今回はハードUVレジンについて僕のオススメを4つまとめました。
基本的にどれも高品質なので、どれを選んでも大丈夫です。
少しずつ特徴が違うので、そのあたりを解説していきます。
ハードUVレジンのメリットとデメリット
最初に硬さがハードのUVレジンについて解説していきます。
ハードレジンのメリットとデメリットは下記の通り。
・硬化後にかなり硬く固まる
・強度が必要なものにつかう
・加工がしにくいが、完成度は高くなる
・ブローチや、置物などに向いてる
ハード系レジンは硬化後にしっかりと固まります。
そのため、置物やブローチ、ペンダントなど強度が必要なものを作るときによく使われます。
ハード系レジンは硬いため、ソフトレジンとくらべると加工は少し大変なところがあります。
例えば、ハサミやカッターなどが使えないので、リューターのような専用の工具を使って加工必要あり。
ですが、丁寧に加工した時には磨きや形の完成度がかなり出るので、本格的にレジンをやる人はハード系がおすすめ。
ハード系UVレジンのおすすめのメーカー
ここからは主なハードレジンのメーカーについて4つ紹介していきます
この4つはどれも基本的には高透明・気泡抜けが良い・黄変しにくいというレジンの特徴があり、プラスそれぞれでデメリットがひとつずつあると考えてよいです。
なので、どのデメリットなら妥協できるかで選ぶのがオススメ。
パジコ 星の雫
→収縮率高め しわが寄る
パジコ 月の雫
→少し黄変しやすい
SK本舗 Neo Resin
→やや青い
ケラッタ 恋がはじまる
→臭いがきつい
パジコ 星の雫
粘土とUVレジンの大手メーカー、パジコが製造販売するのがこの星の雫です。
星の雫はUVレジンの中で最も有名でよく使われています。
価格は高めですが、品質は最高品質。
かなりの透明度を誇ります。
最大の特徴は紫外線による劣化がほぼ無いこと。
UVレジンの多くは経年変化によって紫外線で黄変していきますが、その心配がほぼありません。
そのため、紫外線の対策を特別行わなくてもいいのがメリット。
レジン作品を販売するときにも安心です。
デメリットとしては、収縮率が高めなこと。
表面に若干しわが寄ります。
硬化した時に縮やすいので、シリコン型との相性はあまりよくありません。
そのため、完成度をかなり良くするためには表面を磨く必要があります。
一般的なレジンの収縮率は4%前後ですが、星の雫は6%です。
この若干の違いが結構大きな差になります。
パジコ 月の雫
パジコは星の雫以外に月の雫も販売しています。
月の雫の特徴は星の雫よりも若干黄変しやすくなった代わりに、収縮率がかなり低くなっていること。
そのため、硬化してもしわが寄らないので、磨きなどが必要ありません。
シリコン型との相性も良いです。
若干黄変するので、仕上げにUVカットの対策が必要です。
僕がUVレジンの中で一つオススメするなら、この月の雫です。
SK本舗 Neo Resin
SK本舗のネオレジンは万能タイプのレジンです。
ネオレジンは高透明で黄変しにくいレジン。
さらに収縮率も低く、シリコン型を使う作品におすすめ
どんな場面でも役立つレジンになっています。
色は着色しない場合、やや青みがかった透明になっています。
SK本舗のレジンはあまり聞かない人も多いと思いますが、その性能には定評があります。
青みがかかった色は作るものによってはメリットになるので、あえてこのレジンを選ぶのもアリですね。
ケラッタ 恋がはじまる
高透明で収縮が少なく、黄変もしにくいレジン。
SK本舗のレジンと同様で高透明で、性能に関してはどの点でも良いです。
そのため、どんなものを作るにしても、この恋がはじまるのレジンがあればことたります。
デメリットは臭いがきついこと。
固まってしまえばほとんどなくなりますが、硬化前の状態ではレジン特有の臭いが強くなります。
そのため、臭いに敏感な人や、ペットのいる家庭では気を付けたほうがいいです。
臭いさえ気にしなければ性能は完璧なので、おすすめできます。
結局どのレジンがおすすめなの?
どのレジンを選べばいいかをまとめました。
どれも高品質なので、メリットよりもデメリットで選んだ方がいいです
パジコ 星の雫
→収縮率高め しわが寄る
パジコ 月の雫
→少し黄変しやすい
SK本舗 Neo Resin
→やや青い
ケラッタ 恋がはじまる
→臭いがきつい
ぜひこの機会に購入してみてはいかがでしょうか!
今回はハードタイプについて紹介しましたが、ソフトタイプのレジンについてはこちらで紹介しています!
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