プロや大人向けの高級な油絵のメーカーを紹介します
今回は高級な油絵具についておすすめのメーカーを紹介していきます。
どれも子どもには使わせたくない大人向けのもので、品質がとても高いものばかり。
油絵に慣れてきて、ワンランク上の絵を描きたい人や、作品を販売したり公募展に出したい人におすすめなので、ぜひ参考にしてみてください!
なお、油絵具のメーカーについてはこちらですべてまとめています。
高級な油絵具は手に入りにくい
油絵具の中でも高価なシリーズは大きめの画材店でしか置いていないものも多く、
ホームセンターや文房具店の画材コーナーではまず見かけません。
そのため、ネットで購入することがおすすめです。
実際、僕も高価な絵の具類はネットで購入することがほとんど。
画材店に行くまでの交通費を考えるとネットで買ってしまいますね。
高級な油絵具は何が違うの?
高級な油絵具はどれも顔料の密度がかなり高くなっています。
顔料とは色のもととなる成分のことで、絵の具が高価な所以。
高価な絵の具は鉱物(宝石)を砕いて顔料にしているので必然的に高価に。
顔料の密度が高ければ高いほど絵の具の発色が良くなります。
ほかの点としては、経年変化による退色に強かったり、色の純度も高くなります。
色の純度が高くなると色を混ぜても濁りにくくなります。
マツダスーパー
マツダスーパーは赤~茶色系統の絵の具が人気で、主に人物画を描く人は好んでマツダスーパーを使う人が多いです。
オイルはポピーオイルを使用しており、経年変化による変色に強いです。
マツダスーパーは顔料の濃度が高く、発色がかなり良いです。
また、純度もかなり高く、絵の具の混色による濁りもかなり少なめ。
高価な油絵具と言ったら真っ先に思い浮かべるのがこのマツダスーパー
油絵の画家の中で使う人もかなり多いです。
詳しい特徴についてはこちら↓
ロイヤルターレンス レンブラントシリーズ
ロイヤルターレンスはオランダで有名な画材メーカーで、王室の称号(ロイヤル)を認められているほど。
このターレンスの油絵具の中でも最も品質がいいのがこのレンブラントシリーズです。
持った感じがかなりずっしりとしており、絵の具をかさ増しせずに顔料が詰まっている感じがします。
使われているオイルはリンシードオイル、サフラワーオイルで、これは色によってことなります。
詳しい特徴についてはこちら↓
ヴェルネ
絵の具のメーカーでおなじみのホルベインのシリーズの一つであるヴェルネ
ホルベインの絵の具の製造のノウハウをつかって最新のテクノロジーで作られた絵の具のようなのですが、こちらも油絵画家から支持を得ています。
顔料の純度が極めて高く、混色による濁りはありません。
また、キャンバスへの定着もかなり良く、吸い付くように定着します。
ターレンスのレンブラントやマツダスーパーより見かける機会は少なく、画材店でもおいていないところがあります。
そのため、ネットでの購入がおすすめ。
パッケージがとてもクラシカルでかっこいいですね。
デザインにもかなりこだわっています。
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