インテリアとして飾る石膏像のおすすめは?どんな種類がある?

インテリアとして飾る石膏像のおすすめは?どんな種類がある?作品の買い方・選び方
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今回はインテリアとしての石膏像について解説していきます。

たまにテレビのセットや背景として石膏像が飾られているのをみたことはないでしょうか。

画家の家や、高級な家のセットの時は結構置いてあることが多いです。

この石膏像はインテリアとして飾る人も意外と多く、買ってみたいけどどう買えばいいかわからないと言う人もいるのではないでしょうか。

そこで、今回は石膏像を買う方法と、おすすめの石膏像について解説していきます!

おすすめの石膏像

・ラボルト

・メディチ

・青年マルス

・マルス

・モリエール

・ジョルジョ

・サモトラケのニケ

・ラボルト

この石膏像の元となった名前はラボルトではなく、虹の神のイリスの頭部として作られた像です。

パルテノン神殿の破風彫刻の一部で、この像を帰属させたのがラボルト伯爵だったので、そこから名前がとられています。

本物は鼻や口がかなり壊れていましたが、修復により今の形になっています。

このラボルトの首像は現代では美大受験の石膏デッサンの代表格。

石膏デッサン=ラボルト と言っても過言ではないほど有名な像で、美大受験をした人なら最初に1度は描いたことのある像になっています。

目鼻口が大きく、ざっくりとした髪のウェーブ感が特徴的。

横顔の顔のラインがとても美しい像ですね。

・メディチ

メディチの石膏はローマ教皇クレメンス7世、ジュリオ・デ・メディチがモデルになっています。

銀行家と政治家で知られるメディチ家の一人で、イタリアのフィレンツェを支配していました。

時代は1478年 – 1534年です。

首を大きく曲げた動きが特徴的。

石膏像は首像ですが、元の像はかなり迫力のある像になっています

こざかい
こざかい

これだけの自分の像を作らせるのは、当時の権力の大きさをうかがい知れますね。

参考 関内アートアカデミー http://kaa.yokohama/

・青年マルス

軍神マルスの青年の姿。

何となく少し眠そうな顔をしています。

大人になったマルスに比べると顔がすっきりとしており、若さを感じさせます。

・マルス

代表的な石膏像のうちのひとつ。

マルスは戦神です。

元の像は全身像ですが、石膏像では胸から上の胸像に切り取られています。

マルスは胸や背中の筋肉が隆々としているのが特徴的。

顔もなかなかかっこいいので人気のある石膏像のうちのひとつです。

・モリエール

モリエールは現代的なイケメンで、人気がある石膏像です。

首に巻いてあるストールがオシャレさを感じさせますね。

石膏像の中では珍しく、しっかりとした服を着ています。

全体的にとても知的な印象を受けます。

それもそのはず、モリエールは17世紀に活躍した喜劇の作家です。

なので、ほかの石膏像に多い神様とちがって、顔の作りや服装が大きく異なっています。

代表作は『人間嫌い』『守銭奴』『タルチュフ』

こざかい
こざかい

僕も石膏像の中ではモリエールが一番好きですね。

首元が一番かっこいいポイントだと思っています。

・ジョルジョ

聖ゲオルギウスはフランス読みでジョルジョ。

この石膏像のジョルジョは眉間にしわを寄せて何かを見ていますね。

ジョルジョは石膏像では胸像になっていますが、全身像もあり、盾を持って立っています。

ジョルジョは竜殺しで有名で、生贄として女の子がドラゴンに差しだされそうになった村を救っています。

参考 Wikimedia commons

サモトラケのニケ

サモトラケのニケは、翼の生えた勝利の女神のニケを表したもので、

空から舞い降りて船に降り立つシーン場面です。

ギリシャ時代の彫刻の中で傑作とされており、翼が大きく後ろに伸びる姿勢がものすごくかっこいい像です。

衣も、風でなびいて肌にまとわりついている感じが出ているのがいいですね。

現在でもあらゆる場所でこのニケを見かけることができ、全国の大学で像になっていたり、受賞トロフィーになっていたりします。

また、ゲームの世界でも、教会や神殿の場面ではよく見かけますね。

石膏像の手入れについて

石膏は基本的にはからぶきをするだけで大丈夫です。

石膏は水を吸いやすいので、水拭きはあまりオススメしません。

手の指紋などで汚れた場合には消しゴムなどを使うときれいに落とすことができます。

まとめ

他にも紹介したい石膏像はいくつかありますが、僕のオススメは以上になります。

家のインテリアとしておくとかなりオシャレで知的な感じが出るので、ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか!

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