今回は不透明のアクリル絵の具のガッシュについて特集していきます。
ちなみに透明色のアクリル絵の具のオススメについてはこちら↓
不透明のアクリル絵の具のガッシュとは?
アクリル絵の具には大きく透明色と不透明色の2つの種類があります。
そのうち、不透明の方はガッシュと呼ばれて区別されています。
アクリル絵の具のメーカーの多くはどちらも販売されており、絵の具のパッケージに表記されてあります。
不透明のガッシュはどんな時に使う?
不透明のガッシュは隠蔽率が高いので、これで描いた絵はメリハリがついた色調になります。
力強い感じですね。
色ががハッキリとした絵を描きたい人は揃えておきたい絵の具です。
また、透明のアクリル絵の具との併用も可能なので、両方揃えるのもあり。
下地を隠すので、黒い下地にもしっかり色がのります。
下地を不透明のガッシュで描き、その上から透明色のアクリル絵の具で描写していくやり方もあります。
油絵を上から描くことも可能。
絵の下地作りで重宝するので、僕は不透明のガッシュをよく使っています。
アクリル画を描くなら揃えておきたい絵の具。
アクリルガッシュのおすすめは?
僕のオススメするアクリルガッシュは2つ。
アクリルガッシュのメーカーはいくつかありますが、とりあえずこの2つのどちらかでいいとおもいます。
ターナー
→色数が221と最多。ガッシュではターナーがベスト。
ターレンス
→コスパで選ぶならターレンスのアムステルダムシリーズ。容量も多め
ちなみに僕はターナーのアクリル絵の具を愛用しています。
具体的なオススメの理由をこれから紹介していきます。
ターナーのアクリルガッシュ
ターナーは日本の大手絵の具メーカーで創業75年以上の老舗。
ターナーのアクリルガッシュは絵の具メーカーでは最多の色数を誇ります。
2020年時点では全221色もあり、欲しい色は大抵見つかります。(ちなみに他のメーカーは100色前後)
棚一面にターナーのアクリル絵の具が並ぶ姿は圧巻。
基本色に加えて、和カラーシリーズや蛍光色、パール色、玉虫色などバリエーションが豊富。
色数が多いとその分混色の手間が省けるので絵を描くのがグッと楽になります。
絵を描き始めたばかりのころは絵の具の混色が大変。
なかなか思うように色がつくれません
なので、色数が多いとそれだけ絵を描きやすくなります。
また、入手がしやすく、バラ買いで絵の具の補充も簡単。
画材店でも広く取り扱われており、ホームセンターでもよく見かけます。
使いやすさと色数が豊富な点でアクリル絵の具を使うなら、まずターナーのアクリルガッシュを僕はおすすめしています。
僕の予備校時代も、美大受験のアクリル絵の具はみんなターナーを使っていた記憶がありますね。
主観ですが8割型ターナー。時々リキテックスという感じ。
受験の時は制限時間があるので、時間を節約必要がありました。
そのため、混色の手間を省くために色数の多いターナーのガッシュが好まれていたと思います。
ちなみに透明色の色数は少なめなので、透明色を使いたい人はリキテックスを使いましょう。
僕も普段はターナーのアクリルガッシュを使っています。
予備校時代からずっとターナー派です。
ターナーのアクリルガッシュのおすすめポイント
・色数が221色ありすぎるほど多い
・色数が多いので混色が楽
・画材店などで手に入りやすい
セット買いはネットで買うと比較的安く手に入るのでオススメ↓
ターレンス アムステルダム
ターレンスの絵の具のブランドのアムステルダムシリーズはコスパの良い絵の具。
容量は75mlと少し多め。
容量の割にターナーのガッシュと比べて2~3割ほど安いです。
色数は少なめなので、混色はがうまくできる人に向いています。
そのため、アクリル画にある程度慣れた人に向いている絵の具。
自分でうまく混色ができる人にはオススメ。
この絵の具は美大生や現代アートの作家に人気があります。
美大生は授業では大作を良く作るので、制作費が結構かさんでカツカツ。
そんな時に、このコスパの良いターレンスの絵の具は助かっていました。
美大生の他にも、絵の具を垂らしたりしてがっつり絵の具を使う現代アート系の作家にも人気です。
僕も学生の頃によくお世話になっていました!
ターレンス アムステルダムのオススメのポイント
・大容量
・品質も良く手やすく、コスパが良い
・たくさん絵の具を使いたい人向け
ターレンスは大きめの画材店で手に入ります。近くにない場合はネット購入しましょう。
もっと広くアクリル絵の具について知りたい方はこちら↓
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