水彩画を描いたら保護スプレーを使おう!
今回は水彩用の保護スプレーのメリットを簡単に解説していきます!
皆さんは描いた絵は保護スプレーをかけていますか?
時間をかけて描いた大切な作品がかびてしまったり、変色してしまわないようにスプレーをしておきましょう!
水彩で使われている保護スプレーは通称、ワニスと呼ばれているものですね。
樹脂を溶かしたもので、コーティング剤としての効果があります。
保護スプレーを使うメリット
保護スプレーを使うメリットは大体この3つです。
・絵の具の変色を防ぐ
・汚れなどから守る
・カビを防ぐ
・絵の具の変色を防ぐ
絵の具の色は長年の間、日光などの紫外線にさらすと色が変わる場合があります。
そのため、保護スプレー(UVカットの効果のある)をかけることで軽減することが可能。
一応、アクリルの額装をすれば、アクリル自体に紫外線をカットする効果がありますが、より万全を期したいときにいいですね。
また、水彩絵の具は一度固まっても、水分で再度溶けてしまいます。
そのため、空気中の湿気から保護するためにも有効。
・汚れなどから守る
汚れなどから守るためにもスプレーは使われます。
たばこのヤニや、水気、ほこりなどからある程度守れるので、額装して保管しないのであればスプレーしておきましょう。
・カビを防ぐ
紙に描かれた絵は長年保管するとカビが生えることがあります。
丸く茶色い斑点ができるのがカビですね。
これは空気中の水分を吸ったり、ほこりなどによって起こります。
保護スプレーを使えばこのカビをある程度防止することが可能。
結論 描いたらとりあえずスプレーしよう
基本的に保護スプレーをかけるのはメリットしかないので、とりあえずかけておいた方がいいです。
作品を販売するときにも、作家として作品の保存に責任を持つ必要があります。
時間をかけて描いた大切な作品が台無しにならないためにも、なるべくスプレーしておいた方がいいですね。
保護スプレーはホルベインの水彩用メディウムバーニッシュがよく使われています。
画材店やネットで買えるのでぜひ使ってみてください、、!
体感ですがこれ1本で大体A4用紙50枚ぐらいつかえます。
艶ありのグロスと艶なしのマットがありますが、作品の雰囲気で使い分けましょう。
艶ありは光沢が出て、色が全体的に強くなり、光の反射がみえます。
マットは逆に色が全体的に落ち着き(特に黒がグレーに近づきます。)光の反射がなくなるので上品な感じになります。
どちらかを買うとしたら個人的にはマットのほうがおすすめです。
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