今回はこれから日本画を始める人向けに、
吉祥の水干絵の具セットがめちゃくちゃおすすめなので、その理由について解説していきます。
日本画は画材や道具が複雑
日本画はほかの画材に比べて、道具や画材の種類が複雑です。
そのため、最初はスターターセットの購入がおすすめ。
日本画をはじめようと思っていきなり画材店に行くと、その種類の多さにかなりびっくりすると思います。
絵の具も、水干絵の具、岩絵の具、顔彩、と種類があったり、
筆も馬やイタチ、リスなど毛の種類だけで数種類あります。
なので、日本画をやったことが無いと、「どれがいいのかわからん!」ってなります。
そのため、最初はセットで揃えるのが簡単。
慣れてきたら、自分なりに画材を追加で揃えていきましょう。
油絵と日本画は画材が複雑ですね。
逆に簡単なのは水彩画や色鉛筆など。
日本画に最低限必要な道具
日本画に最低限必要な道具は下記のとおり
・絵の具
・絵皿(パレット)
・にかわ
・筆
・ミョウバン(にじみ止め)
・基底材(絵を描くための和紙や色紙など)
結構種類が多いですよね。
それぞれの違いについては長くなってしまうので、今回の記事では省略します。
とりあえずこれだけのものを揃えるのかと思っていただければ大丈夫です。
日本画は本当に画材の種類が細かいので、最初は覚えるのも大変です。
画材店で購入する場合は事前に下調べしたほうがいいですね。
唯一の日本画のセットが吉祥の水干絵の具
にかわを使った日本画の唯一のセットが吉祥の水干絵の具です。
水干絵の具とは、通称「泥絵の具」と呼ばれており、土を精製して不純物を取り除いたものに顔料を加えて作られたものです。
鉱物を砕いた岩絵の具とは違い、価格も安く、使いやすくなっています。
岩絵の具が使いたくなったら、岩絵の具を追加で購入するだけでほかの道具はそのまま使えます。
セット内容は下記のようになっており、複雑な日本画の画材が一つにまとまっています。
そのため、日本画初心者にとっては選びやすくて僕はおすすめしています。
セット内容
水干絵具24色セット、水干胡粉
顔彩鉄鉢:青金・赤金・銀
とき皿2枚、膠液100cc
彩色筆、平筆、面相筆
明礬、色紙
絵を描く紙も色紙になっているのもいいですね。
面倒な水張りも必要ないので気軽に始められます。
絵の具の色数は24色あり、絵を描くには十分な色数もあります。
にかわも面倒な湯煎の手間の無い液タイプになっており、そのまま使えるのもうれしいポイント。
ちなみに、ミョウバンは紙のにじみ止めに使います。
日本画は紙ににじみ止めを行うことでにじみ過ぎを防ぎ、しっかりとした線を残すことができます。
はじめて日本画を始める人はこのセットからはじめるのがおすすめ。
ぜひこの機会に日本画をはじめてみてはいかがでしょうか。
ほかの日本画の絵の具についてはこちらで解説しています。↓
水干絵の具以外も試したくなったら追加で購入してみてください!
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