夏休みの自由研究!いい例とダメな例!
今回は自由研究のテーマの選び方について書いていきます。
小学校で誰もが経験する自由研究は夏のプチイベントですよね。
その自由研究・工作に関して美大の教職課程(学校の先生を目指す人向けの授業)をとっていたアーティストとしての考えを書いていきます。
自由研究のダメな例
自由研究にはダメな例が存在します。それは
「○○キットを買っちゃう」「大人が口を挟んじゃう」
この二つです!
キットを買うのがダメな理由
よく巷では夏休みの期間に自由研究にむけて工作キットや実験キットの特設コーナーができて賑わっています。
私自身も小学生のころにキットを買ったことがあります。
キットを使うと確かに一見見栄えのいいものができます。
しかし、このキットは教育の観点からすると実はあまりいいものではありません。
それは子供の発想や工夫を阻害するためです。
自由研究の目的はこどもが自発的に自分で考え、工夫して行うものです。
なのでキットを使ってしまうとその工夫できる余地がなくなってしまうので良くないんですね。
「大人が口を挟んじゃう」
ついつい口を挟んじゃう、、これはありがちだと思います。
親心としてこどもが何かを迷ったりしているときに、アドバイスを超えてしまい、結果的にほとんど自分でやってしまった、、、そんなことはないでしょうか。
そうすると、そもそもこどもの自由研究の意味がなくなってしまいます。
いい自由研究とは?
子どもの自由研究についていい自由研究とは何でしょうか。
私の思ういい自由研究とは
・子ども主体で大人は簡単なアドバイスのみ
・子ども自身で考えさせる
・完成度は無くてもOK
この3つだと思います。
まず、テーマに関してこれは大人から「こんなのはどう?」程度にアドバイスするのはいいと思います。
テーマが決められない子に関してはアドバイスしましょう。
ただ、テーマを決めるのはあくまで子どもです。興味を持ってできることをさせましょう。
この時、既存のキットを使うのは控えます。
その後、なるべく口を出さないように見守ります。アドバイスは求められた時だけでいいと思います。
また、完成度はあまり気にしなくても大丈夫です。
完成度はあったほうが自信がつくことにはつながると思いますが、あくまで完成度より自分で考えるプロセスのほうが大切です。
自由研究のアイディア例はこのような本を参考にしてください!
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