パソコンはmacとwindowsのどっちを買えばいい?
今回はパソコンの選び方について解説していきます。
パソコンを選ぶときに一番の問題になるのはmacを選ぶかwindowsを選ぶかですよね。
一般的にはwindowsのシェアが高いですが、macはデザイン業界では根強い人気があります。
そこで今回は美術・デザイン目線でどちらを選べばいいかについてメリットとデメリットをまとめました。
ぜひ参考にしてみてください
僕は普段は両方のパソコンを使っており、用途で使い分けています。
お金に余裕があればmacがおすすめ
最初に僕の個人的な意見を言うとmacのほうがおすすめです。
macは価格が高めな面がありますがメリットはその分大きく、取り合えず選べば間違いないです。
パソコンのフォントや画面上のデザインが優れているので、制作物が良く見えやすい面で優れています。
adobeのillustratorやPhotoshopもmacとwindowsでは見た目が結構変わるので、それだけでもmacを選ぶ価値はあります。
仕事で書類のやり取りをするようになる場合はwindowsがあるといいので、サブでエクセル用に安いwindowsパソコンを持つのもあり。
1世代前のmacだと安く手に入るのでそれもおすすめ。
ちなみにmacだと初期でWordやExcelなどのOfficeが入ることは無く、代わりに同じ機能のnumbersやpageが入っています。
ですが、使い勝手はOfficeのほうが優れているので、自分で購入するかWebで使えるOfficeを利用しましょう。
macのメリットデメリット
macのメリットとデメリットは主にこのような感じ。
メリット
・長く使える
・デザインが良い
・デザイン業界での普及率が高い
デメリット
・価格が高い
長く使える
macは買ってから長く使えるパソコンです。
一般的にパソコンの買い替えは4年程度といわれていますが、8年近くたっても使えるのがmacです。
僕の使った感じでは、動作が重くなるタイミングがwindowsよりも遅いですね。
長く使えるので、中古でも価格があまり下がらずに取引されています。
僕の経験では8年たったものでも動作はややもっさりしますが全然使えました。
mac自体はメンテナンスはあまり必要ありませんが、定期的にメンテナンスをすればかなり長く使えますね。
デザインが良い
macはデザインが良いのも大きなメリット。
これはパソコン自体の外見だけではありません。
例えば、文字の表示ではこのような差があります。
文字が違うと、見た目の美しさも大きく変わりますね。
illustratorやPhotoshopでもそのソフトの中のフォントも同じように影響を受けています。
そのため、制作したものが同じものでも画面上だとmacのほうが出来が良く見えます。
少しの違いでしょ?と思うかもしれませんが、一度macに慣れると久しぶりにWindowsを使ったときに「うわ、ださ、、」って思うほど。
デザイナーならこの差だけでもmacを選ぶ価値はあります。
デザイン業界での普及率が高い
macはデザイン業界ではシェア率が異常です。
体感ですが、8~9割ぐらいだと思います。
これはもともとmacだけでillustratorやPhotoshopなどのソフトが使えので普及しました。
このソフトはデザイン業界では必須で、ほかのデザインソフトとは使い勝手の面で大きな差がついていました。(昔は現在のようにデザイン系のアプリなどもほぼ無かったです。)
現在ではWindowsでも使えますが、UI面でmacのほうが使いやすいですね。
美大においてあるパソコンもほぼmacです。
macとWindowsの間でデータを送受信すると上手くいかないことが多々あります。
データの互換性面でもデザイン系の人であればmacはおすすめ。
価格が高い
macの唯一の大きなデメリットは価格が高いことです。
新品では大体8~15万円ほどかかり、windowsで同じようなスペックのパソコンを買うと約1.3倍ぐらいの価格差があります。
さすがappleといったところですね、
パソコンは買い替えるものなのでこの価格だと結構辛く、僕も美大生の時にmacが欲しかったのですが買えませんでした。
最近ではadobeもクラウド化して月額制になり、価格が跳ね上がったのでその点でもかなりつらいところ。
月額で数千円の費用はなかなかつらいです。
adobeを使わないならmacを使うメリットは少ないので安く済ませたいなら断然windowsになります。
とはいえ、長く使えるパソコンなので型落ちのmacを買うと安く買えます。
1~2年ほど前の型落ちでもほぼほぼ困ることはありません。
windowsのメリットデメリット
windowsのメリットとデメリットについても解説していきます。
メリット
・コスパが良い
・3D系のソフトや図面作成等の一部の専門的なソフトに対応していることが多い
・デザイン系以外でのシェア率が高い
デメリット
・macよりもデザイン性では劣る
コスパが良い
Windowsはコスパは割と良いです。
macはappleのみですが、Windowsはいろんなメーカーがあるので価格競争が激しく、その分安く手に入れられます。
パソコンの種類が多く選択肢が広いので自分に合ったパソコンを選べるもの大きいですね。
パソコンの知識がないと割高なパソコンを買ってしまいがちなので注意が必要ですが、少し調べるだけで安く購入できます。
注文してから製造するため安く手に入るBTOパソコンや、クリーンアップ済みのほぼ新品の中古のパソコンを買うと5万円前後でも使えるパソコンが手に入ります。
5万円前後のものでも動画編集は難しいですが、illustratorやPhotoshop程度なら十分に動くスペック。
3D系のソフトや図面作成等の一部の専門的なソフトに対応していることが多い
Windowsは専門的なソフトに対応している点で優秀です。
Windowsはシェア率が高いので、その分多くのソフトが使えるのでかなりマイナーなソフトも扱えます。
デザイン系に限って言えば、図面の作成や3Dモデリング等の専門的なソフトはWindowsのほうがソフトの種類が多いです。
adobeも今まではmacのみでしたが、Windowsでも使えるようになっているのでその点でもWindowsのほうが選択肢は多いですね。
よほど特殊なことをしない限りでは使うソフトはwindowsとmacでほぼ同じですが、専門性の高い仕事をする場合は注意が必要ですね。
デザイン系以外でのシェア率が高い
windowsはパソコン全体のシェア率はダントツで高いです。
国内ではmacが10%ほどに対してwindowsは7~8割ほどのシェアを誇っています。
デザイン業界ではmacのシェアがダントツですが、パソコン全体でみるとwindowsのほうが依然として高いままですね。
そのため、macでは普段の業務で書類や契約書、その他資料をやり取りする場合、デザイン業界以外ではデータのやり取りがうまくいかないことが多々あります。
エクセルデータやWordデータは大抵Windowsのパソコンから送られることが多いので、データの破損やうまく開けないことがよくあります。
そのため、シェア率の高いWindowsのパソコンはデータ互換のしやすさからおすすめ。
デザイン系の業務以外が主ならWindowsがおすすめ。
確定申告をしたり、契約書の作成にはWindowsでOfficeを使っていた方が便利な時は多々あります。
macよりもデザイン性では劣る
デメリットとしてはデザイン性の問題が大きいです。
macのところで説明しましたが、フォントの見た目の差が大きいので、パソコン上でデザインした時に作ったものの出来がよく見えにくいということがあります。
デザインを本格的に仕事にしていく場合には大きなポイントなので、macにしてしまう方がいいかもしれません。
ちなみに、macを作ったジョブズ氏は大学でカリグラフィーを学んでいました。
その経験がmacに生かされているため、macは以上にフォントがきれいに作られています。
おすすめのパソコンについて
最後に、僕が選んだおすすめのパソコンについてはこちらで紹介しています↓
美大を出て現在も美術の道に進んでいる僕の経験から選んだので、美術・デザイン関係の人は是非参考にしてみてください
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