固形水彩絵の具のおすすめを紹介!
今回は固形水彩絵の具についてまとめていきます。
これから水彩画を始める人は是非参考にしてみてください、、!
固形水彩絵の具とは?
固形水彩絵の具とは、パン(絵の具の容器)の中に固められた水彩絵の具のこと。
圧縮されて固められています。
水彩絵の具は一般的にチューブ入りのものが多いですが、一部のメーカーではこのような固形タイプも製造している感じですね。
ただ、チューブ入りの水彩絵の具も、パレットのポケットに出して固形させて使うことができます。
固形水彩絵の具のメリット
固形の水彩絵の具のメリットはいくつかあります。
僕の考えるメリットは主に下記の3つ
・持ち歩きに便利
・色数を調整しやすい
・長持ちしやすい
・持ち歩きに便利
固形水彩絵の具は開けた状態からすぐに使えて、固形なので持ち歩きに便利です。
そのため、特に屋外で風景画を描くような時には便利だったりします。
また、多くの固形水彩絵の具はケース型になっており、パレットとしても使えたり、筆を中に入れることができたりします。
・色数を調整しやすい
パン(容器)が独立しているので、色数を増やしたり、入れ替えたりするのが比較的容易です。
チューブ入りのものは一度出すと使い切るまで色を変えられませんが、パンだと、簡単に入れ替えられますね。
・長持ちしやすい
固形水彩絵の具は加圧されて固められた絵の具です。
そのため、チューブから出して固めた水彩よりも長持ちしやすいです。
メーカーによってまちまちなので何とも言えませんが、チューブよりはという感じですね。
デメリット
固形水彩絵の具のデメリットは絵の具の継ぎ足しができない点です。
チューブタイプだと継ぎ足して固めて使えますが、固形だとそのようにはできません。
なので、使い終わりに近づくと使い勝手が若干悪いかなという感じですね。
おすすめの固形水彩絵の具
ここから固形水彩絵の具のメーカーを紹介します。
僕はホルベインかシュミンケがおすすめ!
・ホルベイン
→水彩を初めて触る人におすすめ。最高のコスパ
・シュミンケ
→予算が許すなら一番おすすめ。にじみがめちゃ綺麗
・ラウニー
・レンブラント
・ウィンザーアンドニュートン(W&N)
→プロフェッショナルシリーズは特に暖色系を多用する人におすすめ
ホルベイン
ホルベインはコスパが良いメーカーです。
国内メーカーで、品質は良いながらも買いやすい価格を実現させています。
初めて水彩画をする人でも買いやすく、コスパは最高かなと感じました。
本格的なアーチストパンカラーと、廉価のケーキカラーシリーズがあります。
アーチストカラーシリーズでも、本格的な水彩絵の具の中では比較的安いほうです。
シュミンケ
シュミンケはイタリアのメーカー。
価格帯はかなり高級な部類で、ホルベインの2倍近くあります。
固形水彩を使うアーティストからかなり人気があります。
絵の具が水に溶けやすく、また、パンの中の絵の具が使っていくうちにまんべんなく減るので、絵の具が隅にのこることがないのが特長。
これは他社との製法の違いです。
他社の場合、すでに固められた固形の水彩をパンに詰めますが、シュミンケはパンに直接絵の具を加圧して詰めます。
複数回繰り返して詰めて製造します。
また、絵の具には界面活性剤のオックスゴールが入っており、溶けが良く、均一ににじむのが最大の特徴。
ラウニー
ラウニーはイギリスのメーカーです。
日本では水彩に関しては、ほかのメーカーに比べてマイナーな感じがしますね。
レンブラント
レンブラントはオランダのロイヤルターレンス社のブランドの一つです。
価格帯は高級な部類に入ります。
レンブラントシリーズは高級感のある木箱に入った絵の具のセットがあるのが特長ですね。
これを持てばかなりテンションが上がります、、!
プレゼントにもおすすめです。
ウィンザーアンドニュートン(W&N)
ウィンザーアンドニュートンは水彩で有名なイギリスのメーカーです。
リーズナブルなコットマンと、高級なプロフェッショナルの2つのシリーズがあります。
違いは顔料で、顔料の純度や堅牢度が異なります。
コットマンは水彩の中で最もリーズナブルな部類ですが、プロフェッショナルはかなり高価格帯の部類。
プロフェッショナルシリーズは暖色系、特に黄色の種類がめちゃくちゃ多いです。
そのため、暖色系を多用する絵を描く人にはかなりおすすめできますね。
固形水彩の色数はかなり豊富で、107色のセットがあります。
コメント