美術や図工の工夫したところや頑張ったところ、感想って何を書けばいいの?
美術や図工の時間には、大抵最後に感想カードを書きますよね。
工夫したところや頑張ったところを文章で書かなくてはいけません。
でもこれって結構描くのが大変じゃないでしょうか。
僕は美術や図工は結構得意だったのですが、それでもこのカードを書くのは結構大変だった記憶があります。
そこで今回はこの書き方について紹介したいと思います。
工作したり絵を描くときに考えること
まずは工作したり、絵を描いたりしたときに考えたことを書きだしてみましょう。
些細なことでもいいので、書いておきます。
例えば、
迫力が出るように大きく描いた。
いろんな絵の具を混ぜて描いた。
など
そもそも美術や図工の目的として、自分で考えたことを表現したり、工夫する力をつけることが教育の目標として掲げられています。
なので、ただ無心に作ったり描いたりするのもいいのですが、一応勉強なので、自分で考えることは結構重要。
何も考えてないよ!と思う人もいる思うので、もう一つ考え方を紹介します。
なぜ?から考える
なぜ?から考えると具体的な深い感想文を書くことができます。
例えば、
リンゴを真っ赤に描いた→なぜ?→リンゴのおいしそうな感じをだしたかったから
人の顔を大きく描いた→なぜ?→その人の迫力を出したかったから
など
なぜ?と考えると、ちょっとしたことからも一歩深く入った感想になりやすいです。
なぜ?も1回だけでなく何度もつなげるとどんどん深くなってきますよ
リンゴを真っ赤に描いた→なぜ?→リンゴのおいしそうな感じをだしたかったから→なぜ?→昔からリンゴを剝いてもらうのが好きで思い入れがあった
という感じ。
中学や高校の美術でもこの辺まで深堀りできると完璧ですね。
他に、なぜ?という言葉以外で有効なのが”どのように?”や”どうやって?”、”どう感じた?”という言葉です。
リンゴを真っ赤に描いた→どうやって?→鮮やかさを出すために絵の具の色を混ぜずにそのまま使った
リンゴを真っ赤に描いた→どう感じた?→とても力強い感じになった。かなり目立つようになった。
とにかく疑問を自分で作ってみて、その理由を書いていくとかなり詳しい感想になっていきます。
鑑賞の感想にも使える
これまで紹介した方法は、制作の感想だけではなく、鑑賞の感想にも使うことができます。
例えば、人物画だとその人はなぜその表情をしているのか、なぜそのような気持ちなのかなどを考えたりすると鑑賞が深まっていきます。
作品の鑑賞については詳しくはこちらで解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
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