絵の具で描く空と雲の描き方を解説!
今回は絵の具で描く空と雲の描き方について解説していきます。
主に油絵具やアクリル絵の具を想定しています。
ぜひ参考にしてみてください!
空のグラデーションの描き方
まず最初に空のグラデーションを描きましょう。
グラデーションは絵の具が乾かないうちに手早く塗っていくことで作れます。
アクリル絵の具だと乾燥時間が早いので少し難しいですが、大きな平筆を使うと比較的簡単にできます。
画面の両端にそれぞれの絵の具を塗り、間をぼかすように筆で塗っていくことでグラデーションは作れます。
ここからは空を描くにあたり、どの色を使えばいいのかを解説していきます。
青空の色
青空の場合、真上に近いほど濃い青になり、地平線に近づくほど白っぽくなるようにグラデーションを作ります。
写真を見ても、水平線に近いほど白っぽくなっているのが分かりますね。
夕焼けの色
夕焼けの場合は真上に近いほど青や暗い紫の寒色系、水平線に近いほどオレンジや赤の暖色系になります。
この間の色は白っぽい色が入るのも特徴ですね。
夕焼け=オレンジのイメージですが、意外とオレンジが少しでも夕日を表現できたりします。
夜の色
夜は黒もしくは黒に近い紺色や紫色にします。
グラデーションを付ける場合には地平線側にうっしら白を入れる感じで作るのがおすすめ
あんまり青くしすぎると夜感が無くなるので注意。
青くする場合には、月や町、木のシルエットなどを描いて夜の状況を説明すると良いです。
雲の描き方
雲の描き方ですが、一番描きやすいのが入道雲に近い雲です。
雲は形が不定形なので、雲っぽく見える形は少なく、唯一形だけで雲とわかるのが入道雲。
空の背景がない場合でも、雲とわかるぐらいなので、初心者にもおすすめ。
入道雲を描く場合はいくつかポイントがあるので紹介します。
・丸が複数組み合わさった形でとらえよう
・地平線に近づくほど横に細くなり、雲の数と密度が増える
・影は青~紫、グレー系を組み合わせよう
・丸が複数組み合わさった形でとらえよう
入道雲系の場合、基本的な構造として、球体が複数組み合わさったものをイメージすると描きやすいです。
そして、下側はつぶれたような感じで風になびくようにしてあげます。
この構造を意識して、少し崩してあげると自然な雲になっていきます。
・地平線に近づくほど横に細くなり、雲の数と密度が増える
雲は地平線に近くなるほど横からの角度で見ることになるので、平べったく見えます。
逆に真上に近い雲は綿を広げたような丸っぽい型になっているはずです。
地平線に近いほど、雲の密度も増えていくのがポイント。
これらをうまく描いていくことで、空の奥行きが表現できます。
・影は青~紫、グレー系を組み合わせよう
雲も立体物なので、当然影ができます。
空の色より少し濃い色を使い、グレーを混ぜた色がおすすめ。
あまり濃い色を使うと雲が重く見えてしまうのに注意しましょう。
実際に雲を描いてみた!
実際に雲を描いてみた動画はこちら↓
ぜひ参考にしてみてください!
ちなみにおすすめの画材についてはこちら↓
コメント