彫刻・木彫りに使う木の種類と選び方!初心者のおすすめは?

彫刻・木彫りに使う木の種類と選び方!初心者のオススメは?彫刻
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木彫りをしよう!

今回は木彫りをしよう!ということをテーマに、木の選び方について簡単に解説していきます。

彫刻用の木材はかなり種類があるので、選ぶのは結構大変。

ぱっと見では向いているかどうかが分かりにくいので、どんな木の種類が向いているのか簡単にこの記事でまとめてみました。

木の選び方

まず木の種類の説明の前に彫刻用の木材の選び方を解説します。

彫刻用の木を買うときに大切なのが節の無い木材を選ぶこと。

節とは、枝別れするときにできる年輪の部分で、茶色っぽく丸い模様が木にできます。

この部分はとても固く彫るときの邪魔になるので、節の無い木材を選ぶことが最重要になります。

彫刻用の木材を買うときにまず間違いないのが、”彫刻用”または”木彫用”とかかれたものを選ぶことです。

これらの木には彫りにくい木の節が無い木材が選ばれており、彫刻に向いています。

また、木の年輪の外側好きないい感じの固さのところが選ばれているので、硬さも安定しています。

彫刻用の木材を専門に販売しているお店はかなり少ないのですが、今ではネットで簡単に購入することができるので、Amazonや楽天で購入してみましょう。

重い木材を自分で運ばなくていいのもかなり楽ですね。

木彫りに向いている木の種類

彫刻用の木には柔らかい木と堅い木があります。

この2つは特徴が大きく違うので、用途によって使い分ける必要があります。

柔らかい木の特徴

・初心者向け

・彫りやすい

・比重が軽い

・価格も安め

・色は白っぽいものがほとんど

・針葉樹に多い

・大きなものを彫るときに向いてる

柔らかい木は彫るときも少ない力で大きく彫ることができます。

そのため、初めて彫刻を始める人はまずは柔らかい木を選びましょう。

比較的大きめのサイズ(手のひらサイズ以上~)を彫るときに向いた木になります。

価格も安めなので、練習用の木材としても最適。

作品の肌触りも優しいものになります。

堅い木の特徴

・上級者向け

・彫りにくい

・比重は重い

・価格は高め

・黒っぽい木や赤っぽい木などもある

・主に広葉樹

・小さめのものや、耐久性が必要なものに向いてる

堅い木は密度が高く、細かい彫刻や耐久性が求められるものに向いています。

木が硬いので、角を作るときにもつぶれにくくきれいに稜線が出ます。

耐久性も高く、汚れや摩耗にも強いのが特徴。

色も黒檀の黒やカリンや紫檀の赤っぽい色、スネークウッドの特徴的な柄までバリエーションも豊富。

丁寧に磨き、オイルやワックスで仕上げたときには美しい色と光沢を出します。

きれいに彫れたときの完成度はとても高くなるので、木彫りに慣れてきたら挑戦してみましょう。

こざかい
こざかい

堅い木は丁寧に磨けばオイルを塗りこむだけで光沢が出てきます。

これはとても美しく、堅い木で彫るときの醍醐味。

柔らかく彫りやすい初心者向けの木

比較的彫りやすい木はこちらになります。

初心者はシナ、ヒノキがオススメ。

シナ

ヒノキ

クスノキ

カヤ

シナ

ベニヤに使われることで有名なシナ。

シナは彫刻用の木材の中でもかなり柔らかく彫りやすいです。

大きめの彫刻でも疲れずに掘り進めることができます。

木目は薄く、木目をあまり見せたくないものを作るときにも向いています。

こざかい
こざかい

シナは木版画でもよく使われます。

癖もなく、柔らかいので初心者向き。

はじめて彫刻を始めるひとにかなりオススメ。

ヒノキ

ヒノキは彫刻しやすく、ある程度丈夫な木です。

価格も安めで、手に入りやすいです。

香りも良い木なので人気があります。

彫刻用の大きめの角材が手に入りやすい木なので、大きめの作品に向いています。

クスノキ

程よい硬さがあり、ヒノキと同様に大きな角材を手に入れやすいので、大きめの作品を作るときに向いている木材。

色はオーソドックスな木の色で、どんなものにでも合います。

カヤ

カヤは将棋や碁の盤に使われることが多い木材。

カヤは成長が遅く、伐採も進んだため現在では最高級品の木材になっています。

そのため現在は入手が難しい木材のひとつ。

磨くと淡く黄色っぽい色になります。

カツラはやや硬めの木ではあるものの、木目が素直で彫りやすい木。

固さがある分、精密な彫りもできるので、彫刻材としてとても人気があります。

カツラは赤色っぽいものと青っぽい色の2つの種類があります。

赤色は緋桂とも呼ばれ、彫りやすいですが人気で品薄の木。

もう一つは青桂と呼ばれ、手に入りやすく良く見かけます。

木目もはっきりと出ており、丁寧に仕上げることで美しい木目とつやが出てきます。

堅く彫りにくい玄人向けの木

スギ

ブナ

カリン

山桜

スギ

スギは木材としては一般的ですが、木目についてよく知っていないと彫るのが難しい木です。

割れやかけが起こりやすく、年輪の固い部分と柔らかい部分の差も大きいので彫りにくいところがあります。

木目がかなりはっきりとしているため、その木目を生かすような作品に向いています。

ブナ

色は白っぽいですが、割と硬い木です。

木目は薄く、年輪の他に細かい筋が入るのが特徴。

摩耗にも強いので、日用品や道具を作ったりするのにも向いています。

カリン

カリンは赤みがかった色をしている木材。

紙やすりで丁寧に磨くととてもつやが出てきて美しい色を出します。

最後にオイル仕上げをすると赤色が一層深い色に。

木としてはとても固く、密度があるので彫りにくいです。

小さめの置物を彫るときに向いています。

山桜

山桜は和菓子の木型でも昔よく使われていた木です。

ずっしりとした重さがあり、硬く、耐久性があるので実用的な道具を作るのにとても向いています。

比重が重く、かなり密度があり、慣れないとかなり彫りにくい木。

良く研いだ硬質の彫刻刀で彫りましょう。

黒檀

黒檀は3大銘木に数えられる木でとても人気があります。

その名の通り見た目がかなり黒っぽいで黒と茶色の縞模様が出ます。

黒檀の中でも本当に真っ黒で年輪の見えないものは”真黒(マグロ)”と呼ばれ、もはや木には見えない色で、まるで絵の具から出した黒のような黒さを誇ります。

黒いという唯一の特徴を持つので人気の木材ですが成長が遅く、現在かなり希少な木材になっています。

大きな角材はまず見かけません。

木彫りにオススメの道具

これから木彫りを始める人に必要な道具をこちらで一覧にしています。

木彫りを始める人にオススメの彫刻刀はこちら↓

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