子供の絵の教え方。言ってはいけない言葉があります。

子供の教え方
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よく幼稚園や小学生くらいの子供がやってきて、見てー!と絵を見せてきた経験はありませんか。

その時、なんて感想を言えばいいか困ったことはないでしょうか。

今回は子供の絵について話したいと思います。

子供の絵ってどう感想をその子のために言えばいいかって結構悩むと思うんです。

うまいね~ とか 上手だね~ と言ってごまかしていませんか?

実はこの二つの言葉は言ってはいけない言葉なんですね。

意外に思うでしょう。

これは私が武蔵野美術大学で教職員の授業の時に教わったことです。

私も初めてこのことを知った時、目からうろこでした。

今まで上手だね~と何度も言っていましたがそれは間違いだったのです。

上手いねと言ってはいけない理由

理由は二つあります。

一つ目にまず上手いということを子供に言った場合、

上手い=リアル(模倣)ととらえる場合があります。

子供の作品を見てても、自由な作品を作る時間にアニメのキャラクターをコピーした絵を描く子って結構多いんです。

なので、絵をうまいね~とほめる場合、この意識がついてしまうんですね。

また褒められるためにキャラクター等の模倣をしようとなるのです。

子供の時に模倣ばかりやらせると子供の絵を描く目的の創造性が欠落してしまうのです。

模倣はむしろマイナスにしかならないです。

二つ目の理由として、もともと上手い絵を描くなんて関係ないという場合もあります。

幼稚園生ぐらいですと、そもそも描くのが楽しいわけで、それが上手いかどうかは関係ないのです。

上手いかどうかを気にするのは大人のほうです。

このように上手いという言葉は使ってはいけないということがお分かりでしょうか。

それでは代わりにどの言葉を使うか。

それは”頑張ったね~”です。

この頑張ったね~という言葉、結構いいと思いませんか?

頑張ったね~は上手いね~と違い、過程を褒めているのです。

絵を一生懸命描いたとか、工夫したとか、そういうことを褒めているのです。絵の出来は関係ありません。

子供自身もその絵の過程を見ていてくれたんだと思うことでしょう。

他にあまり言ってはいけないこともあって、

それは意味を聞きすぎることです。

これはなに~?ぐらいまでは言ってもいいと思いますが、どうしてこれを描いたのかなんて聞いてはいけません。

大抵それらに特に意味はないので聞くとなんて答えればいいのかわからず黙ってしまします。

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