シュトックマーとは?どんな画材メーカー?
シュトックマーとはみつろうを使った画材のメーカー。
ドイツで学校の先生をしていたファルムセンと、ニュージーランドで養蜂家をしていた兄弟のハンスが創業。
創業当時にみつろうを使ったクレヨンを開発しました。
現在はクレヨン以外もみつろうを使った粘土なども製造しています。
シュトックマーのみつろうクレヨンの安全性は?
シュトックマーのみつろうクレヨンは自然由来のものを使用しています。
・クレヨンの主原料…みつろう
・顔料…食品由来のもの
・紙を巻くための糊…ジャガイモのでんぷん
原料のほとんどが自然由来なので、人の健康や、環境にも優しいクレヨンになっています。
万が一子どもが口に入れても大丈夫なように配慮されたクレヨンです。
みつろうって何?
みつろうとは、ミツバチが巣を精製したもの。
ミツバチがハチミツを食べたときに蝋を分泌し、それ原料となっています。
みつろうの用途は口紅や、化粧品にもよく使われるほど安全性が高い原料です。
他には木製品のつや出しや食器、ろうそくに使われています。
工芸の世界でもよくみつろうは使われます。
国によってはお菓子の材料にもなっているようです。
食べてみたいですね!
シュトックマーの認証マーク
シュトックマーは下記の認証マークを取得しています。
これらはシュトックマーの画材としての安全性を裏付けています。
・CEマーク
→EU加盟国の基準を満たす商品につけられる安全基準のマーク
・AP無害米国用マーク
→アメリカ芸術工芸製品研究所(芸術・創造的材料協会)から与えられるマーク
・シュピールグートマーク
→ドイツ優良玩具審議会推薦のマーク。子どもの健康と県境に配慮したものにつけられるマーク
・キッズデザイン賞
→「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」ための製品につけられるマーク
世界的によく使われるこれらの基準に通っているため、安心して子どもに使ってもらうことができます。
EUやアメリカの高い安全基準を満たしています。
子どもへに配慮されたものにつけられる認証も2つ取得してますね。
実際に使ったみた感想は?
実際に僕が商品を注文してみたので、レビューしていきたいと思います
パッケージはこんな感じ。
シュトックマーの製品は青いパッケージが印象的です。
みつろうくれよんは缶の四角いケースに入っていました。
紙箱ではないので、箱が汚れが付きにくく、手入れも簡単そうなのがうれしいポイント。
よく紙に箱に入ったクレヨンは中でクレヨンが動いて汚くなりがちですよね。
缶ケースなら、汚れも簡単にふき取れます。
中はこんな感じでした!
軸が思ったよりもずっと太い感じでした。
日本で一般的に販売されているクレヨンよりも太いと思います。
子どもの手でにぎりやすそうな印象。
付属のヘラもついていましたが、これはクレヨンの汚れ落としや、とがらせるときに使うものだと思います。
臭いはほぼ無臭で、むしろうっすら花の香のような優しいにおいがします。
クレヨンで少し試しに塗ってみました。
発色はほかのクレヨンと変わらない感じです。
程よい硬さがありながら、塗りやすいクレヨンだと感じました。
軽い力でもしっかりと塗ることができます。
ポイントなのが、手へのべたつきがかなり少ないこと。
触ってもべたべたしておらず、むしろさらさらしている感じです。
描いていても手や周りが汚れにくいのがうれしいです。
クレヨンの難点は周りが汚れること。
ですが、このクレヨンはその心配が少なそうです。
シュトックマーのみつろうクレヨン感想まとめ
シュトックマーの感想をまとめると
・缶ケース入りで手入れが簡単で汚れにくい
・手へのべたつきが少ない
・ほかのクレヨンと同様に軽い力でしっかりと塗れる
・安全基準はばっちりで、子どもの健康と環境にやさしい。
・太めで子どもでも握りやすい
こんな感じでした。
ほかのクレヨンよりもメリットが多く、実際に買ってみて思ったのが何よりも使いやすいこと。
僕は美大を卒業しており、様々な画材を使っていますが、
このみつろうクレヨンは画材としてとても優秀だともいます。
仮に自分の子どもにはじめて画材を渡すならこのシュトックマーのみつろうクレヨンを渡しますね。
デメリットとして、色数が少ないですが、子ども用の画材としては色数は必要ないので、十分これでことたります。
ぜひ自分の子どもに画材をプレゼントするなら検討してみてはいかがでしょうか!
今回購入したものはこちら↓
ちなみにブロックタイプもあります。
シュトックマーは蜜蝋粘土も製造しています。
シュトックマーは今回紹介したクレヨン以外にも、蜜蝋を使った粘土も製造しています。
これも子どもの健康に配慮されているものなので、併せて参考にしてみてください。
記事はこちらで詳しく解説しています。
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