「個性的な人とはどういうことか」アーティストが真面目に考えてみた

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最近なんか個性的になりたいっていう人が多い!

「君は個性的だよねー」

「個性がない人と就活に不利ー」

最近”個性”というものの株価が上がっているような気がします。

僕はこの原因がSNSだと思っていて、一人一人の誰しもが情報発信している現在、自分を見つけてもらいたい人が多いんですよね。

「インスタでいいねをもらいたい!シェアして欲しい!

でもそのためには個性を出さないとフォローしてもらえない!」

そんな感じです。

そこで今回は個性的とは何かについてアーティスト目線で考えてみました!

個性のある人ってそもそも意味があいまいだよね。

一般的に個性的と言われる人ってどんな人でしょう。

例えば、目立つ人?

原宿とかにいるようなカラフルな可愛い系の女子たち?

それとも野球のイチローや、メンタリストDAIGOのような有名人?

はたまたクラスに1人はいるような変わった友達?

人によって”個性的”と思う人はみんな違います。

そもそも”個性的”の定義って結構あいまいじゃないですか?

僕の思う”個性的”な人はこんな人

人によって”個性的”と思う人は違っていますが、これから僕の思う”個性的な人”についてお話します。

僕の思う個性的な人は”周りに流されない人”だと思っています。

言い換えると、自分の好きなものや嫌いなものに対して正直であることです。

なぜこう思うのかというと、僕が美大にいたとき、美大の友達はみんな自分の好きなものをめっちゃ話すからです(笑)

ゲームとか、ポケモンとか、服とかいろいろ!

なので、その友達に「個性的だよね」って言っても、本人は自分の素なので、個性的だと思っていないことがほとんどです。

個性的な人は”変わった人”ではない

一般的に、個性的な人だと思う人の特徴に”変わった人”という意見が多いです。

「変わっている=個性的」です。

ですが、この考えは僕としては疑問に感じています。

例えば、真っ黒い服ばかりを着る国があったとします。

その国で赤い服を着ている人がいると目立っていて個性的な感じはします。

ですが、その人が赤い服ばかり着ている国に行ったらどうでしょう。

その人は赤い服の中に埋もれるので、個性的では無くなるということになります。

でも、これはおかしいですよね。

なぜなら、どちらの国にいるかでその人が個性的かどうかが変わってしまっているから。

個性的な”人”という言葉は人の気質を指しているのに、環境で変わってしまうのはおかしいです。

個性的な人は環境で変わらない

僕の考えとして、人それぞれ好きなものや嫌いなものは本来違うはずなので、みんな同じはずがない。

みんな違うのだから、自分の好き嫌いに素直であれば、自然とみんなとの違いが生まれて、みんなが”個性的”になるはずです。

ですが、中学や高校で「みんながやるから私もやる」てきな周りに流されることが多くなります。

それは親から言われたようにやるとか、空気を読むということ。

それが度を過ぎると、個性が無くなることにつながります。

先ほどの赤い服の人の例えで行くと、

「どの国に行っても赤い服を着ている人」が個性的で、

「国によってその国がよく来ている服に変える人」が個性のない人

みたいな感じです。

実際はずっと同じ服を着るなんて個性的かはあまり関係ないですが、物の例えです。

要するに「自分に素直で流されない人」ということです。

個性的になるには

まとめると、個性的になるには自分に正直でいることです。

物事を決めるときに、「無難かどうか」とか、「周りからどうみられるか」で決めてはいけないこと。

もちろん時には人に合わせる必要もありますが、それは自分の気持ちとは区別しなくてはいけないということですね。

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