魚を描こう!
今回は魚の絵の描き方について簡単に紹介していきます。
夏休みの宿題や、自分で釣った魚を描くときにぜひ参考にしてみてください。
簡単な絵とリアルな絵のパターンを動画付きで紹介します。
魚の絵を描くときのポイント
魚の絵を描くときのポイント
・生き生きと描こう
・ひれの形は重要
魚は当然いきものなので、生き生きと描くことが絵では重要になってきます。
頭の中で生き生きと描くことをイメージすることで自然とそういう風になっていくので、
そう思いながら描いてみましょう。
また、魚はひれの形がかなり重要です。
魚の種類ごとにみんな形が違うので、写真や実物をよく観察してみましょう。
シンプルで簡単な魚の絵
シンプルな魚の絵はこちらの動画で描いています。
このような単純な絵の描き方としては、最初にしっかりと鉛筆で下書きをして、いい感じになったら迷いなく線を引くことが大切。
画材はボールペンでもいいのですが、通称ミリペンと呼ばれるペンを持っておくと描きやすいです。
このペンは本来製図用のペンなのですが、一定の太さが引けるのでおすすめ。
背景に泡や水草を描いておくと、それだけで水の中っぽくなります。
リアルな魚の絵
今度はアクリル絵の具を使って少しリアルに描いていきます。
魚のアジがモチーフ。
最初に水を多めにして体全体の色をざっくりと塗っていきます。
アジは背中に光沢があり、複雑な色味になっています。
そのため、水色や黄土色、茶色、緑などの色を重ねながら色をつくっていきます。
ちなみに画材はアクリルガッシュを使っています。
魚は形がかなり複雑なので、観察がとても大切。
ネットで参考画像をよく探したり、実際に魚を買ってよく見ながら描きましょう。
正方形のキャンバスにうまく収まるようにあえて45度傾けて描いています。
このような構図もオシャレですよね。
顔を少し描きました。
えらのあたりの形が少し複雑なのでよく確認します。
他に、口が上向きについていたり、ひれの形などもよく観察しましょう。
ひれの色は薄いですが、この段階でうっすら色を塗っておきます。
色がほとんどないときはあえて実際より少し色が暗い設定にしておくと描きやすくなります。
実際のアジのおなかのひれは白っぽいですが、この絵ではあえて最終的に黄土色っぽく暗い色にしています。
このように最初にうっすらと魚の体の全体を描くことで、全体感が分かりやすくなり、描き進めやすくなります。
ここから少しずつ色を塗り重ねて暗くしていきます。
色を塗り重ねながら背中や頭の色を作っていきます。
アジは体にうっすら縞模様があるのも特徴です。
最後に白い不透明な絵の具(アクリルガッシュ)でハイライト(光が反射して光るところ)を描いて完成です。
ハイライトを描くと一気に魚が生き生きして見えますね。
特に目にハイライトを入れるのはかなり重要なので、忘れずに描いておきましょう。
今回はこんな感じで完成です。
ぜひ皆さんも描いてみてください!
動画でも解説しています。
ぜひチャンネル登録もしていただけると嬉しいです。
おまけ ほかの魚の絵
ベタはひれの美しさが特徴的。
泳いでいるように揺らいでいる感じを丁寧に描いてあげます。
うろこもうっすらと描いてあげるとよりクオリティが上がります。
また、水草を手前と奥に描くことで、空間の広がりを出しました。
奥に行く水草は色を薄くしてあげましょう。
金魚やメダカは上から見た絵を描くのも面白いです。
特にメダカは描くのが難しくないので、比較的簡単にいい感じの絵が描けます。
コメント