きれいなポスターが作れたりとセンスアップが期待できます。
塗り絵としてはかなり実用的になっています。
画材のおすすめ
塗り絵におすすめな画材をここから紹介していきます。
実際に僕もよく使う画材なのでどれを選んでもOK
基本的には油性の色鉛筆がオーソドックスですが、水彩色鉛筆やコピック(アルコールマーカー)で描いても面白いです。
色鉛筆
色鉛筆(油性)を使う場合はサンフォードのカリスマカラーもしくはファーバーカステルのポリクロモスがおすすめ。
どちらも発色が良く、塗り絵の黒い線にも負けない色鉛筆です。
カリスマカラーはクレヨンのようなねっとりとした感じが特徴で、かなり強い色がでます。
油絵のような濃い色を塗りたいときはカリスマカラーにしましょう。
逆に明るく優しい雰囲気にしたいときはポリクロモスを使います。
こちらは柔らかく色鉛筆らしい感じになります。
自分の描きたい絵の雰囲気にに合わせて使い分けましょう!
塗り絵にオススメな色鉛筆の詳細はこちら↓
水彩色鉛筆
水彩色鉛筆は水に溶ける色鉛筆です。
最初は色鉛筆で普通に塗った後に水のついた筆で濡らすことで水彩絵の具のような風合いに早変わりします。
いつもの塗り絵に飽きてきたら水彩色鉛筆を使うのをお勧めします。
注意点として、塗り絵は紙に描くので濡らしすぎには注意。
紙がふやけない程度に少しずつ水で溶かしましょう。
水彩色鉛筆のおすすめはファーバーカステルです。
コピック
色鉛筆ではなくコピックで塗るのもおすすめ。
色鉛筆よりも透明感のある雰囲気になります。
コピックを使うとよりイラストっぽくなります。
コピックは広い面積を塗るのは難しいですが、大人の塗り絵は細かいので、その点は問題ありません。
色数は少し多めに持っておくと良いです。
コピックは高いので、海外の安いアルコールマーカーで代用するのもおすすめ。
コピックは塗るのに慣れが必要ですが、使い慣れてくるとかなりきれいな発色の塗り絵が作れます。
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