絵画初心者のための画材の選び方入門。美大卒が教えます。

制作のアドバイス
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今回は初めて絵を描いてみたいという人向けの画材の選び方について書いて行きます。

この記事はこんな人向け

・絵を全く描いたことがないけど、まず何で描こうか考えている人。

・たまに絵を描いているけど、なんかしっくりこない人

逆に普段から絵を描いている人はこの記事は読まなくて大丈夫です!

この記事では、趣味的に自宅で絵を描くということを前提にしてお話します。

油絵の具

メリット

・初めてでも一番「絵」らしく描ける。

・重厚感がある

・雰囲気がプロっぽい

・表現方法が多い

デメリット

・必要な道具が多い

・部屋が汚れやすいので掃除が大変。ある程度のスペースが必要

・屋内では独特の匂いがきつい

・乾くのが遅い

絵画の定番と言えば油絵ですよね!

絵を趣味で描いている方は油絵が多く、

「油絵を描いてます」という響きはどことなくプロっぽさを感じさせます。

油絵のメリットとして、初心者でも割と絵になるということです。

絵の具の性質から自然と重厚感のある絵になっていくので、しっかりとした作品になります。

また、歴史も長い分、画材の種類も豊富なので、いろいろな表現方法が可能です。

デメリットとしては、自宅で使うにはちょっと掃除や手入れ、場所の確保が大変かなと思います。

基本的に絵の具が乾くのが遅いので、乾いていない絵の具が周りに飛び散ることも。

あと独特の匂い(おもにテレピン臭。めっちゃ臭い)があるので、部屋の中では換気に気を付けましょう。慣れれば平気ですが、家族から苦情が来ることも。

こんな人におすすめ!

・プロっぽく描きたい人

・勢いで描きたい人

日本画

岩絵の具タイプ
顔彩タイプ(固形絵の具)

メリット

・プロっぽい

・作品が上品になる

・固形絵の具の場合は扱いがお手軽

デメリット

・岩絵の具の場合は扱いが難しい

・難易度は高め

・岩絵の具の場合、とてもお金がかかる

絵画と言えば油絵に続いて日本画ですよね!

「日本画を描いています。」

これはいい響きです!

日本画は膠を使う「岩絵の具」「固形絵の具」とがあり、扱いが異なります。

岩絵の具の場合、自分で膠を溶いてそこに混ぜて使います。

この作業は割と手間で、「まだ描けないの?」という気持ちになって来ます。

基本的に上から描き直しができないので、じっくり描きたい人に向いています。

また、岩絵の具自体が鉱物を砕いたものなのでかなり高価です!

色にもよりますが、安いものは他の画材とほぼ変わりません。

ですが、最も高いので有名なのが「ウルトラマリン」です。

ラピスラズリを砕いた(!)もので、価格はなんと

1gで約1800円!恐ろしいですね!

岩絵の具を使う場合、鉱物の細かな粒を紙にのせているというものなので、

独特のきらきらとした透明感はとても美しいものだと思います。

一方、固形絵の具を使うものもあります。

これはチューブの絵の具をパレットに出して、一度乾燥して固めます。

それを使うときに水で溶いて使います。

これは手間も少なく、外で描くときにも向いている方法です。

色は割と薄塗りになりますが、初めての方にはおすすめです。

絵ハガキを描くときに使う方も多いのではないでしょうか。

こんな人におすすめ!

・じっくり絵を描きたい人

アクリル絵の具

ターレンスのアクリル絵の具。コスパ最強。迷ったらこれ
一番オーソドックスなターナーのアクリル絵の具。とても描きやすい。

メリット

・絵の具を使うものの中では道具が少ない

・乾くのが早い

・扱いは油絵と日本画のハイブリッド

・コストも少なめ

・表現が豊富

デメリット

・アクリル画を描いてますっていうと割とみんなピンとこない

・ぶっちゃけほぼ無い!

アクリル画は個人的にとてもおすすめです!

道具も少なく扱いが楽なのと、その表現方法も多いのが特徴で、

水彩絵の具のようにも描けるし、油絵のようにも描けるのが特徴。

水で溶くので、手入れも楽です。

デザイナーが使うのはこの絵の具です

また、画材も豊富にそろっており、「メディウム」を一緒に使うことによって、ひび割れた表現や、とても厚く塗ったりなどもできます。

メーカーは「ターナー」「ホルベイン」「リキテックス」「ターレンス」がります。

ターレンスは本格的な割にかなり安めなので初心者におすすめ。

アクリル絵の具の性質は主に「アクリルガッシュ」と「アクリリック」の二つがあり、

アクリルガッシュは不透明、アクリリックは透明です。

好みですが、不透明のほうが使いやすいかもしれません。

こんな人におすすめ!

・家で手軽に描きたい人!

鉛筆・木炭画(+色鉛筆)

メリット

・絵の基本が分かる

・コストはかなり少ない

・お手軽

・汚れない

デメリット

・絵を描くにしては物足りないかも

鉛筆画は絵画の基本です。

絵の上達のために今まで多くの画家がまずこの鉛筆画で描きました。

必要な画材はとても少なくシンプルです。

ただ、シンプルな分、画力が必要です。

かなり練習しないと完成度は上がりにくいと思います。

他の油絵やアクリル画を描きながら、そのあいまに練習で描くのがおすすめ。

メーカーは茶色い色でおなじみのトンボ鉛筆のUniシリーズや、マルモフグラフのステッドラーが定番。

基本的にメーカーはこだわらなくてもいいですが、迷ったらuniがおすすめ。

100均でも買えます。

こんな人におすすめ!

・基礎から絵がうまくなりたい人

・とりあえず今、何か描きたい人

クレヨン・パステル・クレパス

さくらクレパス。大人になるとその良さが分かります。

メリット

・コスパがいい

・のびのび描ける

デメリット

・細密に描くことができない

子供がよく使うイメージのあるこれらの画材も大人になって使ってみると意外といい画材だということに気が付きます。(私は大学時代によく使っていました。)

絵の具ではないので、かなりのびのびと描くことができるのが特徴です。

ただし、いずれも細かい表現は不向きなので、なるべく大きい紙に描いたほうがいいです。A3以上のサイズがおすすめ!

クレヨンは油絵の具に近く、パステルは粉で淡い表現ができます。

クレパスはその中間で、SAKURA製の日本生れの画材です。

使った感じはクレヨンに近いですが、重ね塗りができます。

おすすめは「さくらクレパス」です。混色が難しいので、なるべく色数が多いほうがいいです。

コメント

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