アルコールマーカーの主要メーカーを比較してみました!
今回は主要なアルコールマーカーについて、メーカーをまとめてみました。
日本で有名なコピックから、海外のメーカーまで幅広く紹介していきます。
意外と知らないメーカーもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
ペン先(ニブ)の種類について
アルコールマーカーのペン先は大きく分けて以下の3種類あります。
ブロード…蛍光マーカーでよく見るような斜めの角形のペン先。広い面を塗るときに使用。デザインの現場ではよく使われます。
ブラシ…毛の短い筆ペンのようなペン先。ナイロン製のように腰が強く、弾力がある。筆のように使えるので便利。絵を描く人がよく使います。
ファイン…細い線を引くときに使うペン先。
メーカーのブランドによってペン先の種類が異なるので、事前に確認しておきましょう。
絵を描く人はブラシ、デザインをする人はブロードタイプがよく使われています
コピック(copic)
コピックは言わずと知れた日本の大手アルコールマーカーのメーカー。
アルコールマーカー=コピックという感じで、アルコールマーカーという名前よりも”コピック”の名前のほうをよく聞くほど。
品質が良く、発色が良いのが特徴で、ペン先も耐久性があり、長く使えます。
また、色数も350色以上と豊富。
コピック製品は日本の主要な画材店ではどこでも置いており、単色のばら売りでの購入もしやすいのがうれしいポイント。
なので、仕事などで長くアルコールマーカーを使い続けたい人や、品質を求める人にとっては一番オススメのペンです。
会社は株式会社tooで、画材店で有名な株式会社トゥールズと合併しています。
安心の日本品質のペン。
コピックはスケッチ・チャオ・クラシックの3種類あり、それぞれ価格とペン先の種類が異なります。
コピックの詳しい違いについては下の記事で詳しく解説しています。
コピックスケッチ
・価格…高め
・ペン先…ブロード+ブラシ
・品質…かなり良い 発色は最高
コピックスケッチはブロードとブラシのペン先になっています。
日本ではデザインや建築の現場でもよく使われているペン。
デザインのアイディアスケッチを早描きするときによく使われます。
ペン先がブロードとブラシタイプなので、広い面を自在に塗ることができ、絵を描く人にとっては最適。
色数が358色と豊富なので、人の肌などの繊細な色の表現をするときにもかなり重宝します。
コピックチャオ
・価格…普通
・ペン先…ブロード+ブラシ
・品質…かなり良い 発色は最高
コピックチャオはコピックスケッチを使いやすく価格を抑えたもの。
中のインクの容量が少ない分、安くなっています。
コピックスケッチの方は1本でも価格がかなり高めなので、セットで購入すると1万円は軽く超えるほど。
イラスト初心者がいきなり購入するには気が引ける金額です。
なので、チャオで試しに購入してみてから、よく使う色などをスケッチで追加で購入しても良いですね。
品質はスケッチのほうと変わらないので安心してください。
コピッククラシック
・価格…高め
・ペン先…ブロード+ファイン
・品質…かなり良い 発色は最高
コピッククラシックはスケッチやチャオとは異なり、ブラシの代わりにファインのペン先になっています。
定規を使って線を引いたり、文字が書きやすくなっているので、絵を描くよりもデザインや建築、製図などでよく使われています。
価格はコピックスケッチと同様の価格。
milo(ミロ)
・価格…すこし高め
・ペン先…ブロード+ブラシ
・品質…とても良い
miloは日本ではあまり聞きませんが、アメリカのメーカーブランドです。
アメリカではとても人気のあるブランドで日本版コピックと言えます。
コピックスケッチよりも価格がおさえられており、コピックチャオと同じ位置づけだと思いますが、
現状では日本でmiloを買おうとすると輸入のために価格が高くなり、コピックスケッチを買うのとあまり値段が変わらなくなります。
なので日本でmiloを買うならコピックチャオのほうがオススメ。
SpectrumNoir(スペクトラムノワール)トリブレンドアルコールマーカーペン
・価格…めっちゃ高い
・ペン先…ブラシ
・品質…とても良い
少し面白いと思ったので、スペクトラムノワールのメーカーのトリブレンドアルコールマーカーペンを紹介します。
このマーカーは1本で3色の色を使うことができるマーカー。
明るさの違う色3色が1本でまとまっており、ペン先はすべてブラシになっています。
明度違いで色が揃うのは結構うれしいポイント。
絵を描いていると、色の違いよりも明るさの違いで色を変えたいと思うときがよくあります。
スペクトラムノワールはイギリスの画材メーカーで、現状入手するにはAmazonでのみ購入できます。
輸入品扱いになるので、価格はかなり高め。
そのため、コピックのほうがいいかなと思います。
ohuhu
・価格…安め
・ペン先…3パターン(ブロード+ファイン)(ファイン+ブラシ)(ブラシ+ブロード)
・品質…良い
ohuhuは中国のメーカーです。
価格は安く、ペン先は3パターンそれぞれ販売されているので、自分に合ったものを選ぶことができます。
中国メーカーなので、品質に不安という方もいると思いますが、
僕は以前に試しに購入した感じ、品質は意外といいというのが正直な感想でした。
液漏れ等の不具合もなく、発色もきれいなので、オススメできます。
詳細についてはこちらの記事に書いたのであわせて参考にしてみてください。
低価格なアルコールマーカーの中では品質が良く、コスパが最高なマーカーでオススメ。
shuttle
・価格…かなり安い
・ペン先…ファイン+ブロード
・品質…あまりよくない
販売元の会社の国が分かりませんでしたが、おそらく中国メーカーの製品。
価格はびっくりするぐらいものすごく安いのが特徴です。
コピックと比較すると8分の1ぐらいの価格になっています。
その分品質もあまりよくなく、輸送時に箱の壊れや液漏れがあったり、ペン先の質がよくなかったりなどしています。
そのため、品質を気にせずにとにかく安いものを購入するなら検討してみても良いかと思います。
よくも悪くも価格相応といった感じです。
試しで使うには良いかもしれません。
アルコールマーカー比較まとめ
アルコールマーカーの比較を簡単にまとるとこのような感じになります。
ぜひ購入の参考にしてみてください!
また、アルコールマーカーはセットで買うとそれなりの値段がしますが、Amazonで購入すると画材店で購入すると安く済む場合がほとんど。
なので、Amazonでの購入がオススメです!
ぜひこの機会に購入してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、僕のオススメはコピックとohuhuです。
品質で選ぶならコピック、コスパで選ぶならohuhuですね。
コピックスケッチ
価格…△ 品質…◎ ペン先…ブロード、ブラシ
コピックチャオ
価格…〇 品質…◎ ペン先…ブロード、ブラシ
コピッククラシック
価格…△ 品質…◎ ペン先…ブロード、ファイン
milo
価格…〇 品質…◎ ペン先…ブロード、ブラシ
SpectrumNoir(トリブレンドタイプ)
価格…× 品質…◎ ペン先…ブラシ
ohuhu
価格…◎ 品質…〇 ペン先…すべての2つの組み合わせあり
shuttle
価格…◎ 品質…× ペン先…ブロード、ファイン
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